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リバー
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リバーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全63件 61~63 4/4ページ
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まさに群像劇。様々な人物が丁寧に描かれながらじっくりと物語が進んでいく。著者の初期の作品にあった畳み掛けるようなスピード感はなく、まるでリアルタイムで進んでいるようなもどかしさも感じるが、文字から目は離せない。600数十頁の最後50頁で怒涛の如く展開し結末を迎える。群像劇であるからこそいろんな人物の視点にたって物語を反芻することができる重厚な作品だと思う。 | ||||
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私事ながら、この小説の舞台が私の故郷・群馬県桐生市ということで迷わず購入。 内容は、桐生市と栃木県足利市の渡良瀬川河川敷で女性の殺害死体が連続して発見されるというミステリー。事件の現場である桐生市、足利市に加えて群馬県太田市も舞台となっている。 刑事、新聞記者、複数の容疑者、被害者家族、心理学者、元刑事、ホステスの雇われママ・・・単なる警察小説とは違い、多くの関係者が多数登場してそれらが複雑に絡み合い、重厚なストーリーとなっている。 群馬・栃木両県の方々に特にお勧めしたいが、それ以外の方々にも是非御一読いただきたい。600ページを超える大河小説だが、最後まで飽きさせない。ネタバレになるので詳しいことは書かないが、読み進むにつれて物語の渦中にどんどん引き込まれていくこと間違いなし。イチ押しの作品である。 | ||||
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最初に書いておくがこの作品はネタバレ厳禁。最後まで楽しめるのでレビューも注意して読んだほうがいい。なおこのレビューでは具体的内容には触れない。 池袋のリアル書店で、発売日前に購入。奥田英朗は私が著者名だけで買う数少ない作家さん。 群像劇、変わり者(精神科医、心理学者等)を書かせれば日本一の書き手だ。 登場人物が多い為に、序章、第1章は、もたつく感じがあるが、ジェットコースターの位置エネルギーを蓄える為である。 第2章からノンストップのジェットコースターが走りだすので、「試し読み派」はその点注意。 本作は約650ページの極厚小説だか、そこは奥田英朗。とにかく読ませる文章で読者をグイグイと引き寄せる。これで税込み2310円は激安価格。 こんな群像劇を書ける奥田英朗の頭の中身はどうなってるんだ… 写真は極厚の背表紙。もう荷物で持ち運びには不向きです(笑) | ||||
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