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(短編集)
マイクロスパイ・アンサンブル
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マイクロスパイ・アンサンブルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 21~31 2/2ページ
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私たちが何気なく生きていく中で、あれっ、どうして、なんかうまくいったよ。てなことがあったら、それはもしかしたら、見えない世界のだれかが任務を果たした結果かも。 | ||||
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毎年恒例のフェスと小説のコラボという事で、視界が入れ替わりつつ、物語と歌詞がリンクしつつ話が進んでいきます。 一年に一度のフェスとの絡みで話を進めているため、本で読んでも、物語の序盤はブツ切り感が否めませんが、一方の視点側のメイン主人公である社会人が同期への態度で自己嫌悪したり、切れ物の先輩や一件弱腰な先輩との絡みで成長していく姿、他方の視点のメイン主人公のスパイが、自身のいる組織の矛盾やスパイの仕事の中で折り合いをつけていき、持ち前の真の強さをベースに強くなっていく姿、2人の主人公が交差する条件… 過去に関わった人、行った事が数年先の出来事に少なからず関わってくるところ、主人公たちはうっすらと感じている何かしらの縁の様なものをこちらは濃密に感じられ、ニヤリとさせられるのは、さすが伊坂幸太郎、といった所です。楽しませて頂きました。 これからも新刊が出たらすぐに買って読む作家の一人であり続けると思います。 | ||||
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世界という大きなスケールを、ナノ・マイクロの小さな世界観で表現している。ように読み進めました。 おもしろいですね。 それ以前に「ぽかぽか」していますね。 あり得ないことはあり得ない、それが読み終えた率直な感想です。 | ||||
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毎年ちょっとずつ仕上がっていく本作は、長い年月をかけて伏線を回収していくので、フェスでこのお話に出会った人は幸せだと思います。 | ||||
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なるほどそういう趣向でしたか 曲知ってる方が楽しく読めるんだろうな。自分は知らなかったんでそこで曲のフレーズが頭に浮かんで相乗効果が得られるだろう部分を堪能する事は出来なかった あまつさえ、心を揺さぶるフレーズであろう<心動かせ><まわれ 転がれ 動け>のトコで、<叫べ 転がれ 慌てろ>のパニック煽動ポイントを連想しながら読んでいた…我ながら駄目だねぇ…苦笑。みたいな ま、読後いつも通り「いいもの貰った」気分になれたから、よし 楽しみました | ||||
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村上春樹にもよく似た趣向の本があったけど、文中に引用される歌詞をまったく知らずメロディーが浮かばなかったり、知ってはいるがむしろ嫌いなミュージシャンであった場合、読者はあまり楽しめません。猪苗代湖のフェスに参加した人なら楽しさ倍増の本になるのだろうけれど。もともと万人に向けて書かれた作品ではないため、万人向けのおもしろさを期待するのが間違っているのかもしれません。帯の裏には猪苗代湖の音楽フェスでしか手に入らなかった連作短編と書いてあり、ここを読んで、あとがきも読んだ上で買っていれば、もっと納得できたでしょう。著者の本はすべて購入しているファンですが、これは残念な部類に入る作品でした。 | ||||
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クジラ頭~みたいな話かぁ…と思いつつ 二つの世界を行き来する流れで読み進めてたけど しんどい! 面白さが分からない。 著者の作品は全て読んできたけど ……戦闘を含む話とか、ずば抜けた権力や才能の持ち主の登場は…… 筆力が追いついていない。 戦いのシーンの表現が 幼稚すぎる印象。 著者の書く 「人が持ち得る気持ちの具現化」の風景が好きだけど SFに傾く方向になると …… 台無しです 残念な1冊でした | ||||
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伊坂作品らしく別の話が並行して進み繋がっていく。 この手のちょっと異次元の設定と、お互いの話が最初は関係なさそうな世界から一つに収まっていく様はいつものように読ませる。 場所や音楽の絡ませ方もさすが。 最初のうちはちょっと別々のストーリーが理解しがたく、ファンタジー的な部分も合わさってこの辺りは好み分かれるかもしれない。 小さな幸せでも幸せを感じさせる、著者らしいやさしさが詰まってストーリー。 | ||||
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緻密で驚きの伏線を楽しみに読んだが、少し物足りなかった。つい読み返したくなる複雑性とスケール感を期待してしまった。こじんまりとしたお話で、ライトに楽しむ作品。登場人物のキャラ設定は相変わらず最高です。 | ||||
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チャンネルを変えるように住む世界を変える。 周波数を変えれば、聞こえる声がある。 どこに行っても、目の前のことに一生懸命になる。 会津磐梯山を聴く。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります とある音楽・アートイベントにて,毎年配られていたお話が一冊にということで, 地域色だけではなく,出演バンドの名前や歌詞が,物語にうまく取り込まれており, 散りばめられた前向きなメッセージとともに,伊坂さんらしいちょっと不思議な世界, 連鎖し,収束をしていくエピソードとやり取りにホッとなる,七年分,七篇の作品です. プライドが何だ,正解は一つじゃない,立場によって大きく変わる物事の見え方など, 何より,あの人たちが幸せに,笑っていればいいなと,設定自体はファンタジ風ですが, 何気ない,いいことばかりでもない毎日に,小さな喜びや希望が見つかりそうな一冊です. | ||||
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