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なまなりさん
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なまなりさんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 41~60 3/4ページ
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長い実話怪談が読みたくて買ったがうむ。 うむ。 コメントに困る。 要は双子姉妹からひどい嫌がらせされた女性が、姉妹を恨み姉妹に復讐すると言う、因果応報・勧善懲悪のスカッともの話。…の筈なんだが。 被害者の女性はいなくなってるからか、双子姉妹の後日譚ばかりが描かれるし。 わたしは双子姉妹が大嫌いだから、語り手さんがこの双子やその家族と親しげに会話したりするとムカッとしてしまうし。 しかしどんどん被害女性のかけた呪いが明らかになり、「そこまでやるか…いや、でも、酷い目に遭ったんだし、ここまでして当たり前か、いやしかし」とどっちに同情していいんだか解らなくなってくるし。 (いや、やっぱりこれは被害女性の呪いとか執念を読者は怖がらなきゃいけないんだよね?そんな流れだよね?) あとワケわからん所に呪いが発展していくし。(何故双子姉妹とその一族だけじゃない?) 実話怪談でのお約束、「肝試しに行ったバカ共が酷い目に遭った」「いじめっ子が片端から復讐されて今じゃ皆行方が知れない」なんてパターンの話は散々読んだけど、お約束でも大好きなんだけどねー、うーむ。 誰に感情移入していいか解らない話でした。 | ||||
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「なまなりさん」(中山市朗著:角川ホラー文庫) 伊東礼二に降りかかった、なまなりさんの怪異。 全部、実話なのである。 現実は小説より怖過ぎて、今晩とても眠れそうに無い。 | ||||
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中山先生の山の牧場・ノブヒロさん・八甲田山・京都幽霊マンションに続く秀作。呪いの恐ろしさを感じてください。 | ||||
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とても怖い。スプラッターでも心霊でもない。事実が淡々と描かれているとすれば。そして悲しみがやってくる。この本は読むべきだったのか、自問してしまう。怖い。 | ||||
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経験実話の物語が怖くて面白かった。 思わず、GoogleMAPで於茂登岳を検索してしまいました。 | ||||
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読み進んでいく中で、まずタイトルの感想をもちました。ネタバレになるので詳しい内容は伏せますが、新潟の旧家(豪商?)が主な背景というか舞台で、郷内心瞳さんの「花嫁の家」のような暗さ、怖さ、おぞましさで進んでいきます。エグい、怖い。 さらに中山市朗さんの文章は簡潔でルポ風で淡々としているぶん、余計に怖かったです。表紙の仏壇の写真も気持ち悪いけど、この本に出てくる気持ち悪さに比べたら全然可愛いものですね。 | ||||
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やっと読めました。 軽い気持ちでは読めないですね。 数百年前から続く因縁、呪い、祟り、そう考えるとゲスの筈の件の双子が少し可哀想に思えた。 | ||||
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令和の時代に読んでもゾッとする | ||||
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面白かった。 | ||||
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中山先生が新耳袋ではあえて掲載しなかった「呪い・祟り」を題材したとあって、内容はハンパじゃない。イジメによる自殺と呪い、因果報応がテーマだけにひたすら暗く、救いがない。だけど、とても読みやすいし、きちんとエンターテイメントになっているところは、中山先生の筆力だと思います。 | ||||
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読みやすくすぐ読めました。犬神憑きについてもっと書いているのかと思ったのですが、 あっさり説明だったので、もう少し書いて欲しかったなかという印象でした。 | ||||
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☆5で普通に、おもしろい怪談。 なにより文章がシンプルで、主人公が色々と調査しながら真実に近づいていく内容なので、 事象の関係性が分かり易く読みやすいのが好印象。 でも内容が、吹っ飛びすぎているので恐怖感より この後どうなってしまうんだろうという好奇心の方が強くなってしまうのが、不評な原因かも面白いのになぁ(笑) ネタバレですけど… 犬神憑き、何故か廃刊になりタイトルが変更された恐怖マンガ誌等、 いろいろと面白いキーワードが登場するのもリアル。 個人的には、 魔百合の恐怖報告コレクション 1 霊界への道標 (HONKOWAコミックス 魔百合の恐怖報告コレクション 1) の寺尾玲子さんに読んで貰って詳しい話を読んでみたい本。 ほんとうに因果応報って、この事か…怨念ってすごいんですね。 しかし報われない話で可哀想すぎます。 当然、紗江子さんの事ですよ双子じゃないです(笑) 読後、なんか色々と考えるとゾクゾクするのが、本当に怖い話でした。 その中でも結局… 触らぬ神に祟りなしは本当だったというオチは、なにげに一番恐ろしい(笑) | ||||
