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自転しながら公転する
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自転しながら公転するの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全149件 121~140 7/8ページ
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面白く読みましたが期待したほどではありませんでした 作家さんが好きなので次回に期待します | ||||
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何故か吸い込まれるように読めた。ドリ | ||||
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面白かったです | ||||
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山本文緒さんの本を読むのは、これがはじめてです。 確かにこの作家はストーリー展開が上手で、リズムがあるので、読んでいくとその筆力に引き込まれて いきます。 なぜこのタイトルなのかな、と考えた場合に唯一思いつくのが、ひとりの人間としての価値観の成長・ 成熟と、世代を超えて新しい価値観が古いそれを超えていくという人類の摂理をこの小説を通して 表わそうとしたのだろうと思いました。 そのためには、確かに数名のレビュアーの方が「プロローグ」「エピローグ」が不要なのではないかと 書かれていますが、それこそが著者の最も伝えたいことを表現するには不可欠であり、それがゆえに 本作品の良さを減じてしまっている要因にもなっています。 著者が伝えようとしている価値観の相剋の主旋律を結婚観におくことは常道ですし、アリだとは思います が、学歴と性格といった単純な構図はいまひとつひねりがなく、残念に思った点です。 そこが響くんだよという読者もいると思いますので、これは単なる好みの問題かもしれません。 本作品全般を通しての感想は、はじめに書きましたが、読者を惹きつけてやまない筆致には賞賛しか ありません。 特に、主人公が働くショップを辞めて同じモールの他店で働くようになった社員が割り切った働き方を 話す場面、高校時代の友人ふたりがそれぞれの結婚観を言い合う場面、主人公が前のショップをなぜ 辞める決心をしたのかを告白する場面、など挙げればきりが無いほど、登場人物の人生模様が多彩に 描かれていて、ドンドン引き込まれていきます。 もうひとつの読みどころは、主人公とその母親が、依存から自立へと成長する様が、パラレルで描かれて いるところに、ひとりだけではなく、しかも親子を対象としているところにストーリーの厚みを感じ ました。 これがあるからこそ、『自転しながら公転する』につながるのですけれども。 著者の物語の作り方と、豊かな表現力を楽しむのであれば、素晴らしい本だと思います。 | ||||
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87才の母に頼まれて買いました。 とても感動したそうです。 | ||||
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地元という親近感と主人公の都は娘と同年齢で共感できない訳ない。 人は自分の頭の周りの蠅を追う事に懸命になりながら公転していくんでしょうね。 人生少しでも幸福感を感じられればOKかな。 | ||||
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主人公の心の動きに、共感したり、反発したり。途中から、都がの心が貫一に戻ることを必死に願いながら読み進める自分がいました。面白かった | ||||
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当たりハズレのない、どれを読んでも面白い作家さんですが、この作品は初めてイマイチだなぁと思いました。 なかなか新刊が出ないので、待ち焦がれて期待し過ぎたのかもしれません。 途中で読むのをやめるほど酷くはないけれど、並の下ってところですね。 | ||||
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職業や地位、経済力で人を判断しがちだが、真の人間力を見抜くことが大切だと改めて思った。 | ||||
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貫一の性格がこんな人いるよねって思うほどリアルでした。結婚してないアラサーは楽しめると思います! | ||||
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TVで著者が出ているのを見て興味を持って初めての作家だけど本作品を持つ。 構成が練られていて、また世代間の意識のずれや心情描写など上手く、今まで知らない作家だったことを残念に思うような出来栄えだった。 等身大の人物像のとらえ方が秀逸。 エピソードからの本文導入は話が変わり過ぎてつながらなくて混乱するが、狙い過ぎではあるがラスト付近でつながってくる。 後半急ぎ過ぎの感はあるが、それまでは周囲が進んでいく中自分の立ち位置が分からない女性の姿を見事に描いた作品である。 | ||||
