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黄色い家
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黄色い家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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朝起きて、ご飯を食べてとか日記が永遠に続く。 反社的な悪い事でお金を稼ぐも、警察密着ドキュメンタリー番組見たことあればそれで何⁇な感じ。 最終ページでは何もなく脱力感… | ||||
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ストーリーは、いわゆる底辺育ちの女の子が最初は真面目に働いていたけどだんだん状況が悪くなり、90年代後半に流行っていたスキミングなどの下っ端犯罪に手を染めていく。 それを大人になった主人公が思い返すような形です。 とにかく期待外れが大きい 冒頭で、主人公が昔の知り合いであるキミコという60代の女性が10代の女性を監禁していた犯罪をニュースで知り、当時の知り合いである別の女性に連絡を取ります 彼女らの会話から、 ◯キミコは特別な存在で主人公らは何かをさせられていたこと ◯自分たちのしでかしたことの関係で死んだ人がいること そういった、昔何かが起きたらしい気になる話が出ます さらに、物語本編である主人公の過去話が始まると、キミコという女性は性格がよく、主人公にとってなくてはならない存在であることが描かれ、冒頭の監禁事件の犯人とは思えません このこともあり、主人公とその周辺の人間たちに何が起こったのか非常に興味を惹かれます 冒頭だけで言えば星5です けどがっかりでした まず、とにかく長い 500ページ以上もあるが、だらだらと主人公が起こす行動を書かれているだけで、だれてきます。 しかもいつまで経っても前述のヒキに関わることが出ない ようやく真実がわかるときが来たかと思ったら、予想外で意外な驚きの展開でもなんでもない 冒頭で「昔、あんなことをやらされて」とすごくもったいぶって書かれた割には、今で言うオレオレ詐欺の出し子みたいな犯罪。 ただ底辺が底辺らしく行き着く先に行き着いただけ その後もだらだらだらだら主人公の犯罪行動が続くだけ 最後の方は、いきなり主人公がブチギレて困惑。 (キャラをちゃんと作れてない人にありがちのパターン) 結局そのキャラ壊れたかと思うくらいの激怒で金持って逃げようとした仲間を説教したくせに、自分は逃げて本編終了。 また時代が現代に戻り、主人公はキミコと再会してなんか悲しくもいい感じの雰囲気で終了 終わってみると、読者が冒頭で作品に期待することは全てすかされた感じ ◯キミコの監禁…… 詳細はまったく明かされず、第三者から「キミコは関係ない。記事のようなことはない」と語られ、冒頭のワクワクを裏切られる ◯キミコは特別な存在で主人公らは何かをさせられていたこと…… キミコは主人公等の元締めというわけではなく、主人公が犯罪を始めてからはほぼ置物化。確かに、主人公の母親がいなくなったときにいてくれた点で重要な人物だが、物語の核心においてはほとんど蚊帳の外。 ハリー・ポッターで言えば、ヴォルデモートみたいな書き方を冒頭でされてるけど、実際はハグリッドみたいなもの。 ◯自分たちのしでかしたことの関係で死んだ人がいること…… 主人公らのまったく関係ないところで勝手に死んだだけ その他、主人公が自分の金を盗んだ男に再会した時、私は「やっぱこいつは再登場すると思ってたんだ! やったれ!」と、もうこれは誰でもわかる復讐によるカタルシス解放シーンだろ!、とワクワクした場面なのに……普通に逃げられてそれでおしまい…… 主人公に仕事を回していた関係深い人が消えた後、普通なら主人公と接触するだろう、と期待しても消えたまま足取りも何もわからず終わり…… ワンピースで言えば、ウソップが船を降りた後二度と登場しない感じ 本当に、読者が期待することを全て悪い意味で裏切る作品でした | ||||
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知らない主人公の全くの絵空事を、どれだけ現実味を持って、今、ここにある現実の問題と併せて、自己や自分の周りの事として感じられるのか、それが小説のリアリティだとしたら、この小説は、あまり成功していないと思う。 いろいろあるが、主人公が三軒茶屋の町中華で餃子を頼み、食べるシーンがある。まるで餃子の注文は、かなり慣れているかのように、「皿」や何人前ではなく、「二枚」で頼んでいるくだりがある。東村山から出できて、外食なんぞあまりして来なかった少女が厨房言葉を使うのは、まだいいが、そのあと餃子を「餃子のタレ」につけて食べる。 東京では、「餃子のタレ」などない。醤油とラー油とお酢で、作ったものを、あるいは酢胡椒でもいいが、それを「餃子のタレ」と呼ぶ人を私は知らない。多分いないと思う。関西から来た人でなければ。東京の町中華には、「餃子のタレ」は置いてないし、自分で作ったものを、そう呼ぶ習慣もない。 大阪では、普通かもしれないが、東京の食べ方ではない。そんな描写がいろいろあった。翻訳すれば関係ないし、関東以外の人が読めば違和感なく読めればいいのかもしれないが。 | ||||
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本屋大賞にノミネートということで読んでみた。 冒頭部分は興味深かった。以前一緒に暮らしていた人が逮捕されたということから始まるストーリー。 ただ、その後の回想がどうにも冗長。この描写いらないのでは?という内容も多く、キャラクターにも共感できない。 最終的に、逮捕された事件の背景にたどり着くのかと思いきや・・・正直期待外れでした。 | ||||
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騙された。川上未映子にしては面白くなく、続きも気にならず途中で読むのやめた。 | ||||
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新聞で読みました。読者を惹きつける文章表現、やはり、長けています。これだけ詐欺が社会問題化している時に選択すべきテーマではないと、感じました。反社と関係している内容です。新聞の中刷り宣伝、見ましたが商業主義が先行する印象。氏の他の作品、エッセイはリラックスして読めます。 | ||||
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清々しい気持ちになりました 水のように流れる文体が素晴らしく 博覧強記とも言える作者の知性 子どもたちにも勧めたくなった | ||||
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描写が冗長な部分が多く、くどく感じた。 20年ぶりに昔の仲間と会って話をする場面で、みんながどんな生活をしていたか、どんな風に別れたかが語られてしまったので、回想の物語を読んでいても、何が起きるか予測できてしまう。 歴史を知っているから結末が分かっている大河ドラマみたいな感じ。 スリリングで引き込まれる所もあったが、後半のドタバタと病んだ主人公の言動に疲れてしまった。 他の作品も読んでみましたが、そちらもあまり好きにはなれない。 | ||||
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元々苦手だけど、本屋があまりに必死なので読んでみたけど相変わらず最悪。何も調べず書けば売れるだろう的に適当に書いてるだけ。 それこそ、2年に1冊ぐらいしか本を読まない、読書をまともにしたことがない人向けです。 | ||||
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金欠なので2090円の本を買っていいものか悩みましたが、600ページを超えているということでページ単価にすれば高くない、と自分に言い聞かせてがんばって購入し、読みました。 「夏物語」の感じで読んだのがいけなかったのかもしれません。 登場人物だれにも感情移入できず、中身はひじょうに薄っぺらいです。 要約してしまうと、貧乏や素行の悪さで社会から溢れた少女たちが、発達か知的がありそうな、ちょっと足りないおばはんを見つけて同居して、お金ないから犯罪して、怖くなっておばはんを見捨てて犯罪で得た金を分配して逃げた、という話です。それを600ページかけて書いています。 文体は読みやすいのでラストまで読みましたが、虚しかったです。 肝心なところをもっとしつこく、読者が入り込めたり納得したりするまで描写して欲しかったです。 | ||||
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