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黒い海 船は突然、深海へ消えた
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黒い海 船は突然、深海へ消えたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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消化不良の作品でした。 | ||||
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あぁ、オチはそうですか。残念ですな。 | ||||
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結局原因が何もわからず、消化不良。 | ||||
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現役の航海士です。 海難を扱った作品ということで購入しました。 まず最初に船舶に対する知識が全体的に付け焼き刃な感が否めません。 船舶のプロではなく、ジャーナリストが書いた著書ということなので、ある程度のことは仕方ないのかと思いますが、排水トン数と総トン数の違いを理解していないなど致命的な間違いが多々ありました。 加えて、全体的に文章が回りくどいです。 船の専門家向けに書いている本ではないので仕方のない事かと思いますが、専門用語の解説を文章の繋がりを切るように書いているので、読んでいて一々足止めされる感じがありストレスでした。専門用語を分かりやすくしたいがために、全体の文章としての完成度は低いと言わざるを得ません。 こういったノンフィクションのドキュメンタリー調の名著である墜落遺体という本を読んだ後なので一層そう感じます。 また作者の「ここはこうなるはずだ」という主観が度々登場しますが、先ほども書いたように知識が付け焼き刃なのでプロから言わせると説得力に欠けます。 一般の方向けの著書としては優秀なのかもしれませんが、プロが見るにはお粗末で読みにくい本でした。 | ||||
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最初は良いが、半分過ぎたらまったくつまらい‼️ | ||||
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若いノンフィクションの書き手が現れたのかと思ったが期待外れだった。 まず文章がいただけない。直前に沢木耕太郎「凍」を読んだせいか、文章に艶がない。 次に構成が良くない。沢木ならもっとスリリングに書くだろう。自分でももっと面白く書くことができそうだ。 さらに調査報道というが徹底的な調査はなされていないように思われる。清水潔のように警察機関も手が出せなかった闇をあばき出すことはできていない。 筆者の想定する原因は潜水艦衝突そんなことは最初の何ページ分かる自分はタイトルだけで想像できた。深く追及できているのか、この闇を暴き出せたのなら画期的だと思い読んだのだが、やはり期待し過ぎだったようだ。潜水艦の衝突。そんなことは最初の何ページかで想像がつく。自分はタイトルで想像できた。 真相究明できてない現状で書籍化する必然性はあったのだろうか。 この程度の作品が大宅壮一ノンフィクション賞を受賞したという現状に寂しさを禁じ得なかった。 | ||||
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丹念に取材されたことはよく分かるが、特に重要な証言を引き出しているわけではない。ラストは事件とは関係ない震災の話や石牟礼道子氏の詩などが出てきて肩透かしだった。決定的な事実が出てこない段階で出版されることもあるのですね。ノンフィクション好きとしては、満足感の低い本でした。 | ||||
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電子書籍188ページの記述でグリーンビルの全長は 110メートル、総排水量は 6000トン。全長はえひめ丸の 2倍ほどだが、総排水量は 499トンのえひめ丸の 10倍以上もある。と書いてあるが潜水艦は排水トン数、一方漁船や商船のトン数は船の外板の内側から外板の内側まで全ての容積をあらわします。つまり船の中がどのくらい広いかをあらわしていすので比較にならない上に同じ排水トン数にすれば10倍もありません。 似た様に誤った記述が多々見受けられますので、ちゃんと取材及び船舶工学を理科したうえで出版された方が良いと思われます。 | ||||
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×汚染水⚪︎処理水 言葉は正しく使いましょう それを除けば星4 | ||||
