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自転しながら公転する
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自転しながら公転するの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全149件 141~149 8/8ページ
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が、他のレビューで既に言われているのと同じく、プロローグとエピローグは邪魔な気がした 後は細かいディテールが色々突っ込みドコロが多かったかな …田舎のヤンキーはよっぽどの事がない限り、免許を失効させたりしない。(免停中に事故って取消食らってそのまま無免許で運転するヤツは割といる) 田舎の女はバッテリー繋ぐ事位は普通に出来る。車は趣味でも娯楽でもなく、文字通り「足」だから 「足」じゃない人は仕事帰りの運転が憂鬱なのか…車に乗り込んだ途端に「自室」にいる感じになるから、バスや電車より楽だがなあ。チャリだと憂鬱になるが 田舎の整備工場で、代車も出さずに1週間かかるようなやり方してたら潰れるよ… 幾ら若く見えても三十路越えを、関わる人全部が「女の子」「可愛い子」扱いするのは違和感ある。若く見えても董は立つモンだし 介護の為に実家に戻ってくれ。って言っておいて「この家売るから出ていけ」ってのもあんまりな気がする ↑に関しては、大した事担ってないからどっちもどっちだけど 店長の「子煩悩」の夫が、子供の世話を放り投げて家出するのも何かヘン オープンハートに10万出されたら、自分なら別の意味で沸騰する。意匠が素敵であろうがなかろうが、シルバーに10万は自分の価値観の中には、無い ニャン君の率直さは「買い」だw「結婚相手としては、無理」でも「年上の素敵な人」として扱える精神性が良い感じ あ、そう考えるとエピローグは特に邪魔でもないか?2040年かあ…20年って意外とあっという間に経っちゃうから、半端な未来の予測描写は入れないに越した事はないという気がせんでもない 程々に楽しんだが、帯と中身のイメージは甚だしく相違した | ||||
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エピローグとプロローグは蛇足かな。著者が都と貫一が結婚した先まで書きたかったからなんだろうけど、小説全体に流れる雰囲気を壊してる気がする。 でも、全体的によく出来た小説で、長いけど一気に読める面白さがあった。私も自分は高学歴高収入だが、貫一みたいなある意味すごく馬鹿だけど生き物として本質的に強いタイプの男に本能的に惹かれる(一方で不安にも思う)ので、都の気持ちにも共感できた。 幸せになりたいと思わなくていいというのはすごく共感。私は幸せという概念は抽象的すぎて興味がない。彼氏が欲しい、正社員になりたい、海外に行きたい。そういう具体的な欲求なら良いが、漠然とただ幸せになりたいというのは、世界で一番美味しいものを食べたいと言っているようなもの。霞を掴むようなものだ。幸せという概念にあまり興味がないからこそ、逆説的に自分は幸せなのだろうと思う。 | ||||
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読んでいる間、ずっとイライラしていた。 都はもちろんのこと、母の桃枝の行動や振舞いにもすごく不快感を抱いた。 これは一体なんなんだろうか? もしかしたら、私が男だからこの女性たちの考え方を受け入れられないだけなのか?結局は、性差なのだろうか。そう思いながら読み切った。 そしてたどり着いた答えは、この小説が「人間の身勝手さ」を写実的に描いていたからだということだ。 人間とは本来身勝手な生き物だ。 そしてその身勝手さを、他者が快く受け取れるケースは本当に少ない。 身勝手さを可愛く思えるのは、赤ちゃんのそれぐらいではないだろうか。 その「人間の身勝手さ」という物を、30代女性、仕事、結婚、家族といった要素を組み合わせて、リアリティを持った物語として昇華している。この小説はいわば、人間の身勝手さを覗き見ることのできる装置だったのだ。 作中「ただ、言いたいことを言う、ということが必ずしも気の晴れることではないことを最近都は痛切に感じることが増えた。気持ちを抑えて黙っていた方が楽なこともたくさんある。」と語るシーンがあるが、まさに身勝手さは、我々が社会生活を滞りなく営む上で他者に見せないようにひた隠しているものなのだと感じた。 私たち誰しもが、身勝手さを抱えて、そして隠して生きている。 他者の身勝手さに寛容になりすぎる必要もないが、そういうことがあるということを知っているだけで、この複雑な社会を少し生きやすくできるかもしれない。 そんなことが実感できた一冊だった。 | ||||
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秋の夜長のお伴用に購入しました。 読みたかった本なので楽しみです! | ||||
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正直、最初の方は主人公の喋り方が気になることも。 でも、時間が許すんだったら、一気読みしてたと思うくらい止まらなくて。 最終章読むまでは、これを読むために他のことが疎かになってた自分が嫌だったんだけど、 読み終わったら、読んでよかった!面白かった!って思えた。 | ||||
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久々に著者の作品を読みました。 分厚い本ですが、一挙に読んでしまうぐらい 物語に引き込まれました。 他の方も書かれていますが、はじめと、終わりは 必要ではなかった気もします。 | ||||
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主人公の母親と同世代ですが、娘の気持ちに共感しました。 結婚や出産はとっくに終えているので、今はホントに気が楽。 これから恋愛や結婚する人はいろんな重圧がありますよね。 山本文緒さんの小説、久々に読みましたが面白かったです。 | ||||
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初めてこの作家の書籍を読みましたが文章が読みやすい。 また、女性の心理面もかなり深化して書かれており絶妙。 しかし、ネタバレになるが、この小説は柱になる本体部分だけにし、 「プロローグ」と「エピローグ」の部分が無かった方(特に、「エピ ローグ」はいらないように思う)がかえって余韻が残り、より次元の 高い小説になっていたように思う。 | ||||
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素晴らしい作品。悩めるアラサーに是非読んでほしいです。 | ||||
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