星を継ぐもの

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評判

星を継ぐものの評価:

4.39/5点 レビュー 624件。 S ランク

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平均点4.39pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,148件 881〜900 45/58ページ
No.268
(5pt)

読んでおいて良かった

きっと 将来 『読んでおいて良かった』と思える本。

本当に良質の 科学ミステリ。
冒頭の チャーリーが 月面で苦しみながら歩き続けるあたりが
??? 何のことだ?
と思えるのですが いざ 月面で 5万年前の宇宙服を着た人間が見つかるあたりから
止まらない 止まらない ページをめくる手が止まらない。

そして 全ての謎が解けたと思ったところで 大どんでん返し。

うーん 実に 読書の楽しみを満喫させくれる本でした。
星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)より
B000J88AR8
No.267
(5pt)

読んでおいて良かった

きっと 将来 『読んでおいて良かった』と思える本。

本当に良質の 科学ミステリ。
冒頭の チャーリーが 月面で苦しみながら歩き続けるあたりが
??? 何のことだ?
と思えるのですが いざ 月面で 5万年前の宇宙服を着た人間が見つかるあたりから
止まらない 止まらない ページをめくる手が止まらない。

そして 全ての謎が解けたと思ったところで 大どんでん返し。

うーん 実に 読書の楽しみを満喫させくれる本でした。
星を継ぐもの (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 星を継ぐもの (創元SF文庫)より
448866301X
No.266
(5pt)

読者投票第1位

帯の「永遠のロングセラー 創元SF文庫 読者投票第1位」の文句にほだされて買ってはいたんだが、読むのは後回しになっていた。最近漫画家の星野之宣氏がこの作品を漫画化して単行本として出版されたことに刺激され、先に原作を読むことにした。

この作品には女性も出てくるが色恋とは無縁で、純粋なる科学冒険小説という意味で「ハードSF」といっていいだろう。ハント博士が答えを見つける場面で、一人外に出て頭上を仰いだとき、そこに真ん丸い木星を見出したシーンでは、小学生だったとき夜に月の満ち欠けの観察をしたことを思い出した。それほどこの作品は童心に返らせる魅力を持っている。

最初の100頁くらいは退屈かもしれないが、次々とわかる新事実にぐいぐい引き込まれる。そして驚くべき結末。名作と呼ぶにふさわしいが、この字の小ささは何とかならないものか。買ってもすぐに手が伸びなかった理由にそれもある。
星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)より
B000J88AR8
No.265
(5pt)

読者投票第1位

帯の「永遠のロングセラー 創元SF文庫 読者投票第1位」の文句にほだされて買ってはいたんだが、読むのは後回しになっていた。最近漫画家の星野之宣氏がこの作品を漫画化して単行本として出版されたことに刺激され、先に原作を読むことにした。

この作品には女性も出てくるが色恋とは無縁で、純粋なる科学冒険小説という意味で「ハードSF」といっていいだろう。ハント博士が答えを見つける場面で、一人外に出て頭上を仰いだとき、そこに真ん丸い木星を見出したシーンでは、小学生だったとき夜に月の満ち欠けの観察をしたことを思い出した。それほどこの作品は童心に返らせる魅力を持っている。

最初の100頁くらいは退屈かもしれないが、次々とわかる新事実にぐいぐい引き込まれる。そして驚くべき結末。名作と呼ぶにふさわしいが、この字の小ささは何とかならないものか。買ってもすぐに手が伸びなかった理由にそれもある。
星を継ぐもの (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 星を継ぐもの (創元SF文庫)より
448866301X
No.264
(4pt)

