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(短編集)
マイクロスパイ・アンサンブル
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マイクロスパイ・アンサンブルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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二つの世界が交錯するお話なんですが、 いつもの作品より奇想天外でファンタジー色が濃い感じです。 それでもやっぱり伊坂さんらしい優しい世界は変わらずといったところです。 私個人の感想としては、話の展開がちょっとうまくいきすぎかなという印象。 もう少し毒があったり、読者の期待を裏切ってもいいかな、と。 例えば、二人のエージェントが異世界に戻る場面で、 二人のうち、一人は殺されてしまうとか。そのあと、浮遊霊の後継者になるとか… 場面転換がスピーディーなわりに、予定調和的でちょっと飽きてしまいました。 伊坂さんの世界観は好きですが、この作品に限っては、いい人や優しさがちょっと退屈でした。 | ||||
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伊坂さんの作品らしい伏線回収があり FESの為に書かれた作品とあって 仙台以外が舞台となる貴重な作品です。 スパイやエージェントという ちょっとチープな設定にげんなりしたものの 敗者と負け犬は違う。 勝負に負けただけなら敗者だが 自分を敗者として受け入れた時に負け犬になる。 という趣旨の言葉があり、納得させられました。 | ||||
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なるほどそういう趣向でしたか 曲知ってる方が楽しく読めるんだろうな。自分は知らなかったんでそこで曲のフレーズが頭に浮かんで相乗効果が得られるだろう部分を堪能する事は出来なかった あまつさえ、心を揺さぶるフレーズであろう<心動かせ><まわれ 転がれ 動け>のトコで、<叫べ 転がれ 慌てろ>のパニック煽動ポイントを連想しながら読んでいた…我ながら駄目だねぇ…苦笑。みたいな ま、読後いつも通り「いいもの貰った」気分になれたから、よし 楽しみました | ||||
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村上春樹にもよく似た趣向の本があったけど、文中に引用される歌詞をまったく知らずメロディーが浮かばなかったり、知ってはいるがむしろ嫌いなミュージシャンであった場合、読者はあまり楽しめません。猪苗代湖のフェスに参加した人なら楽しさ倍増の本になるのだろうけれど。もともと万人に向けて書かれた作品ではないため、万人向けのおもしろさを期待するのが間違っているのかもしれません。帯の裏には猪苗代湖の音楽フェスでしか手に入らなかった連作短編と書いてあり、ここを読んで、あとがきも読んだ上で買っていれば、もっと納得できたでしょう。著者の本はすべて購入しているファンですが、これは残念な部類に入る作品でした。 | ||||
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緻密で驚きの伏線を楽しみに読んだが、少し物足りなかった。つい読み返したくなる複雑性とスケール感を期待してしまった。こじんまりとしたお話で、ライトに楽しむ作品。登場人物のキャラ設定は相変わらず最高です。 | ||||
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