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方舟
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方舟の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全325件 141~160 8/17ページ
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| 生きて帰りたいな、ってそういうことか。 このラストはすごい。 | ||||
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| 読み進めるにつれて、めっちゃ怖くなっていった。 最後までおもしろかった。 | ||||
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| これはクローズド・サークルがテーマ。 必然性を求めて論理立てて推理しストーリーが展開していく。 一つひとつの事象を確認しながら、何故なぜを考える。 不可解な行動を探っていく。 そして、真相が、犯人が、その動機が判明した。 ところがどっこい、衝撃のどんでん返し。 | ||||
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| おもしろかった。 全員で脱出できたけど世界のほうが沈没していました、みたいなエンドではないので安心した。ぐらいしか言えることがない笑 十戒を先に読んでいて、正直そちらの内容は忘れていたのだが、これは方舟から読むべきだったかもしれない。 記憶への残り方が違ったと思う。 | ||||
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| 山奥に造られた地下建築に閉じ込められた状況で殺人事件が発生し、同時に浸水が始まる。 この独特で秀逸なクローズド・サークル設定に引き込まれる。著者は、文章がうまく、 文意がすっと頭に入ってくる。 そこまではいい。登場人物が6人の大学生で、個性の書き分けと今風を意識しているのだろうが、 会話が妙に軽い。これは時折ミステリー小説で見られる欠点で、例えば「マジで広い」「でかい 発電機」「めんどい」「降りてみたんす」「そんくらいすね」「えっとすね」「・・あるんだわ」 「そんで」などなど。これらが出てくるたびに、気分がしらける。 それでも著者は、そうした軽いタイプの人ではなく、主人公にも語らせているように、「徹頭徹尾 論理を突き詰めていく」人なので、地の文章はどこまでも理知的で、読者を惹きつけて離さない。 そこが、ゾンビに囲まれてクローズド・サークルを作って話題になり、評価もされた『屍人荘の 殺人』とは違うところ。 文庫版の帯に、有栖川有栖は「この衝撃は一生もの」と、最大級の賛辞を書いた。この言葉に 惹かれ、この作品を手に取ったところもある。だが”本当にそれほどのものなのか”と、斜に構えて 読み進めた。するとやはり最後に、かなり大きな余韻に包まれた。これに匹敵するものは、 『十角館の殺人』『容疑者Xの献身』以外には今のところ思い浮かばない。 著者は、考え抜いて設定を練り上げ、最後に思いもよらなかった場所に読者を連れていく。有名作 でも、「ノックスの十戒」や「ヴァン・ダインの20則」に抵触するものが多い中で(読者に知ら されなかった要素を出して、後出しジャンケンのようにオチをつけるなど)、この作品は、 そういう瑕疵がない。伏線の張り方と回収が見事。伏線は全て回収された後、さらに大きく回転し、 読者に驚きと深い感銘を与える。 殺人事件が3件起きるが、登場人物は限定されている中、消去法で、犯人の見当は中盤にはだいたい ついてしまう。しかしこの作品のキモは、犯人探しではない。 登場人物の中で名探偵風に推理を働かせる人物がいるが、これも他の小説で見られない形で、滑稽で 皮肉な存在になる。 これ以降はネタバレになるので書けないが、全てを知り、読み終え、本を閉じた後で、また最終章の 「選別」を読む。この味わいは、今まで読んだどのミステリーにもなかった。 そして再び読む、文庫本60ページの”トランシーバーのくだり”は、限りなく静謐で美しい。 | ||||
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| 当方ミステリー好き。古典から話題作までそこそこ読んでます。 いや怖かった。特に閉所恐怖症の人は読まない方がいいです。 以下ネタバレ&疑問点 落ち着いて考えてみると、最初の探検がアホ過ぎる。 みんな社会人なんだからさあ。電波のない人里離れた山奥にどんどん進んでいくかな?遭難まっしぐら。 犯人は頭が回って冷静なはずなのにここはノコノコついて行っちゃうんだよね。 そして地震後。 犯人、最初に一人でさっさと脱出出来たのでは?能動的に殺人を犯すよりも、助けを呼んで他の人も救出の僅かな可能性にかければいいじゃん。どっちにしろ自分は助かるわけだし。連れ合いとは喧嘩でもふっかけて部屋を別々、日中も極力別行動すればばれにくいし。 まあ以上がすぐに浮かんだ疑問ですけれども。でもそれを差し引いても面白かったし怖かったです。 退屈させない。 | ||||