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文章力、神ですよね? 新耳から中山氏のファンです☆ これ映画化しないかな★ 悪いことしてる人が見ると良いクスリになると思うんですが♪ 因果応報って本当にあるんだなって改めて感じました↑ 怖かったです! | ||||
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一読した感想ですが、面白かった! 辛口なコメントをする方もいらっしゃいますが、十分に怪談として成立しております。 この手の「祟り系」怪談は、語り手に(もしかしたら聞き手にも)不幸を招くとかで、 業界でも触れたがる人は少ないとか。 まず、それを乗り越えて出版してしまっているところがコワイ。 個人的には、この本のテーマである天罰や祟りは存在していてほしいと願っています。 そうでなければ、ヤリ得で理不尽な世の中になりますから。 勧善懲悪的な視点で見れば、復讐劇です。 殺したいけど殺せない相手がいる人が読むと、癒しにつながるかも。 僕も祟り手を応援しながら読みました。 最後に、理不尽に追い詰められて亡くなった方のご冥福をお祈りし、 死ぬことすら出来なかった方への同情を残して終わります。 南無阿弥陀仏。 | ||||
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ストーリー的には結構楽しめた。因果応報を絵に描いたようなストーリー展開 はハラハラドキドキさせてくれるが、読んでいてそれなりに結末は想像できた。 確かに、私も双子の姉妹はセレブな○姉妹を連想しながら読んでいました。 でも、大江戸調の「悪い奴は地獄に行く」的な勧善懲悪ものはオーソドックス なんですよね。蒸し暑い夏の夜にはオススメの一冊です。 | ||||
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新耳袋の終了以来初めて、 中山、木原の新耳袋ユニットがそれぞれ別個に新作を発表。 木原氏の「隣之怪」は「新耳袋」シリーズの延長であるのに対して、 中山氏は、本作「なまなりさん」で、がらっと作風を変えてきました。 今回冒険したのは、明らかに中山氏です。 そんなことから『新耳袋」は木原さん主導だったかと気づかされました。 ともかく、 新耳袋出の怪異の語り口、作法に自分も含め多くのファンは慣れていただけに、 本作を手に取ってみて、「あれっ」と思った人が多かったと思います。 まず一冊まるまるの長編です。 そして新耳袋と同様に実話の採録ではありますが、 新耳袋では徹底して行われたストーリーの匿名化は薄まって、 いわゆる怪談話の定石に従い、怪異の因果が丁寧に語られます。 そして最後に因果応報の結末を迎えます。 テーマは祟り話。 さらに一人称。 中山氏の新作は、 怪談という点は新耳袋と同様ですが、 構造、視点などはまったく異なる作品です。 ストーリーは禍々しく、読後感は重かったです。 物語の最後、怪異は一応終わるのですが、 さらに次の怪異、祟りが始まるような余韻が残ります。 そもそもこの話、 映画化の話がきっかけで中山氏が関わる場面からスタートするのですが、 確かに映画化したらこわーいホラー映画ができそうです。 そういう点では劇的な話。登場する霊は「呪怨」の伽?子を連想しました。 中山さんは、ジョンとポールでいえば、ポールの方だったのかと。 | ||||
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昼間読んで、夜寝てから思い出して、考えているうちにじわじわと恐ろしくなってきた。そして悲しかった。時を経ても減退しないらしい人間の念や業の事。一体、この話の本当の始まりはいつ、どこからなのか?現在生きている私達にこれに克つ力を持つことができるのか?私達皆に先祖があり、彼らはみな血なまぐさい時代を生き延びたのだ。もしかしたら他人事ではないのかもしれない。夜、布団に入ってから、そんな事をつらつら考えてなかなか眠れなかった。それにしてもだ、本文と帯に間違いをみつけてしまってちょっとおまぬけ。で、緊張がそがれて星4つ。 | ||||
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中山市朗氏の著作は、あったことのみを記す。 削ぎ落とした文章に人間味はなく、それ故に怪異を浮き上がらせる。 淡々と綴られた本作は人間の業の物語と感じた。 もっともこの世で恐ろしいのは人間なのだ。 あらためてそう思った。 この真実を世に出したこと自体、価値があるのではないかと思う。 | ||||
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怪異に対しての知識が蒐集化レベルの人、或いはある程度学んだ人にはなかなか面白い本と呼べます。そして様々な面で自分の中で“なにか”を再確認出来るものが存在します。が一方で、中途半端な知識の人が、読めばうさんくさかったり理解出来ない内容となっているかもしれません。読み手のレベルを選ぶ一冊となっています。 | ||||
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いつもは短編しか読まないのですが怪談話として長編に初めて引き込まれました! 本当にコワイ話!是非お勧めです!女の怨念と人間の怖さが寒気を起こします! 中山市朗のHPの怪談もこわいですが、本でこんなにコワイ本は初めてかもしれません。 夢見そうで五つ☆です! | ||||
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