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木挽町のあだ討ち
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木挽町のあだ討ちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全83件 61~80 4/5ページ
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通勤電車で読みました | ||||
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これはきっと面白いに違いないと思い、即アマゾンに注文。 期待通り、本当に面白かった。 遅読の私が久し振りに一気読みしました。 5人の目撃者による証言が、 後で、上手に繋がる。途中で推理するのも醍醐味。 最後のどんでん返しが痛快。 これは、絶対映像化すべきだと思いました。 永井紗耶子氏の小説は初めてだが、他の小説も読みたくなりました。 | ||||
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当時の時代背景を非常に良く理解出来るし、中々の展開が面白く、寝不足になってしまったです。 | ||||
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単なる時代小説の域を超えている。最後の告白によるどんでん返しが誠に決まっている。久しぶりに面白い小説を読んだ。 | ||||
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■最近発表された山本周五郎賞受賞作である。 この作品はあちこちで評判を聞いていた。受賞作は毎年読むことにしているのでまさに渡りに船である。 直木賞の後援の文藝春秋社に対抗して作った山周賞は新潮社後援である。日本で2番目に権威のある大衆文学賞と言えるだろう。 特徴は直木賞よりも大衆性が高く受賞作は間違いない。 ■さて本作だが主人公菊之助は父親のあだ討ちを見事に成し遂げる。2年後ある若侍がことの顛末を聞きたいと木挽町を訪れる。 木戸芸者を筆頭に、立師、衣装部屋の女形、小道具係、戯作者それぞれが、あだ討ち前後の事情を語っていくのだが本人たちの人生までが語られ、その人情噺が胸をうつ。 最後に菊之助が語りだすのだが、何となく結末が見えてくる。そういう作品は悪く言われることが多いが、これは違う。もしかしたら“あのことは複線なのかい?” といくつか思い浮かんでくる。 どうか自分がした想像通りの結末であってくれと読者は祈るような気持ちで頁をめくっていくだろう。 素晴らしい読後感である。かなりネタバレ的なことを言っているが読んだ人でこのレビューを怒る人はいまい。 ■時代物とミステリーを掛け合わせた作品は捕物帖的なものも多く珍しくはないが、米澤穂信の直木賞作の『黒牢城』で何かフワーッと新しい風が吹くのを感じたが本作にも同様のものを感じたのは自分だけか? ■直木賞とは多少趣は違うがさすがは山本周五郎賞と受賞作を読むといつも思う。(本屋大賞はもっと違うが 笑) | ||||
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直木賞&山本周五郎賞受賞作 江戸時代の色々な階級の人生がメイン。 あだ討ちに関わった人達の想いと暖かさ。 もの凄い面白かった。 超おすすめ。 | ||||
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結末はありきたりかもしれませんが、 各章に出てくる人物たちの生き様があってこそのお話。見事でした。 この手のお話に詳しくはないのですが、義理や人情、そして忠義や身分が時代小説らしく描かれている一方で現代にも通じるメッセージもあるように感じます。読んで良かったと思える作品でした。 | ||||
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物語の組み立てが面白い。 途中でオッと思わせ、あとは期待通りに進むだろうとワクワクしながら、読めた。 | ||||
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舞台が木挽町だし展開は予想通りだけれど、流石の筆力。登場人物がいきいきと芝居を演じ、一気に読み終わりました。面白かった。 | ||||
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美しい仇討。絵に描いたようなドラマチックな仇討ちが描かれる。むろん、その経緯は決してただ美しいだけではない。…のだが、芝居小屋が小説の舞台となったことも、偶然じゃなかったのか。 人間関係に意外なつながりも出てきたりして、いよいよ面白くなってくる。 で、何かい。阿吽の久蔵さん、あんたまで一枚かんでたのかい。ただの口下手だと思っていたら、とんだ役者ぶりじゃないかよ。ありゃあ、やっぱりそのエピソードまで伏線だったってわけかい。 まあよくできてますわ。 | ||||
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直木賞受賞! おめでとうございます それにふさわしい傑作でした ジャンル分けしちゃうと、それがもうネタバレになっちゃいますね 私は何も情報入れずに先入観なしで読みました なかなか楽しめました 作者には、江戸時代の人々の暮らしぶりを紹介する意図もあったでしょうね それは成功してます 庶民や周辺の武士たちの日常が、見てきたかのように描写されてて、知的喜びがあります メインのストーリーも良くできてます 読み終えて、こんな風なストーリーテリング、どこかにあったような。。。 と思わなくもないですが 映像化に向いてる気がしました | ||||