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| 5時間程で読み切りました。 ん?どういうこと?と手が止まったのは方舟の構造についてくらいで、サクサク読んでも頭に入ってくる文章と人間関係。わかりやすい。(しかし建造物の構造は、本文でも図解でもわかりにくく、もう少し説明か絵が欲しい…!! 特に何故1人犠牲が必要なのか?の仕組みについては何度か読み返しました。) リアリティや生々しさは薄く、「この人はどうして頭が良いのか?」「どんな風に仲良かったの?」とか、「もっと疑心暗鬼ギスギスしそう」とか。 この設定とこの展開の為に、役割で動かされてるなぁという感じはします。 犯人の描写もあっさりし過ぎて、動機に納得するとかじゃなく完全にただのサイコパス。でもこの作品は人物描写を期待するものでもない気がする。 さらに、ラストの衝撃!!!という評判を聞きすぎて、普通に予想の範疇のラストではありました。それでも様式美というか、しっかりどんでん返ししてくれて気持ちいい。私は後味悪いとか怖いとは思わず、わかりやすい結末にスッキリしました。 普段あんまり小説もミステリーも読まないですが、ツッコミ所はありつつ、読みやすく印象に残る作品でした。 | ||||
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| 著者の作品を初めて手に取ったのですが、期待を大きく上回る、面白い小説でした。文章のスタイルは明朗です。一方、ちょっとした描写や台詞を見逃すと、推理が出来なくなっています。構成がしっかりしているのです。有栖川有栖さんの解説は、正直場違いで、必要なかったです。 | ||||
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| ・良い点 そこそこ面白い 最後のオチ ・悪い点 犯人が予想しやすい 推理がゴリ押し (テープの使用用途を「こうだ」と断定しており、 そしてその仮定を元に推理が組み立てられているので犯人はどうとでも反論できる) そして未回収の伏線・・・とまでは言わずとも、 3人の家族や、事前に行方不明になった者について 本作ではメインの思惑に絡んだりすることもなく隔離され放置気味な扱い…… 舞台装置としての外付け感が強く洗練されてるとは言えない それなりに面白いけど完成度はそんなに高くない ちと過大評価されてると思う | ||||
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| ミステリ好きで古今東西の名作を沢山読んできたが、これだけの衝撃を受けたのは久しぶり。といっても作者は極めてフェアプレイに徹しており、謎解きには納得感がある。よくこんな話を考えつくものだと感心することしきり。早く誰かに読ませて読後に語り合いたい。 | ||||
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| こちらは、「クローズドサークル」に分類されるミステリー小説である。 自分の性格の悪さには割と自信があるんだけれど、この作者はそれを超えてきた。常人による「俺が考えるサイコパス」の限界値あたりまでは到達しているのではないかと思う。普段から好んでミステリー小説を読んでいるというわけではないから、どこにどういう伏線らしきものがあって、登場人物のどこにどのような観点から着目すると良いとかは全くわからない。だからこそ、純粋な読み物として、疾走感を持ったまま駆け抜けることができる。疾走感を持って駆け抜けた先は、先に言ったとおり「どんだけ性格悪いねん」って話なんだけどね。 ひとつだけ難癖をつけるとしたら、構造的なストラクチャーがイメージしにくいこと。登場人物がどういうところにいて、どこをどうするとどうなるのかという立体的なイメージを把握することが少し難しい。ここがもう少しクリアになれば、もっと緊張感というか逼迫感のある印象になったのかもしれない。とはいえ、それは読み手であるお前の想像力の無さからくるものだぞと言われてしまえば、それまでの話なんだけれどね。 サラッと読めるし、テンポも良い。そして、何度も繰り返すけれど性格が悪い。 | ||||
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| 本書を読んで気付かされたが、今まで自分が読んできた小説は、30代~50代くらいの人物が主人公で、 10代、20代の人物が登場しても主人公の子供だったり部下だったりクライアントだったりと、一定の丁寧な言葉使いをしていた。 だから、今風の若者同士の会話文を小説で読んだのは記憶に無いので、とても新鮮だった。 また、舞台となる怪しげな団体の残した地下施設も、閉じ込められる系で良くある山荘とか離れ小島の一軒屋よりは新鮮だしリアリティを感じた。 自分が本書の評価を高くしたのは、この新鮮さとリアリティにあると思う。 今までは山荘だの孤島だのばかりで現実感が乏しかったし、その山荘だの別荘に集う人たちも自由業っぽい職種で、やはり現実感が乏しい。 勿論、本書の設定には突っ込みどころ満載だと言うのは読んでいて多々感じられた。 そもそも、この地下施設自体を作るのにどうやって建築資材を現場まで搬入したのか?登場人物が発見した時点では二か所しか出入口が無かったが、建築資材や発電機などをどうやって地下に搬入したのか。 大岩の存在と扱い方も謎。施設がある場所が天然の空洞だったとしたら、そこに大岩があるのは不自然だし、もし施設の場所が掘削して出来た(後に大岩を落下させた)のなら、重機搬入口があるはず。 