■スポンサードリンク
自転しながら公転する
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
自転しながら公転するの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文章のつくりがめちゃくちゃ苦手です。 おかげで全く読み進められていないです。 プロローグと本編数ページしか読めてないです。 立ち読みでもサンプルでもなんでもいいので試し読みしてから買った方がいいです。本当に。 前後関係がわけわからないし、今まで名前呼びだったのが急に苗字になって誰????てなりました。 方言なのかわからないけど、言い回しもよくわからなくて誰目線で話が進んでいるのかいまいち理解できなかったです。 読み終わったら改めてレビューします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
余韻を完全に打ち消すエピローグでした。これは嘘八百作り話でーす、と言われている気がしました。本編自体はとても面白かったです。主人公以外は話を動かすために丁寧に配置された人形みたいではありましたが、各場面の状況がよく伝わるように描かれていたので、興味深く読めました。 熱海の貫一おみやの逆デートDV的なシーンはこれを書きたくてわざわざ入れた箇所に思えました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
プロローグを読んで勘違いしたまま本編を読んでしまいました。せっかく素晴らしい小説なのに、頭に「?」が入ったままなので、のめり込む事が出来なかったのがとても残念です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一人の女性が恋愛、仕事、家族のことに悩みながら成長していく物語。 家族は大事だけど煩わしい、そういう感じがよく分かってしまう。 彼氏は学歴のない寿司職人で、高学歴・高収入の男性ではなく、人間性で選べる主人公に好感を持ちつつ、彼氏の何かに違和感。 明かされた彼氏の秘密に主人公も私も戸惑う。 でも結局この彼が良いのか。この結末は少し納得できなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
改めて思った事は、自分には服を売る仕事は出来ないなーと。清潔感がないのは嫌だからそれを気を付けるのとサイズ感だけは合うように選んでる。毎日着るものを今の流行りを取り入れながら考えるのは大変だと思った。服が好きな人にとっては楽しい事だろうけど。 後は、更年期障害は怖いと感じた。症状もバラバラで全く何も変わらない人もいるのに、うつ症状が出てしまう人もいる。ホットフラッシュも知り合いの人が結構辛そうにしていたし。不安になる部分だった。 都子さんの将来への不安は分かる所があった。人を羨ましく妬ましく思う事もたくさんあるから。自分勝手な考えや少しのずるさも文章で見ると驚いたりちょっと引いたりするけど、私もみんなもそんなに変わらないんじゃないかと思う。結局は自分のために生きているから。 どうしても許せなかった事は、貫一さんが昔、女性を乱暴する時に見張り役をしていた事。何も知らずに見張り役をやった訳はないだろうし。若い頃の悪い事っていろいろあるけど、その先の未来で人を大切にする権利すらその人にはないと思った。どうしても許せない事なんだなと、自分で自分が分かった。 災害ボランティアは今まで自分はした事がなくて、もし行ったとしたら都子さんと同じ真新しいリュックと靴で向かう事になって、ロスから来てる女性に陰口言われてしまいそうだ。でも本当に大切な事は、行動を起こした事だし、陰口を言ってる人達の考えが狭くてが悪いのに、実際そこにいたら言い返せる自信は無いな。 エピローグはまさかそこまで先の話かと思わず、驚いたけれど、自分の両親もそれまでに読んでいた文章のようにいろんな事やいろんな思いがあって、親になったんだよなと思うと心に素直に落ちて読み進められた。 日本はこれからどうなるのかなと不安にもなった。 読み終わって両親の事を想像して、もっと話を聞きたいなと珍しく思った。 山本文緒さんの作品、もっといろいろ読んでみたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初出は『小説新潮』に2016年1月号から、断片的に連載されたもの。 単行本化に当たって大幅改稿、プロローグとエピローグを書下ろし。 前後に新たに追加された部分によって、まるで数代に渡る『ファミリー・ヒストリー』。 オリジナルとは全く別な、近未来物になってしまったではないか。 自らの病いと周囲、日本の将来を重ねて憂いてのことか。 冒頭からかなり長い間、アパレル関連、ファッション業界に興味がない方々は、辛過ぎるだろうなあ。 高校の先輩が東京スタイル、元妻がイトキンに就職してなかったら、途中で挫折していたかも。 単行本P65、「ホルモン治療って、癌の発生率だけじゃなくて狭心症になる確率も高い」との件で、目が醒めた。 前立腺癌を患った我が義父がホルモン治療を受け、ほぼ完治したにも関わらず、新しく大腸癌と結腸癌を発生、心臓病も併発して数回の手術を経験。 個人的に、物語世界から、現実へと引き戻された感がアリアリ。 服飾への関心とリサーチは作者の幼い頃からの興味と旺盛な好奇心の表れだろうし、疾病については、御本人の死因(合掌)となった膵臓癌との闘いがベースだろうし、かなりリアリティに満ちた小説。 『金色夜叉』の“貫一”と“おみや”を基に、きっちりした現代恋愛物に仕上がったのは、山本さんがジュニア小説から書き継いだ蓄積の開花と捉えるべきか。 主人公の両親を襲った根深い倦怠期、熟年離婚の危機は、戦後日本の複雑な歴史情勢や社会状況、加速度的逼迫し続ける現代日本経済、不幸へとひたすら突き進むかのようなこの国へ向けた遺書と書けば、褒め過ぎ? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人生って、こんなにもいろいろな事を感じながら、考えながら生きてゆかなければならないのかと思った。自分の場合、大学を出て、大企業に入り、それなりの厳しいサラリーマン生活を送り定年退職を迎えた。その間、結婚、子育て、単身赴任生活、妻との死別、現在90歳以上の両親の存在など、世間によくあるパターンをたどっていると思う。しかし、感受性が低いからか、あるいは単純な人間だからなのか、都ほどいちいち感じなかったし、よく考えて人生を送って来なかった。将来のある若い人がこの小説を読んで、どんな感想を持つのだろうか。参考になるのかするのか。希望を持つのか持てるのか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
