■スポンサードリンク
殺しへのライン
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
殺しへのラインの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
殺しへのライン ロケーション★★★★★♾️ 動機★★★★ 犯人★★ サブ謎★★★★★ ロジック★★ サスペンス★★ アンソニー不遇度★★★★ このシリーズは順番通りに読むべき! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
145ページまで、まったく事件が発生せずに、延々と普通の描写小説が続いて疲れた。背景説明のつもりかもしれないけど、作家さんの自己顕示にも思える。自分は普通の小説書いてもイケるんだ、という。概略、ヨーロッパの作家は修辞法の伝統があるせいか、やたらと持って回った表現や、クドイほどの情景描写が多いから、日本人には疲れる部分がある。タイの頭から尻尾までみたら、頭を忘れた、みたいな。アメリカの近代小説はそれに比べると単刀直入なところがあって、日本人の言語感覚に近いかも。まぁ、でも推理小説はイギリスだからね。頑張って読んでます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いつも完璧な展開を見せるこのシリーズも、キャラクターの個性はそのままだが、ストーリーが物足りない。はじめは冗長であり、最後の結末はふ~んそうなのかといった感じ。期待が大きすぎるのだが、もしかしてこれからだんだんつまらなくなるかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「メインテーマは殺人」、「その裁きは死」に続くホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ第三作「殺しへのライン "A Line to Kill"」(アンソニー・ホロヴィッツ 創元推理文庫)を一気に読み終えました。 舞台は、チャンネル諸島にあるオルダニー島。本を売るためのプロモーションとしてそこで新しく開催される文芸フェスティバルに参加する"わたし"(作者)とホーソーン。ナチスの占領地だったオルダニー島は、風光明媚な土地であり、その土地で或るパーティが開催された後、オンライン・カジノのCEO、ル・メジュラーが梱包用テープで椅子に縛り付けられ、右手だけは固定されずに自由なまま殺害され発見されます。誰が?何故? 文芸フェスの主催者夫婦、料理人とその助手、霊能者とその夫、オルダニー島在住の歴史家、児童文学作家、フランス人の朗読詩人とそれぞれ一癖ある人物たちが登場し、それぞれの行為が、会話が、目配せがすべて<大団円>に向かっての伏線として、あるいはミス・ディレクションとして機能するパズラーとしての「造形美」には相変わらずうっとりします。(また、離島ミステリーとしてクラシック作品との比較なども考えましたが、それはそれでこれから読む方々へのディレクションにもなりかねないと思い、省略させていただくことにしました) しかしながら、「メインテーマは殺人」、「その裁きは死」に加えて「ヨルガオ殺人事件」を経た後にこの作品を読むと、パズラーとしての魅力は充分ですが、ホロヴィッツへの期待は右肩上がりのまま推移していますので、今回は少し物足りないと感じました。 むしろ最後まで明かされないホーソーンの<過去>の方がミステリアスだと思います。次作を静かに待つことにいたします。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!