人類の起源の謎を解いていくというミステリー

近未来SF。人類は月で「宇宙服を着た死体(後に「チャーリー」と命名される)」を発見する。5万年前の死体らしく、体の組成は人類とまったく同じ。チャーリーは何なのか?というミステリーを解いていく・・という内容。
★★★以下、内容の一部を含む★★★
 チャーリーは、滅びた古代文明時代の人類なのか。チャーリーの持ち物を解析したところ、チャーリーは「ミネルヴァ」という惑星の出身者らしい。ミネルヴァは、火星と木星の間にあった惑星らしいが、今はない。ミネルヴァは大戦争の末、粉々になってしまったらしい。チャーリーの体は人類の体と同じということは、チャーリー、または、チャーリーの祖先は地球出身でミネルヴァに移民したのだろうか?しかし、月で発見された金属容器に入っている魚は、地球の進化系統からは外れている。この魚はミネルヴァで進化したらしい。
 一方、月の裏側には比較的新しい土砂が堆積している。また、表側のクレーターの中には爆弾による爆破を思わせるものがある。しかもそのようなクレーターはやはり5万年前くらいのもの。ミネルヴァの戦争と月は大いにかかわりがあるらしい。
 そんなとき、木星の衛星ガニメデで2500万年前の宇宙船が発見される。その宇宙船で巨人の死体を発見。この死体は、ミネルヴァの魚と同一進化系統に属し、しかも、この宇宙船には地球の古代生物標本が多数搭載されていた。
 このミネルヴァ星人である巨人(ガニメアン)は、地球生物をミネルヴァ星に運んでいた。その中にいた類人猿がチャーリーたち(ルナリアン)に進化した?
 しかし、チャーリーの日記によれば、ミネルヴァと月は非常に近くにあったらしい。
 こういった謎(情報群)をどうやってつなぎあわせるべきか。
 ・・・
 もともとミネルヴァが「月」をもっていた。大戦争でミネルヴァは破壊され、そのときの破壊土砂が月の片面に堆積した。ミネルヴァを失った月は太陽に向かって落下していくが、「偶然」通りかかった地球に捕獲された。月で生き残っていたルナリアンは、地球に降り立ち、ネアンデルタール人などを駆逐して、人類の祖となった。つまり、人類は、地球で進化し、2500万年前にガニメアンによってミネルヴァに運ばれ、ガニメアンはミネルヴァで滅び(または、ミネルヴァから去り)、人類はミネルヴァでルナリアンとして更に進化し、月とミネルヴァに分かれて大戦争をし、その過程で月が地球に落下し、月にへばりついていたルナリアンの残党が地球に降り立って再度文明を作った・・・のではないかという仮説である。
 月捕獲説やら、ミッシングリング(人類と過去の生物をつなぐ類人猿的存在が発見できないという謎)、月の裏側の謎・・・みたいなものをうまく織り交ぜ、それにいくつかのフィクション的舞台設定を施した上で、推理を働かせていくという、おもしろい小説。
星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)より
B000J88AR8
No.263
(4pt)

人類の起源の謎を解いていくというミステリー

近未来。人類は月で「宇宙服を着た死体(後に「チャーリー」と命名される)」を発見する。5万年前の死体らしく、しかも、体の組成は人類とまったく同じ。チャーリーは何なのか?というミステリーを解いていく・・という内容。
★★★以下、内容の一部を含む★★★
 チャーリーは、滅びた古代文明時代の人類なのか。チャーリーの持ち物を解析していくと、チャーリーはミネルヴァという惑星の出身者らしきことがわかってくる。ミネルヴァは、火星と木星の間にあった惑星らしい。しかし、今はない。ミネルヴァは大戦争の末、粉々になってしまったらしい。しかし、チャーリーの体は人類と同じということは、チャーリー、または、チャーリーの祖先は地球出身でミネルヴァに移民したのか?しかし、月で発見された金属容器に入っている魚は、地球の進化系統からは外れている。この魚はミネルヴァで進化したらしい。
 一方、月の裏側には比較的新しい土砂が堆積している。また、表側のクレーターの中には爆弾による爆破を思わせるものがある。しかもそのようなクレータはやはり5万年前くらいのもの。ミネルヴァの戦争と月は大いにかかわりがあるらしい。
 そんなとき、木星の衛星ガニメデで2500万年前の宇宙船が発見される。その宇宙船に巨人の死体を発見。この死体は、ミネルヴァの魚と同一進化系統に属し、しかも、この宇宙船には地球の古代生物標本が多数搭載されていた。
 このミネルヴァ星人である巨人(ガニメアン)は、地球から地球生物をミネルヴァ星に運んでいた。その中にいた類人猿がチャーリーたち(ルナリアン)に進化した?
 しかし、チャーリーの日記によれば、ミネルヴァと月は非常に近くにあったらしい。
 こういった謎(情報群)をどうやってつなぎあわせるべきか。
★★★以下、完全にネタばれ★★★
 もともとミネルヴァが「月」をもっていた。大戦争でミネルヴァは破壊され、そのときの破壊土砂が月の片面に堆積した。ミネルヴァを失った月は太陽に向かって落下していくが、「偶然」通りかかった地球に捕獲された。月で生き残っていたルナリアンは、地球に降り立ち、ネアンデルタール人などを駆逐して、人類の祖となった。つまり、人類は、地球で進化し、2500万年前にガニメアンによってミネルヴァに運ばれ、ガニメアンはミネルヴァで滅び(または、ミネルヴァから去り)、人類はミネルヴァでルナリアンとして更に進化し、月とミネルヴァで大戦争をし、その過程で月が地球に落下し、月にへばりついていたルナリアンの残党が地球に降り立って再度文明を作った・・・のではないかという仮説が立てられます。
 月捕獲説やら、ミッシングリング(人類と過去の生物をつなぐ類人猿的存在が発見できないという謎)、月の裏側の謎・・・みたいなものをうまく織り交ぜ、それにいくつかのフィクション的舞台設定を施した上で、推理を働かせていくという、とてもおもしろい小説です。
星を継ぐもの (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 星を継ぐもの (創元SF文庫)より
448866301X
No.262
(5pt)

