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爆弾
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爆弾の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全123件 21~40 2/7ページ
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犯罪者と刑事とのかけひきが最高でした。 | ||||
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とても面白かったです スズキの描写がすごくて こんな風に人物を作り上げ書くのが圧巻でした ここまで表現している作品は他にないかも、、 スズキがすごすぎて、警官達の個性が霞む 記憶が薄れたらまた読みたいです | ||||
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クソムカつく冴えない中年スズキタゴサクに終始怒りながらも、時折言っていることに「それはそうかも」と思わせられたりしちゃって、最悪なヤツだと思いながらも少しだけ惹かれてしまって、『羊たちの沈黙』のレスター博士的なカリスマがある。爆弾2も出ているそうなので読みます! | ||||
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「人といふ人のこころに一人づつ囚人がいてうめくかなしさ」 石川啄木の詩集「一握の砂」に収められているこの歌に準えて、人の本性をテーマに描かれている作品だと思う。 とても印象深く心に残ったのは、警視庁特犯係のキレ者刑事、類家が言った一言 「人の心をのぞける能力があるとします。サトリって妖怪がもつような力です。これは一見、とても便利に思われますが、よくよく考えるとだいぶ怖い。相手の心をのぞけるってことは、相手の汚い部分から逃げられないってことですからね。」(P154) 連続爆破事件の容疑者であるスズキタゴサクも類家もサトリに近いような能力があり、日々、人の身勝手な支配欲や欲望、嫉妬、嘘に辟易しているのだろう。 作中でも、そのような人の本音は、冒頭の細野ゆかりのサークルの飲み会に対する本音(たぶんフラグ)、優秀な刑事長谷部の性癖、伊勢の出世欲を背景にしたスタンドプレーなど、たっぷりと描かれている。 それでも救いが無いわけではない。天秤のように微妙なバランスで善と悪が揺れ動きながら、迷うのが普通の人間なんだろう。 そして野方署の刑事である等々力功が最後に漏らした言葉が作者が伝えたかった言葉なんだろうと思う。 | ||||
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予告爆弾=無茶な納期ですよ。 爆破予告があったのに防げなかった警察が悪い。警察が被害者になります。 不法行為とは被害者が加害者に損害の賠償を請求することをいいます。 そこで警察は被害を抑えるよう努力をすることになります。 共感するべき点がありました。 捜査官が爆弾を防げなかったことで責任を取らされます。 頑張った人に対して何もしていない人から罵声を受けるのです。 仮に責任を取るのはいいとしても無能呼ばわりは我慢できません。 心が折れて世の中どうでもよくなります。 私も同じ状況です。 何もしなてナイから責任がナイ。 この構図はどうになならないものでしょうか。 | ||||
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引き込まれて一気読みしました! | ||||
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ひえー、こんなアクの強い悪役をみるのは久しぶりだ。 爆弾魔スズキタゴサクの造形が、とにかくムカついていやらしくて気持ち悪い(←褒めてる)。 中二みたいなご高説を披露し、かといって全く的外れでもなく、しかも失うもののない無敵の人が、大勢の命がかかった爆弾ゲームを仕掛けてくる。 もうこの時点で怒りゲージが溜まってくるのだが、それもまたスズキの狙いだったりするのだ。 しかもかなりの強敵。 警察側が何度もゲームを制しそうになるのだけれど、そのたびに「まだ俺のバトルフェーズは終了してないぜ」とか言ってきて、警察陣営が「ひょ!?」ってなって、読んでるこっちの「ひょ!?」ってなる。 スズキと警察のバトルは主に狭い取調室のなかでのみ進むのに、怒濤の展開で状況が二転三転して手に汗握った。 そこに警察陣営の濃厚な人間ドラマも絡んできて、それもまた面白いのだ。 みんなちょっと自分勝手に動きすぎだけど。すがすがしいくらい公私混同してるし。 けどその自分勝手な部分が、つまりその人の生き様であるっていうラストはすごく好き。 2もあるようなのでそちらも読みたい。 | ||||
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過去1の小説だと思います。引き込まれました。 爆弾2も迷う事無く購入しました。 是非お勧めしたい小説です。 | ||||
