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(短編集)

マイクロスパイ・アンサンブル



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【この小説が収録されている参考書籍】
マイクロスパイ・アンサンブル

マイクロスパイ・アンサンブルの評価: 3.81/5点 レビュー 31件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.81pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全31件 1~20 1/2ページ
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No.31:
(3pt)

奇想天外なおとぎ話

二つの世界が交錯するお話なんですが、
いつもの作品より奇想天外でファンタジー色が濃い感じです。
それでもやっぱり伊坂さんらしい優しい世界は変わらずといったところです。
私個人の感想としては、話の展開がちょっとうまくいきすぎかなという印象。
もう少し毒があったり、読者の期待を裏切ってもいいかな、と。
例えば、二人のエージェントが異世界に戻る場面で、
二人のうち、一人は殺されてしまうとか。そのあと、浮遊霊の後継者になるとか…
場面転換がスピーディーなわりに、予定調和的でちょっと飽きてしまいました。
伊坂さんの世界観は好きですが、この作品に限っては、いい人や優しさがちょっと退屈でした。
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No.30:
(4pt)

不思議な話

さらっと読めるけれどなんだか不思議な話だなと思っていたら
イベントのお土産としてのショートストーリーから始まった話ということで納得
伊坂さんらしい優しいフレーズに楽しめました
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No.29:
(2pt)

内輪ネタというか…

伊坂幸太郎ワールドが好きな人向けの本ですね。
著者の作品は何作も読んでますがそこまでドップリでもない私には入り込めませんでした。
伊坂ファン向けに特化した作品だと思います。
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No.28:
(4pt)

サラッとした内容

気を張って読む感じじゃなく、サラッと読む感じのお話し
何かを考えさせられる訳でも無く、後味残らぬ炭酸水を飲んだみたいな読後感 でも面白い
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No.27:
(5pt)

話が予想できない方向に進んでどんどん読み進めてしまう

え、まさかそんな流れ?が少しベタでもあり、新しくもあり、ちょうどすごく面白かったです。今までの伊坂さんの本で一番好きかもです。
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No.26:
(5pt)

見逃した伏線も多々あると思うけど

それでも作者の作品である。伏線の回収されていく様が、心に響いてくる。

後半で意図せず声が出た。涙が出た。

電車の中で読まなくてよかった。

家族のいないところでよかった。

と、改めて思う。

作中の登場する皆さんに、少しでも多くの幸せが巡り会えるようにと、思わず願った。
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No.25:
(4pt)

心が軽くなる爽快なファンタジー

わぁ!面白かった。不思議な出だしで心配したが、読みながらハッピーになる言葉が散りばめられていて飽きさせない。

伊坂さんの作品では珍しい爽快なファンタジー。猪苗代湖でトラブルに巻き込まれるスパイと、失恋や失言で落ちこむ会社員という意表をつく組み合わせ。そして短い章。それらの繋がりが小気味良い。

40年前に読んだ村上春樹と安西水丸が組んだ作品『像工場のハッピーエンド』の読後感をふと想起し、嬉しくなった。

「いいか、これから人生で大変なことがあるかもしれない。いや、きっとある。だけど、びびることはないぞ。たいがいのことは、またもとにも戻る」という作戦。「プライドがなんだ!プとラとイとドだ」という励まし。「何も威張っておらず、何も誇っておらず、そこに風景としてあるだけなのに‥〈いい星じゃんか〉とそう思える‥」猪苗代湖の癒し。なんだか心が軽くなる、お勧めの一冊です。
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No.24:
(4pt)

読後感の良い作品

ハルトは諜報員。学生時代の教師が国家に雇われた諜報員で、秘密情報局の仕事に誘われたのだ。

そして場面は変わり、松嶋という失恋した男が出てくる。次に、誰かから逃げる少年。伊坂幸太郎らしく、次々と場面が切り替わる。

少年はハルトと一緒に逃げた。そして、ハルトの仕事を手伝うことになった。スタン術や熱スタンプなど、聞き慣れない言葉も出てくる。

松嶋の方は、太った女性を傷つけるようなジョークを言ってしまい、その罪滅ぼしとして女性が落としたアクセサリーを探しに猪苗代湖に行く。

ハルトたちは仕事の関係で敵から追われ、2人乗りの大型の蝉(飛行マシン)に乗って逃げ切った。

少年はその後、格闘術などの訓練を受け、ハルトの助手として活躍する。しかし、ある仕事を終えて逃げようとしたところ、昔のいじめっ子たちにつかまる。この時点では少年の方が強くなっているのだが、事を荒立てずに済ませようとする少年。そうこうしているうちに、銃を持った敵に囲まれてしまった。

そのとき、地震のような現象が起き、その隙に少年は脱出した。

一方では、松嶋が淡々とサラリーマンとしての日々を過ごしている。もちろん、この2つの物語は後でつながっていく。それも、伊坂作品らしく、奇想天外な形で。

本当に自由な発想ができる作家さんなのだなあと思わされる。読後感も非常に良い。これからも新作を楽しんで読んでいきたい。
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No.23:
(5pt)

The ピーズのファンになること請け合いな一作

芥川賞作家である絲山明子先生の『逃亡くそたわけ』をはじめ、Theピーズの歌が扱われている作品はたまに見かけますけれども、本作も、過去のピーズが扱われている作品に負けず劣らず、ピーズ愛にあふれた作品になっております。ピーズのヴォーカル、はる君の弟である、トモフスキーの歌も同様に本作にたくさん出てきますので、両アーティストのファンでいる方ならば、さらにさらにぐっと来ます。

