彼は彼女の顔が見えない



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    初公開日(参考)2022年07月
    分類

    長編小説

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    彼は彼女の顔が見えない (創元推理文庫)

    2022年07月29日 彼は彼女の顔が見えない (創元推理文庫)

    夫婦関係が行き詰っていたアダムとアメリアの夫婦。そんなふたりに、くじでスコットランド旅行が当たる。ふたりきりで滞在することになったのは、改築された古いチャペル。彼らは分かっている。この旅行が自分たちの関係を救うか、あるいはとどめの一撃になると。猛吹雪によって外界と隔絶するふたり。そこに奇妙な出来事が続発し――。だれが何を狙っているのか? 『彼と彼女の衝撃の瞬間』を超える、今年最高の衝撃が待つ傑作!(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

    彼は彼女の顔が見えないの総合評価:7.40/10点レビュー 10件。Bランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (8pt)

    作者の掌で転がされる楽しさ

    「ときどき私は嘘をつく」、「彼と彼女の衝撃の瞬間」に続く、イギリス女性作家の邦訳第三作。結婚後10年以上が過ぎ、お互いに結婚生活に疑問を抱き出した夫婦が、関係の修復を目的に人里離れた古いチャペルに出かけたのだが、それぞれの思惑とは異なり、思いがけない事態に遭遇するサスペンス・ミステリーである。
    多少は売れている脚本家のアダムは仕事中心の生き方がたたって、妻のアメリアとの関係に危機が訪れていた。そんな状況を修復すべくアメリアは人里離れた場所での二人だけの休暇を提案する。愛犬・ボブと共に出かけてきた二人だったが、長旅に悪天候が加わり次第に険悪な雰囲気になっていく。しかも、泊まる予定のチャペルはドアに鍵がかかっており、管理人に連絡することもできなかった。二人のストレスがどんどん高まるばかりという悲惨な状況に加え、アダムとアメリアにはそれぞれに秘密の企みがあったのだった…。
    夫婦それぞれの視点とアメリアからアダムへの「渡されない手紙」の三つの語りで進められる物語は、思いがけないチェンジ・オブ・ペースと捻りに満ちており、最後まで読者に正体を明かさない。前作「彼と彼女の衝撃の瞬間」と同様、読む側の先入観をきれいに裏切って見事なクライマックスを見せてくれる。
    作者の仕掛けに乗って騙されることが苦にならない読者にオススメする。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.9:
    (4pt)

    「やられた!」感がある一冊

    さすが"どんでん返しの女王"。けっこう楽しめました。登場人物が少ないので高齢の私もついていけました。
    彼は彼女の顔が見えない (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:彼は彼女の顔が見えない (創元推理文庫)より
    4488179088
    No.8:
    (3pt)

    最後まで読める人じゃないと面白く感じないかも

    とてもグダグダしていて読むのが辛いと少し感じた。ただ、話は面白かった。
    彼は彼女の顔が見えない (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:彼は彼女の顔が見えない (創元推理文庫)より
    4488179088
    No.7:
    (4pt)

    全貌が見えてこないミステリーだからこそ味わえる驚愕。

    昨年翻訳された「彼と彼女の衝撃の瞬間」同様、本作にも著者であるアリス・フィーニーの特徴が凝縮されている。
    登場人物紹介表がないこと、登場人物の少なさ、視点の切り替え、信頼できない語り手。
    こうした制限された情報の中でじわじわと不安を煽り、突如思いがけない方に舵を切るのが著者の十八番である。

    脚本家のアダムとアメリアは、結婚カウンセラーの助言の通り週末旅行に出かける。
    そして旅先で不穏な出来事が起こっていくというのが本作の大まかなストーリー。
    そこに先述した視点の切り替えが加わることで、アダムとアメリアが互いに何かを企んでいくことが読者には明らかにされる。
    ただし全貌は見えない。

    そしてアダムとアメリアの視点に加えて、第三の人物の視点と毎年結婚記念日に妻から夫へと送られた手紙が挿入される。
    これが非常に巧い。
    第三の人物の思考や言動、かつて夫婦の間に何があったのかなど、提示されている情報は増えているはずなのに謎だけが蓄積されていくのだ。
    どう組み合わせても纏まらない、答えが知りたいという欲求に従うままページを繰る先に待ち受ける真相。
    驚愕すると同時にストンと腑に落ちる、この感覚はフェアなミステリーだからこそ味わえる醍醐味だ。
    彼は彼女の顔が見えない (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:彼は彼女の顔が見えない (創元推理文庫)より
    4488179088
    No.6:
    (2pt)

    面白いのかどうか分からなかった。

    ラストのどんでん返しが!との、作品紹介だったが、あー、そういうわけね、程度だったし、とにかくダラダラとつまらなくて、ラストの為に読み続けていただけの身としては失敗したなぁ、と思わざるを得ない内容だった。
    彼は彼女の顔が見えない (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:彼は彼女の顔が見えない (創元推理文庫)より
    4488179088
    No.5:
    (2pt)

    つまらない本

    作りすぎていて、読み通すのに苦労した。
    文春で池上某が★4.5を付けていたので購入したが馬鹿を見た。
    彼は彼女の顔が見えない (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:彼は彼女の顔が見えない (創元推理文庫)より
    4488179088



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