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徹底した取材、事実の積み上げ、素晴らしい調査報道と本書への評価には美辞麗句が並ぶ。 評者には一読して青山透子「日航123便 墜落の新事実」と似ている感じを受けた。中盤までの構成も似ているし、裁判を起こしていることやFRONTLINE PRESS所属にからくるおともだちの多さも同じ(青山は伊藤塾)。後半にはそれとなく青山をディスっている個所もあるが、お気持ち満載の文章、決めつけの強さは瓜二つ。取材開始時期から見て「自分の方がうまくやれる」と思ったのは評者の考えすぎか。 ページ数も少なく一部をネット公開で読んでいたこともあり、一時間もかからず読むことができた。どちらかといえば、ノンフィクション作品を読まない人向けの作品なのかもしれない。 結論だけ知りたければ247ページから読むと良い。 実名の人物が多いが、 P82「海上保安庁の教官」 P156「解析会社の社長」 P173「船舶事故の原因究明に長く携わってきたある人物」 P254「米軍の実情に詳しい研究者」 P255「外務省の局長経験者」 大事な所は全部匿名。特にP82の「海上保安庁の教官」特定して当てることもできなかったのでは力作とは言い難い。 水槽実験のYouTube動画は評者は見てなかったのだが書籍中にスクリーンショットでもあればと思った。著作権の問題で無理だったのだろうか。 本書に書かれていないこととして事故の補償問題がある。訴訟にまで発展した遺族はいないようだが自社で補償したのか保険なのか。もちろんこれが潜水艦の衝突なら国家賠償であり船主は負担しなくていい。 不満があるのはその後東日本大震災の影響もあるとはいえ会社がうまくいかなかったこともあるのではないか? 被疑者死亡なら事故で亡くなった船長らの送検も形式的なものだろう(だから不起訴)船舶事故の場合そうなることは船主も知ってそうだが。そこで問題になるのは事故原因の追求と刑事訴追との矛盾、つまりは業務上過失という犯罪の法のあり方ではないのか?著者も調べてれば気付いてそうだが……。 また、米原潜ジョージワシントンによる貨物船「日昇丸」当て逃げ事故についてP216「真相究明のチャンスは事実上、消えた」とあるが、小川和久「原潜回廊」に事故調査報告書などから分析した考察が書かれていることを著者は知らなかったのか? 評者は当初、意図的に無視したのかとも思ったのだが、続くP218の表に「原潜回廊」を読んでいれば絶対間違えないミス「米軍艦がはえなわ漁船87隻に漁網切断などの被害を与えた」があるので、様々な本を読んだという著者だけでなく担当編集者も校正担当者も同じ講談社の本なのに「原潜回廊」を読んでいないことが分かった。 この程度の調査能力、思考レベルしかないのかと、著作の信憑性に欠けるものと感じた。 と思ってさらに読み進めていると、当の小川和久が文中でコメントしているので評者は驚いた。青山透子の取材には協力しなかった小川だが、この本を読んで激怒しているのは間違いないだろう。 「潜水艦の男」当事者とでもいうべき事故当時の海上自衛隊潜水艦隊司令官が実名で登場し、流れを読まずぶった切ってくる。 そもそも著者は圧力だの隠蔽だの言うが、事故の多さ、それに事故発生から明らかになった期間をみると、本当に隠蔽とかされてるの?と評者は言いたくなる。 著者の主張通りなら、なぜ事故原因を「米軍や自衛隊の潜水艦は当時その海域を航行していないという返答があったので、中国やロシアの潜水艦が衝突した」にならないのか?ロシアや中国の潜水艦なら「圧力」で事故原因を隠蔽する必要がない。上記P218の表にも旧ソ連潜水艦が衝突したのではないかという事故がある。 著者は書いていないはずだが、事故現場海域に中国やロシアの潜水艦がいたことを証明すると自国の潜水艦探知能力が明らかになる、とでも言いたいのか? 結局、著者の予測は全て潰されてこの本は終わる。 こんな終わり方でこの本が企画、連載から出版されたのか分からなかったのだが、最終章の「花を奉る」で納得した。 処理され自然界的に問題ないレベルになったのに「汚染水」という科学的根拠を無視した風評被害の扇動はジャーナリズム的に許されることではないが(林智弘が激怒するレベル)、原因は分かっていない!隠蔽されている!と言い続けることで、原因究明とは関係なく事故を恒久化したいのだろう。これも青山透子と同じだ。 最後に、本書の内容と関係ないことだが他の方のレビューにレビュー操作を疑うみたいなことが書いてあって評者も見てみたが、評者から見てそのようなものはなかった。上記の通りあまりノンフィクション作品を読まない人向け、分量が少なく読みやすいのでレビューが書きやすいというのもあるのだろう。 ただし、ちょくちょく変わるルールとは言えガイドライン違反のレビューはいただけない。☆4つのレビューが1件運営により削除されているのを評者は確認したが、このようなレビューは慎まれるべきだろう。 | ||||
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