星を継ぐ人類のロマン(ネタバレなし)

本作はジェイムズ・P・ホーガンによるSFミステリー。

舞台は近未来の地球。
あるとき、月面調査隊によって、月面の土砂の下から人間の死体が発見される。
しかも年代測定によると、その死体が5万年前のものであることが判明する。
人類は太古の昔、月へ到達する文明を持っていたのか?
または人類に酷似した全く別の種なのか?
ヴィクター・ハントを中心とした科学者達は、人類の英知を注ぎ込み、謎の解明に挑む。

本作の読みどころは、もちろん謎を解明する過程にある。
一つの謎を解くと新たな謎が出現し、さらに矛盾が生じてしまう。
生物学、言語学、電子科学、数学、原子物理学、機械工学など、あらゆる学問が総動員されるも、解決の糸口をなかなか掴むことができない。
誰かが新たな説を唱えると、あらゆるところから異論、反論が吹き出し、事態は混迷を極める。
しかし、ハントは頭をかかえながらも問題を一つ一つ整理し、仮説を立て、検証を重ねてゆく。
そしてクライマックスでは揺るぎない一つの解を得る。

普段、SFはあまり読まないのだが、本作は強く推奨されたので手に取った。
難解で聞き慣れない単語の連続が多いため、読者を選ぶ作品とも言えるだろう。
しかし丁寧に読めばちゃんと理解できる範囲である。
怖れずに手に取って、是非堪能して欲しい。
読み終えたとき、「星を継ぐもの」のロマンを感じずにいられないだろう。
(そしてエピローグがなんともニクい)
星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)より
B000J88AR8
No.261
(5pt)

星を継ぐ人類のロマン(ネタバレなし)

本作はジェイムズ・P・ホーガンによるSFミステリー。

舞台は近未来の地球。
あるとき、月面調査隊によって、月面の土砂の下から人間の死体が発見される。
しかも年代測定によると、その死体が5万年前のものであることが判明する。
人類は太古の昔、月へ到達する文明を持っていたのか?
または人類に酷似した全く別の種なのか?
ヴィクター・ハントを中心とした科学者達は、人類の英知を注ぎ込み、謎の解明に挑む。

本作の読みどころは、もちろん謎を解明する過程にある。
一つの謎を解くと新たな謎が出現し、さらに矛盾が生じてしまう。
生物学、言語学、電子科学、数学、原子物理学、機械工学など、あらゆる学問が総動員されるも、解決の糸口をなかなか掴むことができない。
誰かが新たな説を唱えると、あらゆるところから異論、反論が吹き出し、事態は混迷を極める。
しかし、ハントは頭をかかえながらも問題を一つ一つ整理し、仮説を立て、検証を重ねてゆく。
そしてクライマックスでは揺るぎない一つの解を得る。

