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俺ではない炎上



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【この小説が収録されている参考書籍】
俺ではない炎上
俺ではない炎上 (双葉文庫 あ 71-01)

俺ではない炎上の評価: 3.98/5点 レビュー 83件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.98pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全83件 41~60 3/5ページ
No.43:
(5pt)

完全に騙された(笑)

(以下、完全にネタバレ)
一読したところ「小学5年生のえばたんがこれだけの犯行をしたの?
え?え!?」と混乱しましたが実は山縣夏実の語りは10年前の
夏実が被害に遭いかけた性被害事件についてだったんですね。

筆者の語彙力・表現力が豊かで自分が追い込まれていく錯覚に陥り
「こんなおかしな日本語、山縣さんは絶対に許しませんから」
と無実を信じてくれた青江には山縣泰介同様、自分も感涙した。

邪推せず砂倉=サクラで犯人と決めつけ読み続けるうちに
実は小学5年生の娘の犯人説が浮上し驚嘆していたところ
まさかの奴が真犯人だったとは!完全に騙されました(笑)
夏実がSNSを乗っ取ったのは父親への復讐でなく
ゴルフ仲間がいない父親にネットでの出会いを伝えたかった
純真無垢な少女であることが判り後味がいいスッキリした気分になった。

後は自分が思った疑問点。
 終盤でサクラは同級生のえばたん犯行説に気付くのだが
 すみしょーに「ほんの小さな子供の手によって
 山縣泰介が殺されてしまう」と訴える描写がああるが、
 えばたんは158㎝と確かに小柄男性だが大学生である夏実の
 元同級生を「小さな子供」と表現するのは小学5年生の夏実に
 ミスリードしたい筆者の思惑だろうが全容が判った今では違和感
 を感じる。
俺ではない炎上Amazon書評・レビュー:俺ではない炎上より
4575245194
No.42:
(2pt)

これ本当にミステリファンが評価してますか?

この手のミステリや現代小説はだいたい読み出すとすぐ熱中するものなんですが…これはなかなかのめり込めませんでした。

苦労して1冊読み通して最後の方で、ああ、いわゆる叙述トリックか?とは思ったのですが…
なぜかもう一回読み返して諸々確認する元気が湧いてきません。正直、一回よむだけで疲れました。

端的に言うと面白くないから、でしょうか。
叙述トリックがあって、犯人が誰かも分かったけど、どうやって犯罪が成立したのか、があまり見えてきません。

バラバラのピースが謎解きでピタッとハマる感覚が皆無。

この本、本当にミステリファンから評価されてますか?
この作品よりもっと面白くても、キツい評価を浴びせられてる作品を良く見かけますけど、なんでこんなに高評価なのか。

どなたか、この作品の面白い読み方を教示してください。
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No.41:
(5pt)

アクションシーンが圧巻

ハラハラさせるのが非常にうまい小説でした。『六人の嘘つきな大学生』に比べて、登場人物に感情移入はできませんでしたが、難解なミステリーとアクションシーンが圧巻。面白かったです。
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No.40:
(5pt)

ネット社会の恐怖

ある日突然、自分になりすました誰かが、ネット上に殺人現場の写真を掲載する。
それから先は、ひたすら逃げまくる展開。
ネットで間違った炎上が起こると、とんでもないことが発生する恐怖を描いた作品
俺ではない炎上Amazon書評・レビュー:俺ではない炎上より
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No.39:
(4pt)

オーディオで読んだのが失敗

Amazonのオーディオ1ヶ月無料で読んだので、途中でトリックに気付いてなるほど!と思ったものの、書籍と違って簡単に読み返せないので、探すのが面倒で確認したいことが曖昧なまま、終えました。TwitterのIDが音読されるのも分かりづらかったです。やはりオーディオブックには限界がある、書籍で読むことをおすすめします。
読ませる勢いはあったけど、トリック自体は珍しくもなく、ミステリーでは何度か見たことあるものでした。映画でもあったはず。あと犯人の動機や人柄の描写が少ないかなぁと思いました。Twitterを題材にしてるのは現代的な問題に言及していてよかったです。いくつか辻褄が合わないところもあったものの全体的に面白かったです。
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No.38:
(5pt)