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山本文緒さんの文章は平易で読みやすいです。だからこその内容だと感じました。 どこにでもありそうな、無理して何かをつかもうとか知ろうとする作業。 そんな作業に疲れてむしろ自分を不幸だと呪う自分。 回り道しながら多分このあたりなんだろうなと思う頃には、そうした不幸が思い出に変わってくれるのでしょう。 日常はちょっとした不幸を乗り終えていくくらいがいい、って教えてくれます。 「明日死んでも百年生きても、触れたいのは彼だけだった」 愛する人のことを思いながら本当に本当にそう思います。 | ||||
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30代女性の仕事、恋愛、親のことで悩みながらも自分で人生の選択をしていく作者の心情がすごくリアルに書かれている。 | ||||
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昔からの山本文緒氏のファンなので、 作者の体調による寡作で、さみしい想いをしていました。 この作品は、久々に油がのっている感じがします。 (そして、この本についてのテレビ取材を見て、お元気そうで安心しました。) ネタバレになるので、うまく書けないのですが、 主人公の沈むところまで沈んでから、浮上する感じが好きです。 そのときの描写がとても良い。 彼女は、何度も脱皮しては、強くなっていくような感じがします。 私は(雑誌掲載時にはなくて付け加わったという)プロローグとエピローグは好きな派です。 プロローグの結婚する彼女と、本編の主人公は同一人物か、 あるいは主人公の周囲の友人か同僚の誰かなのか、気になりつつ読んでいました。 エピローグは、特に、この国というものについて、考えさせられるところがありますね。 それは、郊外のアウトレットモールやそういった場所で生きる人々を描写したことと関係しているのでは。 読み終わって、自分の在り方について考えて、その日は、なかなか眠れませんでした。 | ||||
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私もプロローグ、エピローグ要らない派です。これがあったら話としてはスジが通るけど小説としての趣は著しく減退する。 でも、面白い小説でした。さすが山本文緒。 ただ、エピローグがあるからこそ安心した読後感になるのも確かで、例えば本編では、作者も含めて貫一に肩入れしているので、都には分が悪い描写が多い。でも、貫一だって一人にしてたら危なっかしい事極まりないぞ。エピローグに出てくるバランスの取れた中年になっている貫一は都との生活が作り上げたものだ。 | ||||
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久しぶりの山本文緒の作品、読中なぜか気になったプロローグ、エピローグで やっと納得できた、感情豊かな都、冷静な寛一、「明日死んでも百年生きても 触れたいのは彼だけだった」という都の言葉は強烈、そして最後に結婚する娘 に言う言葉がかっこいい「別に幸せになろうとしなくてもいいのよ、幸せにな らなきゃって思いつめるとちょっとの不幸が許せなくなる、少しくらい不幸で いい、思いどうりにならないものよ」作者は作品を通じて読み手に素敵な言葉 を与えてくれる、今回も期待を裏切らない作品だった。 | ||||
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流石、山本文緒先生の作品。待ちに待った新作でゆっくり読もうと思ってたのに、あっという間に読破。グイグイ引き込まれて最後にサプライズなどんでん返し。素晴らしい作品でした。 | ||||
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素晴らしかったです。面白くて一気読みしました。女性の心理描写には、心の奥深くをえぐられるように共感したり、反発したり。でも、読み終えた後に、様々な人の人生の全てを肯定してくれるような温かさに包まれました。 そしてなんと言っても、貫一さんの魅力に取り憑かれました。 今年一番の作品です! | ||||
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山本文緒は、大好きな作家で『なぎさ』以来の本書を一気に読みました。茨城県の牛久やあみのアウトレットが舞台で、牛久大仏は重要な役割を果たしていました。都と貫一の恋の行方をハラハラしながら読みました。 プロローグ、エピロ-グの遊びも楽しく読みました。 単行本で500頁近いボリュ-ムですが、著者の思いが詰まった作品で、著者のファンにはもちろん初めての人にもお勧めです。 | ||||
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久々、久々の新刊。楽しみにしていて、一気読み。底をついて、浮上する、という表現になど、ああ、確かに人生の中にはそういう日が数多くあった、と改めて気付かさられる。山本さんの書く人物たちの深み、裏、表、本当に面白い、、、!欲を言えば、1年か2年に1冊、山本さんの本が読みたい。 | ||||
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