普段、SFはあまり読まないのだが、本作は強く推奨されたので手に取った。
難解で聞き慣れない単語の連続が多いため、読者を選ぶ作品とも言えるだろう。
しかし丁寧に読めばちゃんと理解できる範囲である。
怖れずに手に取って、是非堪能して欲しい。
読み終えたとき、「星を継ぐもの」のロマンを感じずにいられないだろう。
(そしてエピローグがなんともニクい)
星を継ぐもの (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 星を継ぐもの (創元SF文庫)より
448866301X
No.260
(5pt)

人間への希望の物語

とても面白いです。単なるSFではなく、人間が未来を切り開いていくのだという前向きさ、
作者の人間に対する希望が感じられますし、最後はとても感動しました。
たくさん読書をしますがこんなに面白いSF作品には滅多に出会えません。
ぐんぐん読み進んでいけるわけではなく、途中は少し頑張って読まないといけない部分もありますが、
それを過ぎればのめり込んでいけると思います。
ただ主人公がずっと好きになれず…。
いつも煙草を吸っていて(この本が書かれた時代は煙草が普通だったんでしょうけど)、
偉そうで、大して天才的とも思えず。そこは心が入っていけませんでした。
ただこの作品の真の主人公は、あの人だったんだ〜と最後は思いました。
その人物に対する感動がとても大きいです。それが誰かは最後にはっきりと分かります。
星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)より
B000J88AR8
No.259
(5pt)

人間への希望の物語

とても面白いです。単なるSFではなく、人間が未来を切り開いていくのだという作者の前向きな人間に対する希望が感じられ、最後はとても感動です。
ぐんぐん読み進めていけるという感じはなく、途中少し頑張って読まないといけない部分もありますが、それでも何度も読み返したくなりました。
ただ主人公がずっと好きになれず、いつも煙草を吸ってて(この時代は普通だったんでしょうけど)偉そうで、そこは心が入っていけませんでした。
ただこの作品の真の主人公は、あの人だったんだ〜と最後は思い、その人物に対する感動がとても大きいです。それは最後にはっきりと分かります。
星を継ぐもの (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 星を継ぐもの (創元SF文庫)より
448866301X
No.258
(1pt)

ライトノベルだね

大それた表題だけどまるで深みがない。頭を使わないで読みたい人にお勧め。
星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)より
B000J88AR8
No.257
(1pt)

ライトノベルだね

大それた表題だけどまるで深みがない。頭を使わないで読みたい人にお勧め。
星を継ぐもの (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 星を継ぐもの (創元SF文庫)より
448866301X
No.256
(5pt)

ものすごく面白けどオチは読みやすい

前提として、この作品が35年前に書かれている、ということを理解しておく必要があります。この35年間に進歩した人類の知識との不整合で突っかかってしまって、せっかくの作品を楽しめないのはもったいないからです。

そのうえで、本作は大変面白い。
ハードSFとしての徹底した設定考証と、スリリングな謎解きが高いレベルで共存していて、一気に読ませてくれます。
通勤中にちょっとずつ読もうと思っていたのですが、先が気になって帰る気になれず、帰宅前にカフェに寄って全部読み切ってから帰宅する羽目になりましたw(帰宅すると夕食で中断しなくてはいけないので)

一点ケチをつけるとすると、人類の最高の頭脳を集めても数年間誰も解決できなかった、ということになっているオチが、割と早い段階で想像できてしまう点です。
また、主人公が謎を解いて見せた後、準主役がもうひとオチつけるのですが、それも予想どおりな感じです。そもそもタイトルがネタバレ要素ですからね。

でも、それ込みでも星5つ。一気に読める時間を作ってから読み始めましょう。
星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)より
B000J88AR8
No.255
(5pt)

ものすごく面白けどオチは読みやすい

前提として、この作品が35年前に書かれている、ということを理解しておく必要があります。この35年間に進歩した人類の知識との不整合で突っかかってしまって、せっかくの作品を楽しめないのはもったいないからです。

そのうえで、本作は大変面白い。
ハードSFとしての徹底した設定考証と、スリリングな謎解きが高いレベルで共存していて、一気に読ませてくれます。
通勤中にちょっとずつ読もうと思っていたのですが、先が気になって帰る気になれず、帰宅前にカフェに寄って全部読み切ってから帰宅する羽目になりましたw(帰宅すると夕食で中断しなくてはいけないので)