まさかの騙された!面白い

犯人を当てることが得意だけれど、この作品においては最後までわからなかった。
私の見当違いもいいところ(笑)。

ミステリーという形をしながら、家族形成の物語でもあるし、ネットで情報発信することへの責任や問題も描かれている。
著者の作品の中で最も面白かった。
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No.37:
(4pt)

自分が知らない間に、自分のSNSができて、女を殺していた。

SNSを駆使した物語。自分の知らないところで自分のSNSができていて、自分のSNSは、女性を殺人したことを画像を上げる。そのSNSが、特定され、個人名、勤め先もSNSに挙げられる。知らなかったのは、自分だけ。職場に行ったら、同僚たちの冷たい視線。支社長から、これはなんだと言われ、出勤しなくていいから、帰れと言われる。犯人でないけど、犯人に祭り上げられて、逃げ回ることに。
 匿名のコミュニケーションが、心の闇をひきづりだす。非難、茶化し、揶揄する。フェイク情報を拡散する。おヒレがついて、SNSに、モンスターが登場する。
 逃亡犯は、山縣泰介。大帝ハウス大善支社営業部長。50代の泰介には、ネットにあまり強い人ではない。何が起こっているのか?とにかく、自分は犯人ではないのであるが、周りは犯人を見る目があり、ネット上では、山縣泰介の犯人であるということが、積み重なっていく。
 そして、泰介が夜中に自宅に戻ったら、またしても女性の死体があった。そして、Android型のウォークマンを見つけ、それが自分のネットにあげた画像があった。なぜ?またしても、逃亡する。
 SNSで、二人の女性を殺した犯人として炎上する。言われのない殺人事件に巻き込まれた。
そして、違う会社に移った後輩の家を訪ねたが、匿うことを拒絶される。仕事の中で、恨みが多く存在していることを知る。泰介は、自分の過去に向き合うことになり、無実だということを信じてくれる人はいなかった。それが、一番辛いことだった。結局、自分の中心にしか考えていなかったのだ。
 殺された女の二人は、売春をしていたのだった。一体、自分のSNSは、誰が作ったのか?女を殺したの犯人は誰なのか?ぐいぐいと、真相に近づいていく。そして、時間軸が違って、その真相が明らかになる。
 昔テレビドラマで見た妻殺しの濡れ衣を着せられ死刑を宣告された医師リチャード・キンブルが、警察の追跡を逃れながら、真犯人を探し求めて全米を旅する物語をかすかに思い出した。とにかく、逃げ回るのだ。あの頃は、SNSもなかったので、考えてみるとのんびりしていたのかもしれない。SNSがあり、スマホのGPS機能があり、監視カメラもあるので、逃げるというのはかなり困難だ。それでも、この物語は、終盤は畳み掛けるように終末を迎えるが、誰でも情報発信できるSNSから、逃げ回ることはスリリングだった。
俺ではない炎上Amazon書評・レビュー:俺ではない炎上より
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No.36:
(2pt)

色々と意味不明でした。クリスティ「春にして君を離れ」の模倣作?

