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方舟
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方舟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全278件 241~260 13/14ページ
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死ぬべきなのは誰か? プロローグに出てくる問いだ。途中小説の内容にも記されるが、仮に死ぬべき人物を特定したとして、拒めばいい訳だし、それこそ、その中で血みどろのバトルロイヤルが展開されても全く不思議じゃない。そこにずっとひっかかって読み進めた。 ネタバレになるのでこれ以上は書けないが、死ぬべきなのは誰なのか?という問いを物語の中で設定し、それをミステリーとした仕上げてくれた著者に感謝したい。 | ||||
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清々しいまでに後味が悪く、それでいて読後感は悪くない、不思議な作品。 一つ言えるのは、これだけ読み進められる度量がある作品を作り出した作者は間違いなく実力がある作家さんなんだと思う。 いや、しかし人間不審になるな、これは笑 | ||||
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ラストはゾクっとしました。自分が同じ立場だったら… | ||||
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誰が犯人だろう、、と読み進めていくうちに、、、!!読みやすかったし、ラストのさらにラストに唖然としました!久しぶりに面白いミステリーでした。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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この設定を1冊の本にまとめきった著者の力量にただただ驚嘆します。「館モノ」のような特異な建築物に現実では、ありえない条件で密封されたうえで、脱出の方法をただただ1点に絞りきる。。殺人が起これば次は自分かも、というじりじりとした心理戦のなかで、かろうじて平静を装うものの、じょじょに迫り来るタイムリミット、さらに繰り返される殺人。複雑ではないがそれなりに動機がありそうな人物相関図と頼りないホームズ役にワトソン役・・・。 そしてどんな倫理観にもとずく論理で、生け贄を決めて自分「だけ」が生還できるのか?究極の選択は迫り来る。謎解き、犯人捜しに成功してみんなが納得した結論のはずがここでまったく意外な結末を迎える! という盛りだくさんで凄みを感じる作品です。 | ||||
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最初は何を悠長に犯人探してんだと思ったけど、こういうオチもあるのかー。 生き残るために、必要なのは冷静さ、情報の正確さが重要なんでしょうね。 個人的な憎悪なしで殺人が起こるミステリーを初めて読みました。最初からもう一度見直そう。 | ||||
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特に熱心なミステリー好きというわけではないが、新聞の書評をみて買いました。 はじめに本書が謎解きミステリーということは分かったので、気楽に犯人を予想しながら楽しんでいました。 途中で提示された七つの謎も大体答えが分かったつもりで、今後の話の展開も読めたな、と思っていましたが、結末は思わぬ大どんでん返し。 分かったつもりで読んでいた自分が馬鹿に見えました。 自分的にはアクロイド殺し以来の大逆転です。 英訳されたら海外のファンでも評判になるのではないかと思います。 | ||||
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読みやすく、一気に読みました。ぞっとしました。 | ||||
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ずっともやもやしていたが最後は壮快感がありました | ||||
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ラストのどんでん返しに期待し、たしかに…最後は衝撃。そういった意味でのストーリー構成は面白かったです。どうなるんだろう?と引き込まれますしました。引き込まれ過ぎて自分も地下空間にいる錯覚に陥って読み進めるうちに苦しくなったし、読み終えた今、残るのは後味の悪さだけ…。 ストーリーは面白いのですが人物描写は弱めで、どの登場人物にも共感しづらかったです。犯人の狡猾さを伺える描写や、この結末で良かったと思えるなにかがあればまだ…救いはあったかも? | ||||
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正直読みだしから結末手前まで 退屈でした 登場人物やトリックそして考えられる動機 私が想像していたこの物語の結末 全てがモヤモヤしたままでした。 諦めないでください 読みっ切ったとき 後味の悪さと、この上ない爽快感の混沌 | ||||
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設定が面白そうだったので読んだ。初読み作家は外れることもあるが、こういう大当たりもあるからチェックを怠ってはいけないな。 七人の若者が山奥の地下廃墟を探検しているうちに、家族連れ三人と出会った。その夜、地震で入り口が塞がれてしまう。しかも浸水が始まった。巨岩を巻き上げ機で落下させると脱出できるが、操作した一人は閉じ込められる。誰が残るべきか。その夜、一人が殺された。犯人を突き止めて操作係を命じるべきなのか。 極限状況とはこのことだ。筆致があっさりしているので、不快な湿度を感じないのがいい。過不足ない描写のおかげで、登場人物がちゃんと描き分けられている。 ミステリに不可欠の論理による推理が見事だ。決着のあと、唖然とする大逆転が用意されていて、世界のすべてが転倒する。読み返すと、ちゃんと伏線が張られている。 素晴らしい。久しぶりに見事なミステリを味わった。 | ||||
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粗はたくさんあり、まだまだ未熟な構成と文体だが、探偵役が犯人を指摘した後からが本当の伏線回収が始まる。 登場人物を整理して、時間経過やカウントダウンのスリルをもう少しじっくり描けば、もっと最後の仕掛けが活かせる。 作者は意図して余分な描写を排除して、どんでん返しを早く示したかったようにも見える。 | ||||
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といいつつもツッコミを入れると いやいや、さっさと脱出して残る人たちの救助を警察なり消防に依頼するでしょ、普通(笑) でも面白かったので星4つです。 | ||||
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謎の一つ一つはそこまで複雑ではないのに、その謎の生まれる状況があまりに不可解すぎるところから始まる連続殺人。トリックと犯人を解くまでは非常に読者に対してフェアなミステリである。 だがこの物語の真髄は、謎を解いたその先にある。 | ||||
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廃墟と化した地下施設である「方舟」に自分もいるのではないか?と思うくらい展開と考察と、自分ならどうするか、どう考えるかを巡らせながら読みました、が、納得いく答えが出せないままラストを迎えてしまい、鳥肌もおさまらないまま感想を書いています。あなたならどうする?なんて軽い質問じゃ到底足りない状況に陥った9人ですが、読破された方とあなたならどうしたか、を語り合いたい気分です。 | ||||
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本当ですよ!?本当ですからね!? おすすめの一冊です。 | ||||
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ミステリ好きの友人たちが「感動した」「すごい」と大絶賛だったので読んでみました。はじめはよくある設定だと思っていたのですが、物語が進むにつれ引き込まれ最後は絶句。衝撃が大きすぎて、読後に放心しました。ほかの方のレビューで「犯人の動機に納得できない」とありましたが、私は逆の感想で、この動機なら私でも殺人を犯すかもしれない、と思いました。「救済」の意味を考えると深い……。 | ||||
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久々に推理小説を読んで至福の時間を過ごすことができました。 間違いなく今年出版された本格ミステリーのナンバーワンでしょう。 独創的かつ計算し尽くされた舞台設定。 不可解な連続殺人。 探偵役が披露する推理のロジック。 そして最後の天地がひっくり返る大どんでん返し。 唯一ケチをつけるとすれば、犯人役をはじめとする登場人物の造形でしょうか。 普通の推理作家ならば書き込むところを、あえてそうしなかったのは、読者とストレートに勝負したいという思惑からかもしれません。 国内外の歴代の著名ミステリーをほとんど読破している私が、自信を持ってお薦めします。 | ||||
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