一点ケチをつけるとすると、人類の最高の頭脳を集めても数年間誰も解決できなかった、ということになっているオチが、割と早い段階で想像できてしまう点です。
また、主人公が謎を解いて見せた後、準主役がもうひとオチつけるのですが、それも予想どおりな感じです。そもそもタイトルがネタバレ要素ですからね。

でも、それ込みでも星5つ。一気に読める時間を作ってから読み始めましょう。
星を継ぐもの (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 星を継ぐもの (創元SF文庫)より
448866301X
No.254
(1pt)

敷居が高いのか、ハードルを上げ過ぎたのか

SF小説の金字塔とも言える名作誉れ高い本作ですが、どうも自分には合いませんでした。
「水が二階から地面まで落ちるのを何十枚もかけて書く。それが小説だ」と言うなら
この作品は一滴の原液を、ただ限界まで水で薄めたそんな印象を受けました。
設定はとても良いのに回りくどく、無駄に難しく感じた表現は古い作品だからなのか、
自分の理解力が乏しいからなのか。
現代にあった翻訳に直して、コンパクトにするのは無粋でしょうか。
星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)より
B000J88AR8
No.253
(1pt)

敷居が高いのか、ハードルを上げ過ぎたのか

SF小説の金字塔とも言える名作誉れ高い本作ですが、どうも自分には合いませんでした。
「水が二階から地面まで落ちるのを何十枚もかけて書く。それが小説だ」と言うなら
この作品は一滴の原液を、ただ限界まで水で薄めたそんな印象を受けました。
設定はとても良いのに回りくどく、無駄に難しく感じた表現は古い作品だからなのか、
自分の理解力が乏しいからなのか。
現代にあった翻訳に直して、コンパクトにするのは無粋でしょうか。
星を継ぐもの (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 星を継ぐもの (創元SF文庫)より
448866301X
No.252
(5pt)

これはもはやミステリー的な謎解き面白さ!

ストイックなまでに現実の科学的見地に立って、壮大なスケールの謎を解き明かしていく本作。
しかしながらSFなのは疑うまでもなく……。
あまりの説得力に、「これは本当に事実なのではないか?」と思わざるを得ませんでした。
それほど実証的な研究に基づいて描かれたこの作品は、
ハードSFというよりも、サイエンスミステリーと表現してもいいのではないでしょうか。

近未来、月で発見された到底ありえないはずの死体から、
今までの常識を覆す驚愕の事実に辿り着く過程は、圧巻の一言。
冒頭の時点で、今現在の地球よりも遥かに進んだ技術が描かれているのですが、
劇中の中盤に発見される遺物に至っては、まさにオーバーテクノロジーで、
そのあたりはまさにSFSFしています。
しかしながら、月で発見された死体(ルナリアン)を巡る謎を解決していく
二人の主人公科学者の考察力は、あらゆる名探偵に勝るとも劣らないほど。
有無を言わさぬ完璧な論理展開に、私はひたすら圧倒されました。
100%全ての謎が解決されるわけではないのですが、
この「星を継ぐもの」しか読まなくてもしっかりまとまっていると思います。

余談ではありますが、続編の「ガニメデの優しい巨人」、そして「巨人たちの星」、
「内なる宇宙」と移行するにつれ、やや作風が変わっていくようで、
ホーガン氏自身の価値観、哲学も、初期のころから晩年にかけてだいぶ変化したそうです。
実証主義から疑似科学へ、それはSFとしてはおかしくないのかもしれませんが……。
とはいえ、すばらしい才能を持った巨匠を、あまりに早く亡くしてしまったのは、
地球規模での大きな損失であることは間違いないでしょう。

謎は大きいほど面白い、まさにその通りですね。
ハードSFであり、太陽系規模のミステリーが描かれた本作品、
是非一読をお勧めします。
星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)より
B000J88AR8
No.251
(5pt)

これはもはやミステリー的な謎解き面白さ!