5点評価が多い中でこのような感想を書くのは悲しいのですが、私には意味不明でした。「六人の嘘つきな…」の完成度が高かった分、とても残念な読書体験となりました。

逃亡者もののサスペンスは、仁木悦子「灯らない窓」から伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」まで色々読んでおり、好きなジャンルです。だから今作も楽しみながら途中まで読み進めたのですが…。

(以下ネタバレ)
さすがに、終盤の種明かしで「舞台が10年前と現在を行きつ戻りつしていた」ということは分かりました。そういう叙述トリックだったのだな、と。ただ、どの場面が10年前あるいは現在なのか、分からない箇所が多すぎます(夏実視点はすべて10年前なのかも知れませんが、だとすれば整合性の合わない部分が明らかにあります)。伏線らしきものが結局どんな意味だったのか、理解できないまま大量に残されています。登場人物の言動が皆不自然で裏がありそうなのに、結局その意図がいずれも明かされないままフィナーレを迎えた印象です。
思わせぶりなセリフや謎めいた演出の解答が明示されていないので(おそらくこういうことか?と想像はできますが)、すっきりしないままです。犯人が主人公の手元に手紙を仕込む方法や意図、ツイッターの本人を同定する方法(夏実はなぜ住吉初羽馬を同定できた?)、「からにえなくさ」の話題を初羽馬に振る夏実の意図、電気も通らない廃屋で10年間放置された通信機器を使い続ける意味、緯度経度で場所を指定する意図、真犯人の不合理さの説明(なぜ女子大生を殺したのに主人公は殺さず犯人に仕立て上げたのか?しかもあのタイミングで?)…再読しても分からない点がキリがない程出てきます。
このような複雑なプロットを潤滑に表現できるほど、作者の力量は洗練されてはいないのだと思いました。例えば東野圭吾作品なら、真相が提示された瞬間全ての伏線が有機的につながり、再読するまでもなく小説世界が緻密な必然性の元で構築されていたことを理解できます。残念です。漫画も含め浅倉氏の作品は全作読んできたのですが。

ところで私の理解では、おそらくこの小説が最も意識したのは、アガサ・クリスティ(メアリ・ウェストマコット名義)の「春にして君を離れ」かと思いました。
俺ではない炎上Amazon書評・レビュー:俺ではない炎上より
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No.35:
(5pt)

終盤の展開が想定外

本も買っていたのだけれど、Audibleで聞きました。
始まりから2/3位まで進み、終盤にかかった頃の話の展開に「ん?」となり、最後まで止めることができず、読了。
これは完全に著者の罠にはまりました。
この展開はかなり予想外ですが、想像の上を行くものの、無理筋ともいえない話運びのうまさに脱帽です。
かなり楽しめる作品です。
俺ではない炎上Amazon書評・レビュー:俺ではない炎上より
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No.34:
(4pt)

肩肘張らずに読み進められるミステリー

出張の飛行機の中で一気読みしました。軽めのミステリーだけど意外性も十分に堪能できるし、スキマ時間などでの読書にお勧めです。
俺ではない炎上Amazon書評・レビュー:俺ではない炎上より
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No.33:
(5pt)

とても読みやすく、最後は胸にドカンときた

終盤今回の炎上のキッカケ、もとい犯人がわかるんですが、そこから「ん?亅と違和感が出てきて、まさかの着地。

この小説おもしろwって呟いちゃいました。
俺ではない炎上Amazon書評・レビュー:俺ではない炎上より
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No.32:
(3pt)

よくわからない

話は自体には引き込まれて、読んだけど、佳境に入ってから、頭が混乱してしまった。
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No.31:
(1pt)

わかりずらい

トリックのためのトリックと言う感じで、
読んでいて面白くない。
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No.30:
(5pt)

中年男性必読。

途中から読む手が止まらなくなりました。

信号待ちのたびにページめくってたぐらいです。

登場人物たちの心理描写に共感し、反省ができます。下手な自己啓発本より人間レベルアップしたきがします。物語の起承転結、あっと驚くトリック、映像化不可な所もグッド。

せっかく読んだ面白い小説があとあと映像化になってがっかりすることもあるので、読後の満足度が非常に高かったです。
俺ではない炎上Amazon書評・レビュー:俺ではない炎上より
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No.29:
(4pt)