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今まで時代小説に縁がなかったので、最初は読み始めるのを躊躇していましたが、2023年7月号の小説新潮に最初の一部が掲載されておりそれを読んてみたところ読み進めていけそうなので、単行本を購入しました。 結論から言うと、とても楽しい、そして内容的にも満足のいくものでした。 小説の筋や結果も納得でき、よかったと思えるものでしたが、その過程の、いわゆるあだ討ちの目撃者の話がまたうまくできている。 なんでいちいちこの人たちの話が出てくるんだろうと思いながら読み進めていましたが、最後できちんとまとまり、なるほどこういうわけか、ああ、読んでよかった、心地よかったと思えました。 いままで時代小説は読んでこなかった方にもお勧めできる本です。 | ||||
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ストーリーとしては、特に驚くようなものではないけれど、サクッと読みやすいし、まぁ、面白かった。 | ||||
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一言で言って、随分とまともな時代小説だ。 最近、平岩弓枝氏の「御宿かわせみ」シリーズのいくつかの作品を読んだが、この作品と比べると、どうもひと時代前の小説に思えてならなかった。 時代小説をどちらが古いと言っても笑われるだろうが、それでも文章のセンスや登場人物のあしらいが新しい感覚に溢れているのだ。 「御宿かわせみ」はTVや劇場で散々演じられていたように、そうした媒体に合っている。 対して、こちらの作品は映画化や戯曲化には向いていない。と言うか、そうするのは難しいだろう。それほど技巧を凝らしている。 従って、文学作品らしさも本作の方が優っているとも言える。 これから、著者の過去の作品も読んでみようと思う。楽しみな作家が登場した。(自分が知らなかっただけか) | ||||
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映画にすれば素晴らしい映像が見える物語。久々の時代物での感動作。あだ討ち、雪、人情、芝居小屋といったものが絡み合い、最後の結末に結実する、よく練られた構成です。是非、映画にしてほしい作品。主人公は誰が適任であろうか、考えるだけでもわくわくします。女性作家というのも頼もしい。最近、男性の時代物作家に元気がない。皆様、読んでみてください。 | ||||
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なんで木挽町の真ん中でみんなの目を見張らせるような仇討ちを仕組んだのか?その原点と最後の曇天返しを舞台回しが物語る、作者の視点が新鮮。 | ||||
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最終章以外は完璧。最終章に至る前には、感動の話や描写が多数あり、涙した。しっかーし。。。最終章の「どんでん返し」がもたもたしすぎで、ちょっとイラつく。記述がくどくって、だんだんと真相がわかる展開で、意外性と迫力、爽快感がいまいち。。。惜しいなぁ。それに、これ、最後まで仇討ちの実際を隠そうとした菊之助の嘘を、「総一郎が暴く」って展開にした方がよくはなかったか?これじゃ、総一郎、単なる聞き役で、あまりに軽い。読者目線は総一郎と同じわけで、最終章は、総一郎の主観、語りにして、小さな疑問から菊之助を問い詰めて、真相を語らせるってのがいいぞ。 あるいはまた、念願を達成した後、菊之助は武士をやめて母親と江戸に出るって展開の方が、小説全体のつじつまは合うぞ。様々な生まれの人々の人生を描写した意味が生きてくるし。うーん、最後がなあ。。 | ||||
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新聞でも紹介されていました。 | ||||
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ラジオで紹介されていて直ぐに読んでみたいと勤め先の近くと住まいのある書店、大きなショッピングモールの書店を探しましたが、何にも無くAmazonで購入しました。読みはじめたら登場する人物描写が上手く段々引き込まれて行き一気に読み終わりました。面白さでは星五つでしたが、ちょっとだけ理解出来ない部分があり星四つにさせて頂きましたがお勧めの一冊であるのは間違いありません! | ||||
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女人入眼が、期待外れだったので、どうかな・・と思って読み始めたが、面白かった。実在の歴史上の人物を描くより、こういう、全くのフィクションの方が自由度が高い分、読み応えのある物語になるんだろうなと感じた。 物語自体は面白いので、良いのかもしれないが、ところどころ、ん?と思う部分はある。 剣術を江戸に来てから立師に習うぐらいの腕だった10代の若者が1人で、自分より大きい男の首級をわずかな時間で上げる(要は首を斬り取る)ことなど、できるだろうか。 それから武家の身分。藩の御用人の息子は例え嫡男であっても「大名家の若侍」ではないだろう。そもそも300石高では大名ではない。旗本の息子に嫁ぐより安泰とは、どういうことだろう??と首を捻りたくなる。大名家というからには、どこぞの藩の跡取りなのか、と思ったら、藩の御用人の息子・・・。 しかも、そのぐらいの身分の侍や、姫が、共もつけずに許嫁の家にふらりと現れたり、見染めた娘の家を訪れたり・・。江戸時代は、思いのほか、おおらかな時代だとは言え、それは無いと思う。浪人の娘とか、田舎の半農半士の家の娘、というなら、まだわかるが。(それでも下男ぐらいは連れて出かけると思う) というような、様々な、ん?というひっかかりは、あったが、ストーリーとしては読みやすく面白かった。 | ||||
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