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52ヘルツのクジラたち



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【この小説が収録されている参考書籍】
52ヘルツのクジラたち
52ヘルツのクジラたち (中公文庫 ま 55-1)

52ヘルツのクジラたちの評価: 3.93/5点 レビュー 503件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.93pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全358件 341~358 18/18ページ
No.18:
(5pt)

自分も52ヘルツのクジラの声を聴ける誰かであれたらと思う

人生に傷つき、九州の海辺の街に引っ越してきた主人公の女性と、親から虐待され言葉を亡くしてしまった少年が偶然出会い、共に過ごすうちに少しずつお互いがお互いの心を癒していく。

52ヘルツのクジラの声というのは、高音が故に他のクジラには聞こえないらしい。そんなクジラのように自身の叫びが誰にも聞こえなかった辛い経験を持つ主人公が、同じような境遇の少年の声を受け止めようと必死で行動する。この本は、どんなに辛くとも、きっと助けてくれる人はいて、人は孤独を一人で抱え込む必要はないと言ってくれているように思う。

個人的には自分の故郷である北九州の小倉の描写が懐かしい。街並みが目に浮かぶようだった。
52ヘルツのクジラたちAmazon書評・レビュー:52ヘルツのクジラたちより
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No.17:
(5pt)

読みやすい。

親に言われたくない一言を言われた人や
目を向けて欲しかったところに目を向けてもらえなかった人は共感できる部分も多いと思います。
他の方の感想の携帯小説みたい、とあり、自分もそうは思っても読む手が止まりませんでした。
読みやすいので本を読み慣れてない人でも読めると思います。
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No.16:
(5pt)

一気に読めました

本屋大賞を受賞したとのことで、気になって読んでみました。話の流れや伏線の拾い方、最後まで飽きさせない展開などとても素晴らしかったです。
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No.15:
(5pt)

52ヘルツ聞こえました

素敵な宝物をありがとう。
決して52ヘルツを忘れずに大切にして生きていける人間でありたいと願う72歳のおじさんです。
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No.14:
(5pt)

感動の嵐でした。

明日仕事の人は読まないでください。次の日には目は腫れあがってしまいます。普段は同じ作者さんの本を読むことが多いのですが、たまたまふらっとランキング1位にあったので、読んでみるかという軽い気持ちで手に取りました。そしたら自分の境遇に少しリンクし、気づけば次の展開が気になり、1日で読んでしまいました。自分の心にあった孤独から救ってくれる作品でした。ありがとうございます。
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No.13:
(5pt)

読んでよかった

某動画アプリでこの本が紹介されていたので読むことになりました。あまり普段本を読みませんがそういう方にも読みやすい作品だと思います。寂しさの中に美しさもあるような素敵な本でした。
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No.12:
(5pt)

「本屋大賞第一位」に引かれ購入

最初、どんな話なのかわからず読み進めましたが、途中から引き込まれるように一気に読み終えました。
とても爽やかな読後感でした。
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No.11:
(4pt)

近くにいるのに孤独なクジラたち

「第二の人生では、キナコは魂の番と出会うよ。
キナコはしあわせになれる」とアンさんが言った。
これはキナコへの応援メッセージ。
そしてアンさんの叫びの声だった。
でもキナコには聞こえなかった。

52ヘルツのクジラは高い周波数なので
他のクジラに聞こえない。
聞こえないから太平洋の大海原で出会えない。
世界で最も孤独なクジラだ。

キナコとアンさんは聞こえて出会えたのに、
言葉が心の上を滑って伝わらない。
近くにいるのに孤独なクジラたちだ。

ただ、キナコはいい友人を持った。
キナコは救うべき少年と出会えた。

アンさんがキナコを救ってくれたから、
キナコは魂の番に出合える。
読後、寂しさと温かさに包まれる作品だ。
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No.10:
(5pt)

負の連鎖

これフィクションだよなあと思いながらも途中読むのがつらかった。
その家に生まれてくるという、子供ではどうにもならない不幸の連鎖のようなものでがんじがらめにされている主人公やロクでもない母親や祖父に育てられた52がどうやってこの物語を展開させていくのだろうと思って読み進めて行った。
本屋大賞はなんだかんだで読後感が良いものが多いイメージなので途中の不幸感が強すぎる章に関しては買ったのを少しだけ後悔した。

一方でこういった家やあるいはこの物語よりももっと酷い家庭はあるんだろうが、52ヘルツという同種の中でも声の届かない人がいるのは社会問題の提起としてとてもいい作品だと感じた。