また脱出のキーとなるのが大岩を地下一階から地下二回へ落下させる方法。 巻き上げ機が鎖によって大岩と繋がっており巻き上げ機を使用する事によって大岩を地下二階に落とせるようだが、そうすると巻き上げ機と地下二階の入口との間に大岩が落ちる事になり、巻き上げ機を操作した人物が取り残される。 この操作した人が取り残されると言うのが物語のキーとなっており、それを誰がやるのか?という問題が出てくる。一方、何か長い棒の様な道具を使って扉側から操作が出来ないかも検討が必要で、実際、親子の父親が試みている。 でも、方法と言うのはもう一つあって、巻き上げ機を扉側に持ってくる事は出来なかったのか?そちらの方が可能性が高いと思うのだが。 本書を読了すれば、施設からの脱出と殺人犯の解明を比べると、圧倒的に殺人犯の特定に重きを置いているのがわかる。 しかし、普通に考えれば誰が犯人かなんて後回しで十分で、どうやってここから脱出するかを考える事を最優先させるだろう。 また、前半でこのサークルメンバーでスクーバダイビングのCカードを取得している事がわかり、施設内にレギュレータとボンベがある事も判明。 自分もCカードを持っているので、ハーネスの重要性は理解しているが、目的はダイビングでは無く移動。地下三階への階段下から非常口まではせいぜい25mから50m程度と推測される。 水で埋まっている地下三階の状況調査を数回行ってもボンベの圧縮空気は十分の量。明かりの問題はあるにせよ、ロープで簡易な背負子を作ってボンベを背負う事は可能。 そう言った突っ込み所を、なぜか本書では受け入れることが出来た。それが高評価の理由。 もう一つの理由は、主人公の従兄。本書では探偵役を担っており、犯人を特定した。そこまではまぁ格好良いのだが、脱出を最優先せず犯人捜しを優先し、更に犯人は特定したが意図までは見抜けず、どんでん返しをくらってしまう。 その間抜けぶりも高評価。 | ||||
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| ネタバレ出来ないけど…衝撃のラストで暫くはこの本を越える小説には出会えないだろうと思いました。 | ||||
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| ネットで「後味の悪い小説」としてよく名前が挙がっていたので興味が湧いて購入。 結果、面白くて先が気になり数日であっという間に読了してしまった。 探偵役の推理により、犯人が絞り込まれたあたりから大体その正体の見当は付くのだか、それでもラストの展開には驚かされた。 【以下ネタバレ】 犯人は自分以外にももう一人助けてもいいと思っていたようだが、それは元からのパートナーでも現在心を惹かれている相手でもどっちでも良かったのかな?と思った。勿論、今現在いい感じになってる人を第一に想定していたと思うのだが、犯人と一緒に残ると申し出てくれればどちらでも良かったのではないかと感じました。まあ2人ともそんな気概は見せてくれませんでしたが。 あとこの話で一番気の毒だったのは結局一家全滅することになった家族だな〜と思いました。 | ||||
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| 子どもが読みたいとのことで購入 最後の最後おもしろいらしい まだ読んでないけど時間あるとき読む | ||||
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| 最初の数章、導入さえインプット終えたらもうその後は、面白すぎて止まりません。 ラストで脳汁系が好きな方は超必読です | ||||
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| なんという鮮やかな幕切れ。 タイトルも含めて、素晴らしかったです。 これだから、ミステリを読むのはやめられません。 | ||||
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| 読後がこんなにハラハラドキドキ心拍数が上がるとは。 | ||||
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| ラスト近くまでは普通のクローズドサークルもの、しかも登場人物たちにあまり魅力がなくて感情移入もできない、などと思って読み進めていったのですが、作者の狙いはそんなところになかった!! 犯人賢いなぁ、と思いました。参ったわ。 | ||||
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| 方舟という閉塞された空間で、じわじわと水位があがりタイムリミット一週間の中で、脱出するために9人が生き残りをかけて、心理戦がはじまる 閉塞された空間での1人の犠牲者にはじまり、そこから脱出するために、犯人を犠牲にし、残りメンバーの心理戦がはじまる 本書のラストは驚愕で全てをひっくり返す仕掛けが待っている。 読み進める中で犯人の推理をしていく中でいつものパターンかなと思ったらラストのエピローグで大きく裏切られる 最後のスリリングな展開は必読 | ||||
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