もし最初に警察に行っていた場合はどうなったのだろうと思いながらも、最後まで楽しめるミステリだった

ツイッター上で突然、血の海地獄と書かれた地面に横たわっている女性の映像が投稿され、それをリツイートしたことをきっかけに、一人の男が犯人として名指しされ、炎上する事態に陥る。

その男は何もしていないのだが、犯人として警察にも目をつけられ、いたずら半分のユーチューバーからも狙われることになり、必死の逃亡劇が始まるというスリリングな幕開けだった。

物語は、リツイートして投稿を広めた大学生、犯人として名指しされた住宅メーカーの男、その男の娘、そして警察の捜査という4つの視点から展開されていく。

冤罪事件として現代社会ではこういったことも実際に起こりうると思わされる内容で、追われる立場としては本当に恐いと思った。

安易にリツイートしたり、犯人と思われる人物の目撃情報を投稿したり、人物を誤ってホームレスを暴行したりと、自分の承認欲求を満たすだけの行動が散見されるが、本書にも書かれている通り、みんな「自分は悪くない」と思っているというのは、その通りだと思った。

終盤は3つの視点が交錯、叙述トリックがうまく使われていてなるほどという内容だった。

もし最初に警察に行っていた場合はどうなったのだろうと思いながらも、最後まで楽しめるミステリだった。
俺ではない炎上Amazon書評・レビュー:俺ではない炎上より
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No.28:
(1pt)

面白くない。

6人の大学生を読んで面白かったので、本作も読んだが期待はずれでした
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No.27:
(4pt)

巧妙な時間差トリック 一気読み必至

他の皆さんが書いている通り、楽しく、はらはらしつつ、一気読みに誘い込まれてトリックにはまる。人情ドラマ的描写もあり。で、最後にそういうことかぁとなる。 犯人の動機の描写が時系列でもっと生々しく、だったら犯行必至だよねぇと思えるものがあった方が個人的には後味が良かったけど、誰でも犯人になりうるという意味ではこれもありですね。読んで損なし。
俺ではない炎上Amazon書評・レビュー:俺ではない炎上より
4575245194
No.26:
(3pt)

パチモン

テーマはいい!
テーマはいいけど、うーん、、。
個人的な印象としては、
「ゴールデンスランバーのパチモン」。
俺ではない炎上Amazon書評・レビュー:俺ではない炎上より
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No.25:
(2pt)

嘘でしょ。

前作の「6人の嘘つきな大学生」がとても面白くて、紛れもない傑作だと思ったのでこの作品を期待して読んだ。だけど…。
 嘘でしょ、浅倉先生。面白くないよ。非常に展開が遅くて、引きがないよ。
 つまらない逃走劇が延々と続いて、250ページ位から真相が明らかになっていくんだけど、その真相もうーん、という感じ。犯人が主人公に罪を擦り付ける動機がちゃんと書かれていない。多分あれなんだろうけど理解、共感出来る範囲にない。
 SNSなどの書き込みに対する筆者の思いは理解したけれども…。そういう意味ではAmazonレビューで作品の肝をサラッとネタバレしてる人にその想いは届いてない。
俺ではない炎上Amazon書評・レビュー:俺ではない炎上より
4575245194
No.24:
(4pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

「炎上」という言葉から、行き過ぎたネット批判がテーマかと思うが、みんな、謙虚に自己反省して、素直に「ごめんなさい」を言おうよという話。

主人公によく似たタイプの男性が身近にいたから、その人を想像しながら、読み進めていきました。10年前の話がさりげなく挟まれています。叙述トリックですね。正義感にもとづいた殺人にしてはバラバラにしたり、殺し方がエグすぎます。逃亡劇や犯人捜しは楽しかったから、ギャップを感じました。現代は誰もがSNSを使って自己承認、自己肯定している。弱い自分を護るためなのは分かるが、時には「私は悪くない」を捨てて、謙虚に反省して、「ごめんなさい」を言おうよ、と。
俺ではない炎上Amazon書評・レビュー:俺ではない炎上より
4575245194

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