最後のあたりに出てくる気風のいいおばあさんが気持ちがいい。
不幸の連鎖のなかにいる人間を正のループにグイグイ引き込んでくれるのはこういう人なんだろうな。

ただここ数年の本屋大賞受賞作品の中で1冊だけ推薦して、と言われたら本書を選ぶことは難しいかもしれない。
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No.9:
(5pt)

この主人公の1000分の1の善意でいいからやっていこうと思えた。

本屋大賞受賞作品は読んできましたが、僕の中ではかがみの孤城を超えました。

絶望的な現実でも温かさがある。というありきたりのストーリーかもしれませんが、多くの人がよし!与える人に少しでもなろう!と思え、行動できる本だと感じました。

この本を読んでなぜか思い出した言葉がありむす。精神科医の水島広子さんが与える事は受け取る事。という言葉と、精神科医の森田正馬、心理学者のアドラーさんは人の為になる事を考えれば、神経症は治ります。と言う言葉だ。

主人公の三島は、与えたから癒された。コンパッション(痛みも、楽しさも分かち合った)したから、幸せになるという展開で話は進みます。

この主人公のように僕も!と言いたい所だが、最後に精神科医の樺沢紫苑さんの言葉も思い出したので、それを載せます。
目標の100分の1でいい。1000分の1でいい。そしたら絶対成功する。チャレンジというとみんな、成功か失敗か、100点に近いものと考えるから、よくないと。

だから、僕は三島さんの1000分の1、一万分の1くらいの善意しか他者に与えられないし、苦楽も共有できないが、それなら、無理なく出来続けることができるので、やっていこうと思いました。
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No.8:
(5pt)

納得の受賞作品

本屋大賞受賞作品。
幼少期から主人公の周りにあらゆる不幸が降りかかる。
大人になってから似た境遇を持つ子どもに出会う。
2人しかわからない声をお互いが聴き合う。 一気に読んでしまった。引き込まれる。
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No.7:
(5pt)

20年ぶりに感動しました!

20年ぶりに小説を一気に読み終わりました。今まで小説はほとんど途中で飽きてしまい読み切らずにいたのですが、この本は最初から最後まで飽きずに読み切ることができました。
ただ面白いというだけでなく、中身もとても大切なことを教えてくれたような、素晴らしい内容でした。
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No.6:
(5pt)

2021年本屋大賞

大賞受賞おめでとうございます!!
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No.5:
(5pt)

自分もいつの間に救われていく本

読みやすく、尚且つ読み応えがある。
小説という入り口を広げてくれる本だと思います。
この本は何度、読んでも泣けてしまいます。
そして、読み終えた時に来る自分の人生に対して
価値観を見直すキッカケをくれます。
一度手に取ることをお勧めします。
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No.4:
(5pt)

感情がゆれる

今まで読んだ本の中で。
一番良かった!!
子どもたちが大きくなったら読ませたいので、大切に保管します。
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No.3:
(5pt)

他の人に聴こえないような52ヘルツの声で助けを求める二人が惹かれ合う再生の物語

親から虐待され自分の人生を奪われた女性と、母親から虐待を受け生きる希望を失った少年。

他の人に聴こえないような52ヘルツの声で助けを求める二人が惹かれ合う再生の物語だった。

誰かに声を聴いてもらいたくて必死に生きながらも、声が届かない現実。

身勝手で自分のことしか考えない大人たちもいれば、無条件に手を差し伸べて助けてくれる人たちもいる。

キナコにとってのアンさん、イトシにとってのキナコやハルミ。そして村中やおばあちゃん、昌子さん。

不完全で誰かに助けてもらわないと生きていけないキナコやイトシがどうなっていくのか、最後までドキドキしながら一気に読めたし、読後感もよかった。
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No.2:
(5pt)

偏見の中から生まれる差別の中で生き抜く勇気とちから

最近の世の中的な背景として偏見だとか差別だとかジェンダーだからどうとか考えさせられることとして
この様な人たちが声を上げられない音これが55ヘルツだと感じさせられました。
思い込みの怖さや勘違いで人を傷つけてしまう、追い込んでしまう 怖さがあると知らせてくれました。
久しぶりに良い本に出合いました。
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No.1:
(4pt)

読みやすい!

とても面白く一気に読んでしまった。
ただ、少年を番号で呼ぶのはどうかと…。
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