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黒石: 新宿鮫Ⅻ
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黒石: 新宿鮫Ⅻの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全54件 41~54 3/3ページ
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新宿鮫シリーズ、最高の読み応え感有り。 | ||||
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一日で読み切りました。 一人称の使い方が巧み。 読み返したくなる作品。 | ||||
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鮫のファンは新作があるだけで嬉しい(私もそうです)がただそれだけで、これまでのシリーズを読んでいれば、ある程度先が読めてしまうので、ミステリーとしては如何なものかと思いました。 旧作や佐江を連想させるファンサービスに頼らなければ出せない作品であるならば、そろそろシリーズを終わらせて欲しいと思いました。 例え、それが鮫島の最後であったとしてもです。 | ||||
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待ちに待った新宿鮫シリーズの最新作。前作の暗躍領域の続編的な話なので、内容を復習してから読むのがよいでしょう。追う側である鮫島と、謎に包まれた殺し屋。それぞれの視点を交代させながら物語は展開し、最後に鮫島と犯人がする場面の緊張感には鳥肌がたちました。アクションシーンの面白さは新宿鮫シリーズの中では毒猿に並ぶ面白さだと思いました。難点としては、犯行に関係する人物の多さと名前の分かりにくさ。組織でのニックネーム、中国名、日本名が入り混じるため、誰が誰なのか追うのに苦労します。途中で周辺人物を理解することをあきらめ、アクションシーンを楽しむことに徹しました。 | ||||
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表の表紙が、破れている。最悪だ。返品・交換はどうすればいいか? | ||||
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一度読み始めたら、どうしても止められない、次の展開を求めて鮫島さんの隣を走っているような気持ちになります。事件や犯人像も、時代に合わせて変化しているので、いつでも何処でも、「新宿鮫」の中へ埋没出来ます。 登場人物の個性の描き方や、気持ちの動き方など、ひとりひとりの描写が際立っていて、毎回かならず、強烈に心に残ります。 前作や前々作など、シリーズを読んでから本作を読むことをおすすめします。 | ||||
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大沢在昌先生 いつも通りの面白さ、ありがとうございます。佐江さんとの共演楽しみにしています。笑 | ||||
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西村京太郎のトラベルミステリーものには及ばないもののシリーズとしての重厚感がずっしりと伝わってきます。約30年続く「新宿鮫」シリーズの第12作目は前作からの因縁をつないで、相棒、同僚、上司たちとの信頼も深まりました。 相変わらずキャリア採用でありながら所轄署での刑事のままである理由については言及されていませんので、ひょっとするとこのまま読者には明かされない永遠の秘密なのかもしれません。 犯罪の国際化、IT化に対応する警察組織は脆弱な印象ですが、そこは個人のタレント、熱意、絆で犯人にたどりつき、最終決戦はお約束の「タイマン」となる展開にイッキ読みでした。可能な限りシリーズの継続をお願いします。 | ||||
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少なくとも前作を読んでからがオススメ (読んでない人は手に取らないと思いつつ) なんだか、新宿鮫1巻に戻ったような、そんな印象。 | ||||
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一気に読みました。 が、会話に出る人数の多さに相関図を書きました。 前作を読んだ方がより楽しめると思います。次回作にも繋がってくるのかな。 これからどんな展開になるのか、とても次回作が待ち遠しいです。 案外、人間味のある課長でしたね。 中国残留孤児のニュースは小さい頃よくテレビ番組でも取り上げられていましたが、昨今は話題にも上りません。 日本に来て親を探して再会して、めでたしめでたしの番組の後の現実を考えると。。。読んだ後にやり切れなさと寂寥感を感じています。 | ||||
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タイトル通りの感想です。 ストーリーの詳細は読む方々のお楽しみでいいと思いますので割愛します。 初巻からの読者としてはそろそろまとめに入って欲しいものです。 今作で残された登場人物はアメリカで暮らしている人くらいですので、まとめの巻に登場するのかな、くらいの感想です。 単独小説として読むのならまぁまぁ面白いですよ。 | ||||
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伏線の先送りが少ないのが良い。 第12巻としては、これはこれで解決。 昔の重要人物の再登場、しかも人間性を増幅して•••、も嬉しい。 「もう、課長と呼んでいるのか」。 タバコは出てこなくなった。 マスクも書かれない。良い。 | ||||
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一気読みが出来るエネルギーはあるが 読後に感動があるかと問われたら無い 難しい所だけど地味なストーリーなら面白く無く スケールの大きな設定とモンスター的な敵を書けば嘘くさい 新宿鮫を読んで感動が有るか無いかはスケールや設定より大事だと思う 人間と人間、覚悟と覚悟がぶつかる新宿鮫のストーリーなら絶対に面白いのに 今回はそれが薄かった感がある | ||||
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「暗約領域 新宿鮫11」(2019/11月、世界が<Covid-19>を知らなかった頃)から3年が経過しました。 「黒石(ヘイシ) 新宿鮫12」(大沢在昌 光文社)を一気に読み終えました。未だに紛れもないページ・ターナー。 「絆回廊」から「暗約領域」を経て物語は繋がっています。今回は「暗約領域」でパートナーだった?矢崎が本庁警備部の災害対策課に転属になり再登場します。「金石(ジンシ)」のメンバー・高川が「八石」のメンバーの誰かから自分を保護してほしいと矢崎に訴え、矢崎は鮫島と新宿署生活安全課を巻き込みながら高川から情報を聞き出すべく密会が企てられます。 「金石」の「八石」とは?ネットワークハブの8人を指しますが、詳細を書き記すことはできません。相変わらずスリラーの紹介は難しい(笑)。物語は鮫島の行動を描写することに費やされますが、時折或る人物(黒石(ヘイシ)?)の行動もまた不規則にカットバックされていきます。 中国という国家、外敵に対し高い戦闘力をもった組織の崩壊が語られ、「毒猿」以来の極めて殺傷力の高い道具を使う暗殺者の存在が浮上し、矢崎と鮫島は「八石」の存在と暗殺者の存在を明らかにすべく事件に没頭していきます。新宿署生活安全課は「桃井」を失いましたが、女性課長・阿坂、鑑識係・藪が「鮫」の助っ人として今回もとてもいい働きをしてくれます。 また、極めつけは「鮫」と或る「金石」のメンバーとの会話の中、「額に汗して働いた人より、犯罪に携わる人間が優雅な生活を送るなど、あってはならない」という「鮫」の信条が語られ、そう語る「鮫」が成熟期を迎えた「(西海岸)私立探偵」のようにより<透明な存在>として私には映ります。現代のピルグリムのような存在?へと変異し、もはや物語の<触媒>として機能しているようにすら思えます。その自縄自縛の中、新宿という名の得体の知れない魔物たちが棲む街を一人寂しく駆け抜ける「新宿鮫」を私はやはり愛さずにはいられない。 「わたしは行動する人間を疑いなく称賛する」(レイモンド・チャンドラー) 大沢在昌が「感傷の街角」を引っ提げて登場した同時期、もう一人の作家が「マイク・ハマーへ伝言」をリリースし、その二人がこの国のハードボイルド・シーンを明らかに牽引してみせました。そして、その頃の六本木を描き尽くした大沢在昌が「新宿鮫」で大化けしたまま現在に至ります。あとは、もう一人が描くヴィヴィッドな「横浜」が帰ってきてくれることを祈ります。 | ||||
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