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死んでも治らない
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死んでも治らないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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元刑事の大道寺圭は幼馴染の編集者に強引に勧められて、刑事の時に遭遇したおまぬけな犯罪者たちの本を出版する。ところが、本に取り上げた犯罪者たちが、出版をきっかけに様々なトラブルを持ち込んでくる。命の危機さえ訪れるが、なんとか頭を働かせて解決する。出てくる登場人物たちがなにか間が抜けていて笑えるのだが、どうも自分勝手な奴らばかりでやれやれという感じである。それぞれの短編の終わり方も笑えないというか、結構ダークだ。間に挟まれた刑事時代の事件が最後に他の短編とつながってくる。若竹さんの小説って、こんな感じで人間の嫌なところばかりを描いていて、ちょっとやるせない気分になる。 | ||||
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元警察官・犯罪ノンフィクションライターの大道寺氏が珍事件に次々と巻き込まれるお話。 若竹作品常連の彦坂夏見さんや角田先生、「製造迷夢」で一条刑事の相棒役の西村刑事が登場するのはファンとしては嬉しく、また、どこか間が抜けた犯罪者が起こす滑稽な事件だが、主人公が清濁併せ持つタイプのため、いまいち笑えない。一見コメディのようで、実はハードボイルド。 過去の事件と現在の事件を絡ませて、最後から最初に繋がるような物語の構成は面白い。伏線はあちこちに張り巡らされているのだが多くは後になって気付いた。 | ||||
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