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方舟
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方舟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全278件 101~120 6/14ページ
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著者の作品を初めて手に取ったのですが、期待を大きく上回る、面白い小説でした。文章のスタイルは明朗です。一方、ちょっとした描写や台詞を見逃すと、推理が出来なくなっています。構成がしっかりしているのです。有栖川有栖さんの解説は、正直場違いで、必要なかったです。 | ||||
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・良い点 そこそこ面白い 最後のオチ ・悪い点 犯人が予想しやすい 推理がゴリ押し (テープの使用用途を「こうだ」と断定しており、 そしてその仮定を元に推理が組み立てられているので犯人はどうとでも反論できる) そして未回収の伏線・・・とまでは言わずとも、 3人の家族や、事前に行方不明になった者について 本作ではメインの思惑に絡んだりすることもなく隔離され放置気味な扱い…… 舞台装置としての外付け感が強く洗練されてるとは言えない それなりに面白いけど完成度はそんなに高くない ちと過大評価されてると思う | ||||
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ミステリ好きで古今東西の名作を沢山読んできたが、これだけの衝撃を受けたのは久しぶり。といっても作者は極めてフェアプレイに徹しており、謎解きには納得感がある。よくこんな話を考えつくものだと感心することしきり。早く誰かに読ませて読後に語り合いたい。 | ||||
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こちらは、「クローズドサークル」に分類されるミステリー小説である。 自分の性格の悪さには割と自信があるんだけれど、この作者はそれを超えてきた。常人による「俺が考えるサイコパス」の限界値あたりまでは到達しているのではないかと思う。普段から好んでミステリー小説を読んでいるというわけではないから、どこにどういう伏線らしきものがあって、登場人物のどこにどのような観点から着目すると良いとかは全くわからない。だからこそ、純粋な読み物として、疾走感を持ったまま駆け抜けることができる。疾走感を持って駆け抜けた先は、先に言ったとおり「どんだけ性格悪いねん」って話なんだけどね。 ひとつだけ難癖をつけるとしたら、構造的なストラクチャーがイメージしにくいこと。登場人物がどういうところにいて、どこをどうするとどうなるのかという立体的なイメージを把握することが少し難しい。ここがもう少しクリアになれば、もっと緊張感というか逼迫感のある印象になったのかもしれない。とはいえ、それは読み手であるお前の想像力の無さからくるものだぞと言われてしまえば、それまでの話なんだけれどね。 サラッと読めるし、テンポも良い。そして、何度も繰り返すけれど性格が悪い。 | ||||
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本書を読んで気付かされたが、今まで自分が読んできた小説は、30代~50代くらいの人物が主人公で、 10代、20代の人物が登場しても主人公の子供だったり部下だったりクライアントだったりと、一定の丁寧な言葉使いをしていた。 だから、今風の若者同士の会話文を小説で読んだのは記憶に無いので、とても新鮮だった。 また、舞台となる怪しげな団体の残した地下施設も、閉じ込められる系で良くある山荘とか離れ小島の一軒屋よりは新鮮だしリアリティを感じた。 自分が本書の評価を高くしたのは、この新鮮さとリアリティにあると思う。 今までは山荘だの孤島だのばかりで現実感が乏しかったし、その山荘だの別荘に集う人たちも自由業っぽい職種で、やはり現実感が乏しい。 勿論、本書の設定には突っ込みどころ満載だと言うのは読んでいて多々感じられた。 そもそも、この地下施設自体を作るのにどうやって建築資材を現場まで搬入したのか?登場人物が発見した時点では二か所しか出入口が無かったが、建築資材や発電機などをどうやって地下に搬入したのか。 大岩の存在と扱い方も謎。施設がある場所が天然の空洞だったとしたら、そこに大岩があるのは不自然だし、もし施設の場所が掘削して出来た(後に大岩を落下させた)のなら、重機搬入口があるはず。 また脱出のキーとなるのが大岩を地下一階から地下二回へ落下させる方法。 巻き上げ機が鎖によって大岩と繋がっており巻き上げ機を使用する事によって大岩を地下二階に落とせるようだが、そうすると巻き上げ機と地下二階の入口との間に大岩が落ちる事になり、巻き上げ機を操作した人物が取り残される。 この操作した人が取り残されると言うのが物語のキーとなっており、それを誰がやるのか?という問題が出てくる。