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フォーチュン氏の事件簿
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フォーチュン氏の事件簿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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フォーチュン氏の作品は一作目を読んでいますが、もっと邦訳されていいのでは? | ||||
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中学生か高校生の時に、ここに載っている”小さい家”を読んで、面白いかった。大人になってやっぱり手元に欲しいと思ったんですが、作者の名前をフォーチュンと思っていたため、ずっと探せませんでした。推理小説マニアの知り合いに、あらすじを話したらすぐに教えてくれました。やっぱり面白い。黄色いナメクジが有名ですが、私は、小さい家になぜか惹かれるんですよね。 | ||||
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「黄色いなめくじ」以来、ベイリーの、フォーチュン氏の大ファンとなりました。私情をはさまない所がかっこいいのです。好みにも寄りましょうが、私はホームズ譚よりも好きです。「知られざる殺人者」「小さな家」「聖なる泉」と、現代にも当てはまるような、子供が巻き込まれる陰惨な事件が多いのですが、それが最も憎むべき事件であるからこそ、ベイリーは書き続けたのでしょう。 | ||||
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レジナルド・フォーチュンは本業は開業医師、ある事件をきっかけにスコットランド・ヤードの刑事と知りあいになり、その推理力をかわれ、難事件がおきると捜査に協力するようになる。1900年代の初めから半ばにかけて活躍した素人探偵です。本書には短編7作が収録されていますが、数ある短編の中から精選されたのでしょう(ちなみに巻末の解説によるとフォーチュンものの短編集は12冊あるそうです)、短編の代表作とされ、あちこちのアンソロジーに採録されている『黄色いなめくじ』に優るとも劣らないできばえのものばかり、とても楽しめました。惜しむらくはフォーチュン氏の人物像、副題に『シャーロック・ホームズのライヴァルたち』とあるのですが、かの名探偵と比べるとどうしても地味な印象を受けてしまいます。まあ、ホームズがあまりに強烈でエキセントリックすぎるということもあるのですが。そのためか、作者とともにあまり知られていないようで、翻訳されている作品数も少ないのですが、訳されているものはどれも水準以上のでき、ミステリが好きだけどまだ読んだことがないという方、ベイリーという名前、要チェックです。 | ||||
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H.C.ベイリーの創造したレジナルド・フォーチュン氏が活躍する7つの短編が収められています。残念ながら日本においては知名度のある作者ではありませんが、大戦間の時代にはクリスティなどと共にイギリス推理文壇の五巨匠の一人に数えられていたほどの作家であることからもその実力は窺い知れるでしょう。フォーチュン氏は必ずしも正確な法の執行をよしとしないタイプで、同じ作者が生み出した弁護士のジョシュア・クランクとの共通点も見受けられます。彼は開業医だった頃に警察に協力したことがきっかけで事件に関わりますが、直接依頼人が訪ねてくるなど私立探偵的な要素も持ちあわせているようです。フォーチュン氏は多くの探偵に見られるような超然とした態度を取るわけではなく、色々不平を言ったり不機嫌になったりと人間らしい面を見せており非常に親しみやすいキャラクターになっています。 | ||||
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