魔王の島



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    初公開日(参考)2022年09月
    分類

    長編小説

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    魔王の島 (文春文庫 ル 8-1)

    2022年09月01日 魔王の島 (文春文庫 ル 8-1)

    ――彼女のはなしは信じるな。 2019年度コニャック・ミステリ大賞受賞、 幾重もの罠を張り巡らせた真のサイコ・ミステリー。 祖母の訃報を受け、彼女は孤島に渡った。終戦直後に祖母とここで働き始めた者たちだけが住む島。本土への船が来る日までを島で過ごす彼女は、やがてこの島に漂う不吉な影に気づきはじめる。ここには何か忌まわしい過去がある。そして若き日の祖母の手記にも謎の「魔王」の影が……。 島で行われていたというナチスの実験。 この島に逗留し、やがて海で死んだ子供たち。 何かを封じた開かずの扉。 すべての核心となる「サンドリーヌの避難所」事件。 積み重なる謎。高まりゆく不安と恐怖。 誰かが誰かを欺こうとしている。 誰が誰を欺こうとしているのか? いったい何が真実なのか? 読めば読むほど深まる謎また謎。曲折しながら突進する行先不明のストーリー。反則スレスレの大驚愕。――この種の不敵なミステリーの名産地といえばフランス。そこから新たな鬼才が登場しました。不吉なイメージの乱舞と恐ろしい出来事の連打の中に編み込まれた幾重もの罠! 『その女アレックス』のルメートル、『黒い睡蓮』のビュッシ、『パリのアパルトマン』のミュッソに続くフランスの刺客、ジェローム・ルブリ。その大胆不敵な怪技をご体験ください。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    魔王の島の総合評価:7.13/10点レビュー 8件。Cランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (7pt)

    賛否が分かれるのは仕方がない、これぞ怪作!

    フランスの新進作家の本邦初訳作品。フランスではいくつもの賞を受賞し高く評価されているサイコ・ミステリーである。
    新聞記者のサンドリーヌは長く音信不通だった祖母の訃報と共に、遺品整理のために来て欲しいという連絡を受けた。サンドリーヌの母と折り合いが悪く、生まれてから会ったこともなかった祖母だったが他に身寄りもないため仕方なく、祖母や四人の老人が社会的に隔絶されて暮らしている孤島に渡った。かつてここには子供のキャンプ施設があったのだが、連絡船の事故で子供十人が全員死亡するという不幸により施設は廃止になったという。不吉な運命に見舞われた島に渡ったサンドリーヌは謎めいた住人や不気味な雰囲気に圧倒され、逃げ出そうとするのだが、本土との連絡手段が壊されて島に閉じ込められてしまった…。
    サイコキラーと島の歴史に関わる謎を解いていくのが本筋なのだが、ストーリーにさまざまな仕掛け、二重三重の罠が隠されており、一筋縄では読み進めることができない。訳者あとがきにあるように、何を書いてもネタバレになりそうで、これ以上の説明は不可能。というか、これ以上の先入観は持たないで読んだ方が面白いと言える。
    サイコ・サスペンスのファン、唖然とするような作者の仕掛けを知っても腹を立てずに楽しめる方にオススメする。

    iisan
    927253Y1
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    No.7:
    (3pt)

    好みじゃなかった

    読者の意表をつきたくて、こういう結末にしたんだろうけど、私の好みではない。子供が大勢なくなる話で、こういうトリックを使うのはどうなんだろう。筆力のある作家で、柱となるストーリーはいいのにもったいない。
    魔王の島 (文春文庫 ル 8-1)Amazon書評・レビュー:魔王の島 (文春文庫 ル 8-1)より
    4167919397
    No.6:
    (3pt)

    人間の精神世界の闇

    フランスの小説は米英の謎解き重点よりも、人間性や幾重にも複雑に絡み合った伏線により、ある意味精神の深淵を覗くようなところがある。真実が最後までわからないもどかしさで、つい読み進んでしまう。
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    4167919397
    No.5:
    (4pt)

    心に傷を負った経験のある人なら、興味深い作品かも!

    現実逃避じゃなく、心の避難所っていうフレーズが良い!
    最後の最後、そう言う事だったのね!って、ちゃんと解ります!
    悲しい描写やグロいシーンもあるけど、こういう事件、時々ニュースで知る事もありますよね。
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    4167919397
    No.4:
    (5pt)

    面白かった

    レビューが今一つだったため不安だったが、私はとても面白かった。2022年の終わりに上質なサイコ・サスペンスに出会え、良い時間を過ごせたと思う。
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    4167919397
    No.3:
    (4pt)

    好きな人は好きになる

    読んでるときは面白い。けど読み終わると、オチの付け方で意見が割れるだろうな。一種の○○オチだから。それと、読者に推理させる要素はない。どれが本当のことなのかわからんから。
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    4167919397



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