ただ、伊坂先生の作品は、特定のバンドを知っている必要もないくらい、作品としての完成度が高いため、ファンならずとも一読の価値の高い作品です。

あまりに作品が素晴らしいため、3冊購入し、ピーズ、トモフファンの友人2名に寄贈しました。

後日集まって作品について語り合うのが楽しみです。
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No.22:
(4pt)

評価がつけれません

作者の独自のパラレルワールド、伏線だらけ、回収、全てワクワクドキドキします。
が、この本を読み始めてから後半あたりから、いつもにくらべてどうにも話が分からない。最後までハテナが多く‥‥
あとがきを読んで分かりました。
なるほど、音楽フェスのために書き下ろしたおとぎ話だったのですね!!
納得!!!!
そう思って軽い気持ちで読めたら楽しいお話しです。
人のために動くこと、また、何気ない行動が気付かず人を救っていること、
あの人が幸せでいてくれたらいい、というような(違ったかな?)歌の歌詞も含め
全て必然で繋がっていると思って毎日を過ごしたいなと思いました。

虫のような大きさの人間が、扉の向こうにいるのかもしれない、
虫は悪いことをしていないのに嫌われて冤罪だと言う言葉も
その虫に助けられていることがあるのかもしれないということも
改めて
あらゆる可能性を感じさせてもらえました。

日々、凝り固まっている方に軽い気持ちで読んでもらいたい一冊です。
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No.21:
(5pt)

つながり

大好きな一冊になりました。全ての人や物に感謝したくなるような…あたたかい気持ちになれます。
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No.20:
(3pt)

【仙台以外のお話】FESの為の作品

伊坂さんの作品らしい伏線回収があり
FESの為に書かれた作品とあって
仙台以外が舞台となる貴重な作品です。

スパイやエージェントという
ちょっとチープな設定にげんなりしたものの

敗者と負け犬は違う。
勝負に負けただけなら敗者だが
自分を敗者として受け入れた時に負け犬になる。
という趣旨の言葉があり、納得させられました。
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No.19:
(1pt)

一つの実験ではあるだろうけど

サラリーマンの視点とスパイの視点の入れ替わりに何の意味があって、それを通じて何を表現したかったのかが全く読めなかった。筆者のファンならばわかるのかもしれないが、初めての当方にはさっぱり。なので視点の入れ替わりが煩雑で意味の分からない本という感想しか残らなかった。
コンサートのパンフレットのままの方が良かったのかもしれない。
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No.18:
(4pt)

猪苗代湖を会場とした音楽とアートのイベントで毎年配布されていたものを集めた連載短編小説

社会人一年目の男と、スパイとして生きる男、二人の世界が交錯しながら、失恋したり、失言したり、残業したり、謝罪したりしながら、成長していく物語。

猪苗代湖を会場とした音楽とアートのイベント「オハラ☆ブレイク」で、毎年配布されていたという連載短編小説が一つの作品となって出版されたのが本書。

ところどころに出てくる曲のフレーズが伊坂さんの言葉らしくないなぁと思ったら、TheピーズとTOMOVSKYという歌手の曲を引用していたということで納得した。

相変わらずの軽妙な会話と、伏線の回収は見事。

わりと早い段階から二つの世界の仕組みは分かってくるのだが、その扉がどう繋がっていくのか、お互いに干渉できるのかなど、楽しみながら読めた。
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No.17:
(4pt)

優しい自分でいたい

福島県の猪苗代湖を舞台にした、新人のスパイと新卒会社員の世界が交錯するお話。フェスで配布された小冊子を七年分(+α)収録しており、小説のなかの人物たちも年ごとに成長していたりライフスタイルが変わっていたりして、毎年フェスに参加したくなるような内容に仕上がっている。もちろん、猪苗代湖や引用元の歌詞が分からなくても、伊坂さんファンならきっと楽しめると思う。

何気ない善行も、びっくりするような偶然の一致も、どこかで誰かの役に立っているのかもしれないと思うと、ちょっと嬉しい。
大切な人たちが、今日も笑っていますように。
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No.16:
(2pt)

荒唐無稽

私にはあいませんでした。
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No.15:
(5pt)

最高のおとぎ話

章立てが「一年目」「二年目」……「七年目」「おまけ」となっていて、舞台は必ず猪苗代湖。これはフェスとのコラボだから。そして、伊坂幸太郎お得意のパラレル展開。まったく関係がなさそうなスパイとダメな上司。それが微妙に絡んでくる。誰かの意図しない行動の影響が別の世界に及んでしまう。ダークに表現すれば、スティーブン・キングの『アンダー・ザ・ドーム』になるが、そこは伊坂幸太郎。同じ作者の『夜の国のクーパー』のようなおとぎ話になっている。
 ダメな人間の理解できない、本人は無償の善行と思っていることが、個人や会社を救う見事な逆転劇を演出する結果となる。世知辛い事件が続く現実に、嫌気が差した人に贈る、極上のおとぎ話だ。
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No.14:
(5pt)

読後感爽やか。

込み入った話と言えば込み入っていて、なかなか、ワールドに入れない人には、受け入れ難いのかもしれないけれど、私は気に入った。
読後感爽やかな楽しい1冊だった。
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No.13:
(5pt)

読みやすい

あとがきを読むと話のおもしろさが増す。
読みやすくて、朝に読むのにちょうどいいなと、感じました。
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No.12:
(1pt)

ベトついた本が来ました。

まず、発送してる奴が、何を考えて発送しているのか聞いてみたい。

実際の本屋で手に取ったら、絶対に買わないレベル。本当に気分最悪。
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