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仕掛島
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仕掛島の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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「館島」との兄弟作品?だが、直接的な関係はないので、読んでいなくても全く影響はない。 瀬戸内海に浮かぶ島に集まった人々が台風で身動き取れなくなり…というお馴染みの「絶海の孤島」もの。 様々な伏線がありそれらもしっかり回収されるので、ミステリとしてはよく出来ている(仕掛けが現実的かどうかは別として…)。 ただ、前作(というかこの作者の他作品)と同じくコメディ仕立てだが、それがいちいち鬱陶しい。 ユーモアではなく、ダジャレやツッコミが多いためキャラが薄っぺらになるし、無駄なセリフも増えて肝心のサスペンス感にも水をさしており残念。 これがこの作者の持ち味といえばそうなので、こういったトーンが好きな人には2倍楽しめるかもしれない。 | ||||
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マグリット絵画のような表紙画に惹かれて、「仕掛島」(東川篤哉 東京創元社)を読み終えました。パズラーですから、あまり多くを語ることができません。 奇想天外なプロローグ。岡山方言。瀬戸内海の孤島、斜島。或る人が亡くなったことによる遺言状の開示。奇妙な館「御影荘」で起こる殺人事件。接近する台風、また台風。そして、「桃太郎伝説」と共に家族の歴史が過去の闇の中からジワジワと浮上してきます。 探偵・小早川隆生。ワトソン役でもあり弁護士の卵、沙耶香のコンビネーションが絶妙で、笑えます。ロジカルでドライな感覚は、この国のミステリ界の中ではとても貴重な才能だと思います。 幾つかの伏線はしっかりとタイミングよく回収され、しかしながら島田荘司かと見紛う「奇想」はこの時代のヴァーチャルな空間の中、果たしてインパクトをもたらしたのかどうか?評価がわかれるような気がします。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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