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このお盆の期間で、久しぶりに一気見してしまった作品。著者の作品の中では、初めての読了となったが、この本だけで別の作品も気になってしまうほどの存在感。怒涛の展開で、ページを捲る手が止まらず、頭の中で何度も爆発が起きていました。 スズキタゴサクの狂気はバッドマンの敵役ジョーカーに近しいような存在で、どちらが白と黒なのか人間心理を抉ってくる。取調室での攻防で、手も足も出ない中、逆転劇として後半のバトルはキレッキレで、応援必至!! 二者択一はできず、警察と犯人どちらも役者が揃わないと成り立たないゲームではあるが、ひたすらに打ち負かしてほしいという欲に駆られながら、ページを巡っていた自分がいました。 ミステリー好きには間違いなくオススメしたくなる一作です。 | ||||
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ハラハラドキドキ読了。 | ||||
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衝撃を受けている。 推理小説を好んで読んでいるが、ほとんどの作品が事件を解決する側が主役であるのに対し、本作は犯人が主役と思うほどの存在感。圧倒的に悪。 にもかかわらず、後半まで本当に犯人なのだろうか…と思わずにはにはいられない。 読み終わるとなるほどと思うのだが… ミステリ好きにはおすすめしたい作品。続編も楽しみ。 | ||||
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時々主語が誰なのか分からなくなる。 清宮?等々力? | ||||
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読み始めてからあっというまにピークまで来たと思ったらまだ半分!?というレベルの面白さ。素直に面白かった。そして読みやすい。普通に本を楽しむレベルの人なら絶対に楽しめると思う。 | ||||
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普段は意識しないけど、自分の心の中にある、命の価値基準、差別意識が賦活するような物語。おかげで気分悪いわ!笑 にしても、小説にしてこの臨場感、緊迫感、胸糞感笑。良い体験出来ましたよ。 現代人に生きる人の闇を描くの上手すぎですわ!損得感情でしか人生をはかれない、皆からの非難が怖いだけの薄っぺらい道徳感、他人の失敗や悪行に対してこれ程かというくらいのこき下ろし‥。あぁ頭痛くなってきた‥。気分悪いわ笑 | ||||
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この作品は一気読み必須なんで週末に読み始めないといけない。 警察と犯人の心理的対決で爆弾の在処と犯人のキャラクターに迫るが、捉えどころのない犯人が圧倒的な存在感。人間のありとあらゆる欲望(偏ってはいるけど人間的)が曝け出されてて、白でも黒でもない濁ったグレーのいや〜な雰囲気が続きます。 | ||||
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最後のどんでん返しみたいなよくあるトリックミステリーとは訳が違う。 ミステリーで繰り返し何度も読むのは数冊だけど、この本も何度も読むことになりそう。 | ||||
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面白い | ||||
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面白さが先行して、傑作に必要な要素(主要人物であるタゴサクや類家の背景など)を落としている気もするが、面白いからまあいいや、という気分にさせてくれる。でも、等々力がいなければ、満足感は薄かったんだろうな…… | ||||
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確かに面白いと思います。 長編小説をしっかりと楽しめるでしょう。 私は、犯人のポイントの描き方が弱いと感じました。そのポイントが1番の驚きの部分だと思ったのですが、劇的な解明ではなかったので、爆弾の爆発とのらりくらりの犯人との頭脳戦がクローズアップされていて少し不満足でした。 よって⭐️1つマイナスです。 | ||||
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次の展開が気になり、どんどん読んでしまいました。犯人と刑事とそれぞれの価値観をぶつけ合うという感じでした。 取調べ室の会話を中心に進んでいきますが、そこで刑事の内面がよくわかります。一方で犯人の価値観というか軸がどこにあったのか、そこはわかったような、わからなかったような印象で終わりました。 | ||||
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