一方、何か長い棒の様な道具を使って扉側から操作が出来ないかも検討が必要で、実際、親子の父親が試みている。 でも、方法と言うのはもう一つあって、巻き上げ機を扉側に持ってくる事は出来なかったのか?そちらの方が可能性が高いと思うのだが。 本書を読了すれば、施設からの脱出と殺人犯の解明を比べると、圧倒的に殺人犯の特定に重きを置いているのがわかる。 しかし、普通に考えれば誰が犯人かなんて後回しで十分で、どうやってここから脱出するかを考える事を最優先させるだろう。 また、前半でこのサークルメンバーでスクーバダイビングのCカードを取得している事がわかり、施設内にレギュレータとボンベがある事も判明。 自分もCカードを持っているので、ハーネスの重要性は理解しているが、目的はダイビングでは無く移動。地下三階への階段下から非常口まではせいぜい25mから50m程度と推測される。 水で埋まっている地下三階の状況調査を数回行ってもボンベの圧縮空気は十分の量。明かりの問題はあるにせよ、ロープで簡易な背負子を作ってボンベを背負う事は可能。 そう言った突っ込み所を、なぜか本書では受け入れることが出来た。それが高評価の理由。 もう一つの理由は、主人公の従兄。本書では探偵役を担っており、犯人を特定した。そこまではまぁ格好良いのだが、脱出を最優先せず犯人捜しを優先し、更に犯人は特定したが意図までは見抜けず、どんでん返しをくらってしまう。 その間抜けぶりも高評価。 | ||||
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ネタバレ出来ないけど…衝撃のラストで暫くはこの本を越える小説には出会えないだろうと思いました。 | ||||
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ネットで「後味の悪い小説」としてよく名前が挙がっていたので興味が湧いて購入。 結果、面白くて先が気になり数日であっという間に読了してしまった。 探偵役の推理により、犯人が絞り込まれたあたりから大体その正体の見当は付くのだか、それでもラストの展開には驚かされた。 【以下ネタバレ】 犯人は自分以外にももう一人助けてもいいと思っていたようだが、それは元からのパートナーでも現在心を惹かれている相手でもどっちでも良かったのかな?と思った。勿論、今現在いい感じになってる人を第一に想定していたと思うのだが、犯人と一緒に残ると申し出てくれればどちらでも良かったのではないかと感じました。まあ2人ともそんな気概は見せてくれませんでしたが。 あとこの話で一番気の毒だったのは結局一家全滅することになった家族だな〜と思いました。 | ||||
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子どもが読みたいとのことで購入 最後の最後おもしろいらしい まだ読んでないけど時間あるとき読む | ||||
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最初の数章、導入さえインプット終えたらもうその後は、面白すぎて止まりません。 ラストで脳汁系が好きな方は超必読です | ||||
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なんという鮮やかな幕切れ。 タイトルも含めて、素晴らしかったです。 これだから、ミステリを読むのはやめられません。 | ||||
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読後がこんなにハラハラドキドキ心拍数が上がるとは。 | ||||
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ラスト近くまでは普通のクローズドサークルもの、しかも登場人物たちにあまり魅力がなくて感情移入もできない、などと思って読み進めていったのですが、作者の狙いはそんなところになかった!! 犯人賢いなぁ、と思いました。参ったわ。 | ||||
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方舟という閉塞された空間で、じわじわと水位があがりタイムリミット一週間の中で、脱出するために9人が生き残りをかけて、心理戦がはじまる 閉塞された空間での1人の犠牲者にはじまり、そこから脱出するために、犯人を犠牲にし、残りメンバーの心理戦がはじまる 本書のラストは驚愕で全てをひっくり返す仕掛けが待っている。 読み進める中で犯人の推理をしていく中でいつものパターンかなと思ったらラストのエピローグで大きく裏切られる 最後のスリリングな展開は必読 | ||||
