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(短編集)
生命式
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生命式の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 1~20 1/2ページ
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なかなか気持ち悪い、ディストピア、SF、エログロ、そんな第一印象。 読み進むうちに新しい認識、表現、視野、感性の面白さに引きずり込まれ、読み進んでしまう。 怖いもの見たさ、思い当たる節、自分と世間、世界とのずれを改めて提示されたような新鮮な感覚。 好き嫌いではなく、頷かざるを得ないようなデジャブを呼び起こす筆力。 ユーモアや郷愁をまといながらも、全力で拒否したくなるような何ものかがうごめいている。 「コンビニ人間」の時よりも理解しづらいシチュエーションではあったが、 一読の価値はある。今の時代らしい作品群。 | ||||
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村田沙耶香さん全開の短編集で入門にもいいと思います。自分の価値観が揺さぶられる感覚がとても面白いです。一編いっぺんも短いので非常に読みやすいです。 | ||||
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読みやすい短編集。個性的。 | ||||
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短編集を買うと、全てが当たりだった、と感じることはほとんどないが、この本では全てが濃くて大満足だった。 村田沙耶香氏の作品はグロテスクなイメージが強かったが、「魔法のからだ」ではこんなに希望に満ちた優しい作品も描ける人なのだ、という嬉しい発見あり。 本棚の殿堂入り、大切な一冊になった。 | ||||
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変わりゆく常識や流行りに全力で自然に適合できる人たちと、ディズニーランドに行って着ぐるみの中身の方の苦労を想像してしまう人たち。 私は後者であって、この本は面白かった。 前者の方はどうなんだろう。 | ||||
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世の中を構成している常識非常識は時代とともに変遷したり、個人的なものであるということを拡大して見せられる感じ。コンビニ人間の先、ここまで書いていると書くことが無くなるのではないかと心配に思うが、村田さんがファンタジーとして楽しんで書いているのは伝わってくる。最初のページをめくり、2ページ目の一行目、良く考えられてるなあ、この本全体を引っ張っていく感じ。人によっては受付ないのは理解出来るが、私の細胞は拡がった感じがする。 | ||||
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TV番組に著者が出ており、トークに引きつけられ調べて選んで購入しました。 購入して良かったです! 次の著者にも興味が湧いてます。 | ||||
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出だしから生理的に気持ち悪いと感じるのも、現実世界の普通に洗脳されているからなのかしらね。 藤子F不二雄の異色短編好きな人は好きなんじゃないかと思う。 | ||||
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世界観というもの更新するものとは分かってものの、本に描かれた世界にはやはり抵抗がありました。 「これはいい、これが納得できない」というのは元々基準がないだろう、LGBTが法律に承認されている今の時、それを納得できない人達はどんな気持ちでいられるだろうと考えてしまう。また、自分もいつか時代を追いかけられなくて、頑固な人に扱われるのでしょうか、と心配してしまう。 気持ち悪いと思いつづ、読んでしまう。お勧めです。 | ||||
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初めて村田作品を読みました。 そんなこと有り? 考えたことないけど、ない世界と言い切れないかも 読みながら逆説的に、自分が常識や当たり前と思っていることが「輪郭」になっていきました。 頭の中がモヤモヤしていく新鮮な体験が出きます。不思議な本です。 | ||||
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今まで読んだ村田作品の中で一番面白かったです。そしてこの作品に生理的嫌悪感を感じるのは当たり前だと思います。人に薦めたいけど、かなり人を選びます。こちらのレビューを読んで、これだけの人が5つ星を付けているという事実に励まされます。 | ||||
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著者の頭ん中はどうなっているのだろうといつも思います | ||||
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本当なら気持ち悪いはずのシチュエーションなのに 何度も声を出して笑ってしまうくらい面白かったです。 例えば・・・・・・・・・ 『美味しいですね、山本さんのカシューナッツ炒め』 『ね。山本ってカシューナッツと合うんですね。生きてるいるうちは気が付かなかった』 ・・・・・・・・・・・・ 思わず読みながら飲んでいた紅茶を吹き出してしまいそうになってしまいました。 | ||||
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生命式、どうしても読みたくて中古で買いました。自分自身沢山の書籍を読んでいますが、読見始めてからこんなに短時間で鳥肌がずっと立ってしまう小説に出会いました。みなさん書いているようにとても危険に感じる場面もあります。ですが、生命式を読んだ時に出てくるセリフで「正常は発狂の一種」とあるのですが、それを読んだ時ハッとさせられました。まだ途中ですが、ゆっくりと読み進めたいと思います。 | ||||
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私は子供の頃に一度だけ葬式に出たことがある。大人になっても葬式に出たことがないので本当にその一度だけしか私の葬式の記憶がない。 ひいおばあちゃんの葬式で、私はひいおばあちゃんの棺にいれられるおまんじゅうが欲しくてたまらなかった。 大人に聞いても、ひいおばあちゃんと一緒に燃やしてしまうと言うので、そんなもったいないことをするくらいなら私が食べた方が良いと一個くすねたのを覚えている。 今でも覚えているのだから子供ながらに罪悪感があったし、実際今でもある。 でも故人の生前好きだったものを棺にいれて燃やすという風習はどこから生まれたのだろう。お焚き上げというものがあるのでそこからだろうか。 死後の世界で不自由しないようにと、故人の物に傷をつけて魂を抜くという話も漫画で見たし、おそらく一般的な思考だと思う。 そんな古くから続く風習に疑問を抱くことはそうないだろう。それこそ食い意地のはった子どもくらいなものだ。 だから一つの選択肢として生命式なるものがある世界もあるのだろうと私は受け入れた。 価値観は続くうちに変化するものだし、戦国時代の価値観と昭和の価値観と令和の価値観は違うだろう。 村田先生の見る世界は相変わらず凄いし、その世界を私たちに提供してくれることのありがたさを強く感じた。 恐ろしいと思うのも、生理的に受け付けないのも、それもまた一つの価値観であり悪いことではない。当然のことだ。 それでも手に取らずにはいられない、読まずにはいられない。 みんなが目を逸らしていることを、真正面に突きつけてくる。 尊敬する作家の一人です。 無理そうだと思った人は無理せずにこの話を飛ばして別の話を読むのも良いでしょう。 生命式以外にもいろんな価値観のお話が載ってますのでどれもおすすめです。 特に私は『孵化』が好きですね。 | ||||
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変わった世界が描かれていたが、 当たり前の生活か送れなくなった今、 こんな生活もあったりして?と考えてみる 時間を持つのも良いのでは!と思いました。 | ||||
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日常の「当たり前」の皮膚の下に潜む内臓を、優しくえぐり出してくれる物語たちの感触がとても心地良い。作者の人間の身体に対する感覚にとても共感した。 | ||||
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常識とは何か?を問いたくなる一冊です。 今の社会、いろんなタブーがあることが見えてきます。 何がそうさせるか?を皆で考えてみると面白いと思った一冊です。 | ||||
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レビューを見ずにkindleで購入。コンビニ人間からの流れです。 短編集ということで非常に読みやすいのですが、全編を通じて何かが変。 現代の基準からしたら異常なのですが、その小説の時代背景からすると正常なのです。 異常であるはずのものが普通のように書かれている。変に浸透する文章に違和感を感じるのです。 小説の中でなら犯罪も犯罪でない、そう感じた1冊でした。 | ||||
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人間臭さを交えてロマンチックに書いている作品です。 恋や愛の奥深さ、感情の歪み、人間の数だけある価値観が直接脳にアクセスされて行きます。 頭で読む、変態に刺さる大傑作です。 | ||||
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