ストイックなまでに現実の科学的見地に立って、壮大なスケールの謎を解き明かしていく本作。
しかしながらSFなのは疑うまでもなく……。
あまりの説得力に、「これは本当に事実なのではないか?」と思わざるを得ませんでした。
それほど実証的な研究に基づいて描かれたこの作品は、
ハードSFというよりも、サイエンスミステリーと表現してもいいのではないでしょうか。

近未来、月で発見された到底ありえないはずの死体から、
今までの常識を覆す驚愕の事実に辿り着く過程は、圧巻の一言。
冒頭の時点で、今現在の地球よりも遥かに進んだ技術が描かれているのですが、
劇中の中盤に発見される遺物に至っては、まさにオーバーテクノロジーで、
そのあたりはまさにSFSFしています。
しかしながら、月で発見された死体(ルナリアン)を巡る謎を解決していく
二人の主人公科学者の考察力は、あらゆる名探偵に勝るとも劣らないほど。
有無を言わさぬ完璧な論理展開に、私はひたすら圧倒されました。
100%全ての謎が解決されるわけではないのですが、
この「星を継ぐもの」しか読まなくてもしっかりまとまっていると思います。

余談ではありますが、続編の「ガニメデの優しい巨人」、そして「巨人たちの星」、
「内なる宇宙」と移行するにつれ、やや作風が変わっていくようで、
ホーガン氏自身の価値観、哲学も、初期のころから晩年にかけてだいぶ変化したそうです。
実証主義から疑似科学へ、それはSFとしてはおかしくないのかもしれませんが……。
とはいえ、すばらしい才能を持った巨匠を、あまりに早く亡くしてしまったのは、
地球規模での大きな損失であることは間違いないでしょう。

謎は大きいほど面白い、まさにその通りですね。
ハードSFであり、太陽系規模のミステリーが描かれた本作品、
是非一読をお勧めします。
星を継ぐもの (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 星を継ぐもの (創元SF文庫)より
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No.250
(5pt)

読み継がれるべきもの

SF小説を読むのは人から薦められたときぐらいで、私は
SF初級者である。ハードSFなのに幅広い層に受けると聞き
本書に挑戦した。

月で発見された宇宙服を着た5万年前の遺体。生物学的に
現人類と変わったところはいっさいなく、いったい彼はど
こからやって来たのだろうか。

その謎を解くため、世界から様々な専門分野をもつ学者が
集められる。遺体や携行物が分析・研究の対象となり、困
難ながらも少しずつ手掛かりが見つかっていく。本作の主
人公は、様々な分野の情報を整理・統合してプロジェクト
全体をコントロールする役に就いている。彼の思考をトレー
スするように物語は進み、手掛かりが見つかったと思えば
相互に矛盾した事柄があらわになったりと、非常にミステ
リアスな展開であった。

なんとも想像のしようのない謎から始まったが、読後はそ
のもやが晴れてスッキリとした印象であった。また、エピ
ローグは安心感と小粋な演出にニヤリとしてしまった。
ハードSFは重厚なイメージがあったが、ミステリー要素が
多分にあって軽やかで読みやすかった。
星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 星を継ぐもの (1980年) (創元推理文庫)より
B000J88AR8
No.249
(5pt)

読み継がれるべきもの

SF小説を読むのは人から薦められたときぐらいで、私は
SF初級者である。ハードSFなのに幅広い層に受けると聞き
本書に挑戦した。

月で発見された宇宙服を着た5万年前の遺体。生物学的に
現人類と変わったところはいっさいなく、いったい彼はど
こからやって来たのだろうか。

その謎を解くため、世界から様々な専門分野をもつ学者が
集められる。遺体や携行物が分析・研究の対象となり、困
難ながらも少しずつ手掛かりが見つかっていく。本作の主
人公は、様々な分野の情報を整理・統合してプロジェクト
全体をコントロールする役に就いている。彼の思考をトレー
スするように物語は進み、手掛かりが見つかったと思えば
相互に矛盾した事柄があらわになったりと、非常にミステ
リアスな展開であった。

なんとも想像のしようのない謎から始まったが、読後はそ
のもやが晴れてスッキリとした印象であった。また、エピ
ローグは安心感と小粋な演出にニヤリとしてしまった。
ハードSFは重厚なイメージがあったが、ミステリー要素が
多分にあって軽やかで読みやすかった。
星を継ぐもの (創元SF文庫) Amazon書評・レビュー: 星を継ぐもの (創元SF文庫)より
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