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ミステリ好きの方には手放しでお薦めしたい一冊です。騙されたと思って今すぐ 読んでみてください…と、こんなレビューを信じて何度も酷い目にあったって? ならもう一冊くらい良いではないですか。評判なんか気にせず読んでください。 とまあ冗談はさておき(半分以上本気ですが)、抜群に面白いミステリでした。 一週間後には全員が死ぬ事が確定しており、脱出には誰かの犠牲が必要になると いう状況下で、なぜ人を殺す必要があったのか?この謎の提示が素晴らしいです。 ただいくら導入部が良くても、しょうもない展開や結末に至るミステリは沢山あ ります。己が置いたハードルを越えられずにコケるパターンですが、本書は高い ハードルを想像の二段くらい上で飛び超えていきました。まさに鳥肌モノでした。 一応書いておくと、これは物語やキャラクターを楽しむような小説ではありませ ん。ツッコミどころも満載のある意味一点突破型のミステリで、これをバカバカ しいと思うか、最高だと思うかが分かれ目でしょう。勿論私は後者のタイプです。 誇張ではなく読後しばらく余韻が頭から離れませんでした。こういう作品に出合 えるからミステリはやめられないと噛みしめたくらいです。一人でも多くの同じ 嗜好を持つ方々が、ネタバレを食らう前に本書を共有してくれる事を願います。 | ||||
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漫画で本作を知り、高評価だったことと 結末が気になって購入しました。 非常に面白かったです。 みなさんのレビュー通り、ラストが面白い! ミステリーを普段あまり読みませんが、一気に読み進められました。 是非、映画化もしてほしいです。 【※以下、ネタバレ含んでいます】 犯人の人物像について、サイコパスや掘り下げが少ないなどの指摘もありますが、私は『方舟』のタイトルに全て作者の意図が込められているように感じました。ノアの方舟は、なぜノアに神は命じたのか。 一種の「人間性」についての問いが随所に散りばめられている気がします。愛する者、愛される者、乱暴者、裁く者、傍観者、臆病者、、、主題ではないので弱いですが、そんな「人間というもの」の一面も描こうとしたように感じました。 ノアの方舟には全ての種族は、つがいで乗りました。 本作で最も罪深かったのは、誰なのでしょう? 閉じ込められる前の「どんな死に方が一番嫌か」という話。わざわざ作者がその話を入れた意図。 最も嫌な死に方をした人は、、、? むしろ、殺された人たちは、救われたのかもしれません。 そして、犯人が最も嫌だと答えている死に方は? 心理描写は少ないかもしれませんが、必要なピースは全て描かれていて、登場人物の行動には一貫性があると感じました。 この「方舟」に救済はあるのか。 それは、犯人が最も嫌な死に方だと言った答えを、 どう受け取るか次第だと感じました。 ラストのその先も含めて。 | ||||
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※ネタバレあり 個人的にソウに並ぶ作品が無かったが、これは和製ソウと言って良いレベル。 グロなしで楽しめるソウって感じ。 こういう脚本考えられる人ってすごい!一晩で読み切った。 完全に"あの音楽"と"GAME OVER"が聞こえた。笑 ソウだったらエピローグのネタバラシはテープレコーダーで、出だしは「ハロー柊一、これを聞いているということは君はゲームに負けたということだ…」だな。 "硝子の塔の殺人"は図書館で借りて読んで後から買ったけど、これも手元に置いておきたいと思った。 犯人の頭の回転と、迷いの無さが人外と言っていいレベル。 「誰かが犠牲にならないと出れない」「片側の出入り口が塞がった」の情報が揃った瞬間わかった瞬間に、 ・モニターを入れ替える ・ダイビングセットの奪い合いを避けるために出入り口の景色を知っている人物を殺す って思いつく?思いついたとしてできる?笑 (追記)ある人のレビュー読んで、「方舟」の意味に気づいた。やっぱり凄い! | ||||
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身動き出来ないという意味で密室な環境下で、そのぶん登場人物たちの動きもそこまで大きくないのに、最後まで飽きのこない展開だった。 ラストは別に画期的な結末でもないのに、なぜか恐怖を感じた。 読み終わったあと結末の続きを自分で妄想してみたが息苦しくなったのでやめました。 | ||||
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フィクション自体あまり読まないのですが、方舟を読んでミステリーって面白いなぁと感動しました。全然予想できなかったのに、読み終わってみたらなるほど!となりますね。とても面白かったです。 | ||||
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読むの楽しみました。 | ||||
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やられた。 終盤まで、「好評だけど普通だなぁ」という感想しかなかった。読みやすい、テンポもいい、だけど普通。侮りすぎていた。まさか最後の最後でああなるとは。面白かったです。しばらく引きずりそうです。 | ||||
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