と思って暗澹たる気持ちになった。 この記述は興味深かったけど プロローグ、エピローグは必要だったかなあ。 母親目線も必要だったかなあ。 遺作と思うと悲しくてならない。もっと読みたかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人の闇部分を前面に押し出したような内容、そして共感し辛いあいまいな感情で生きる主人公。さらに冒頭とラストの展開は狙い過ぎ感が見える。にも関わらず470ページの長編を一気に読ませたのは秀逸。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めての作家の作品を読了。恋愛や結婚に悩む女性の順風満帆にいかない恋愛小説。ありふれた感じで、山あり谷ありの末、結局、結ばれたんだぁ。エピローグで伏線を高速で回収しているのですが、エピローグストーリーlを本編にもってくればいいのに。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
30代女子のある意味微妙な時期の恋愛物語。もう自分だけの人生ではない年代であり、自分が自分らしく生きたいとは思うが、もっと大きな回転の中で自分が回らされている。貫一と都は出会うべくして出会い、特に都は貫一と出会うことで自分の人生を自分視点ではなくもっと広いところから俯瞰することができたのだと思う。そして、幸せについて再考できた。単行本化でプロローグとエピローグが加筆されたとのこと。プロローグで結末を予想でき、「何がきっかけでこの結末になるのだろう」とドキドキしながら読み進めた。先が気になって一気に読んでしまった。そして、エピローグでだまされたことに膝を打った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
蜘蛛が挟まっていたのが残念でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人物の細かい心の読みが、鋭いです。 吸いつかれように読み終わりました。 広い年代にも感銘を受けると思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なかなか入り込めずモヤモヤしながら読みましたが、最後は納得。30代女性の理想と現実のギャップ。わかるからこそのモヤモヤかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
待ちに待った山本文緒さんの新作小説。 さすが山本さん、面倒くさい女を書かせたら天下一品です。 主人公の32歳独身女性=都の自己愛ぶり、他者への依存心の強さや嫉妬心の現れ、感情的で幼稚な考え方や振る舞い、ものすごく深刻に悩んだかと思ったらすぐにケロリとするその浅はかさ、、 山本さんの作品らしい女性主人公です。清々しいくらい主人公が好きになれませんでした!でもこれが山本さんの作品のいつものパターンであり、醍醐味です。 私はこちらを読んだ後、モヤモヤ感がしばらく続きました。(山本さんの作品を読むとだいたいモヤモヤする。でもそれがクセになる。) その理由は、やっぱり主人公の他者への依存心の強さ、人に色々望む割に自分は何を提供できるのか(大体山本さんの描く主人公の女性は特にそんなものはない)、内省する姿勢の無さ。 山本さんが好きで、さんざん山本さんの過去の小説等を読んできましたが、山本さん自身がなかなか感情的で、他者への依存心がある方だと勝手にお見受けしているので、 そういう女性を描くのは得意なのだろうなあと思います。 逆に言えば、キャリアがあって独立した女性(今回で言えばそよか)の正論や、他のキャラクターの理論だったセリフになると急に画一的で、描くのが下手くそになる。感情的な主人公も正論キャラクターたちもなんとなくみんなが一昔前の考え方に見える。イマイチ二項対立にならない。 だから時系列の違うエピローグ、プロローグをいれたのでしょうか?一昔前な物言いや価値観が存在しても違和感ないように。 正直、エピローグ、プロローグは無い方がよかったです。 主人公がどうなったのか、そんな想いを巡らせたかった。なのに答えが出てしまっていた。そこが本当に残念。 山本さんの作品はこれからも大好きですが、もっとイマドキの考え方をしたキャラクターを登場させてほしいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者の年齢だからの内容なのかな?都合よくお相手があらわれてるところ、お母さんの描かれ方、ちょっと私には違和感があった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
方々で高評価を見かけたので読んでみたけど、主人公より一回り上で良くも悪くも今後の人生の方向性の定まっている自分にはライトノベル以上のものではなかった。とはいえ、年齢だけでなくほぼ全ての状況が酷似で、モヤってる友人がいるので、当著をプッシュしておいた次第ではある。 私も地方出身で貫一みたいなキャラ設定の存在はある程度想像できうるのだけど、自分も古い人間でどんな理由があろうとも中卒とか、無免許運転とか受け入れがたいので、できれば都とは一緒になって欲しくないと思いながら読んでいたわけだが、パートナーだとしても、友人であったとしてしても自分が求める、あるいは日本社会に根強く残るこうあるべき考を最初から満たす完璧な相手はいないわけだから、途中経過には大いに共感してもらいながらも、都のように抗えない自分の心には素直に従っていけばいいんじゃないかな、という点を友人に読み取ってほしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
恋愛小説として少し物足りなさはあるが、 人生をテーマとして読むと、人生ってそういうもんだよねと心にしみる本でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
男女問わず30歳過ぎての恋愛 結婚 両親の老後とかリアル感ある小説だと思います。ただぐれてた中卒の男との恋愛がメインなのは私は引き込まれませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白く読みましたが期待したほどではありませんでした 作家さんが好きなので次回に期待します | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!