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52ヘルツのクジラたち
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52ヘルツのクジラたちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全358件 181~200 10/18ページ
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●著作「宙ごはん」と通底している”人間関係の難しさ”。特に本書の主人公・キナコはいじめられ過 ぎで、これでもかという程に不幸の繰り返し。著者の狙いなのだろうが、読んでいて胸が締め付けら れる。そこまで描くの? 男である私としては救いたいあまり、すぐ問題解決策を提案してしまう。しかし、女性の望んでい るのは問題解決策を提案して欲しいのではなく、ただただ自分に共感して欲しいのだろう。それを承 知で提案したい。52ヘルツと諦めないで、たまには違った周波数を出してみては?他人を変えられな いのなら、ちょっとだけでも自分を変えてみては・・・とか。やっぱりダメなんだろうな。 (小説にここまでのめり込んでしまいました) | ||||
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私は普段小説を読まないのですが、数日で読み終わるくらい、夢中になれる本でした。 昨年図書館OPACで見かけた際、予約数が桁違いに多い本だったので気になり、この本を手に取ってみました。 この話に出てくる登場人物それぞれが異なる環境で育ち、その数だけ心の叫び、葛藤、価値観がある。そんな風に、今2男の子育てに奮闘している私の心に刺さりました。 | ||||
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気持ちになる。声の届かない人たちが入れ代わり立ち代わる。やり場のない虚しい想いに度々襲われながら読み進める。 人に裏切られ、人と遮断し、孤独で死にたくなり、でもまた人に救われる。救われないときもある。でも人と接して気が紛れる。 声は届かないくても生きて行こうとすれば何かが起こる。マシな何かが起こる、そんなことを思って読み終えました。いい本です。 | ||||
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前半も52ヘルツと意味が面白く手ドロドロの人間模様が面白いが中盤から貴糊の身の上話から周囲の過去が怒涛の展開で目眩がする。因みにMP3プレイヤーで52ヘルツは非可聴域でカットされるかと思ってたが高音以外はされないと勉強になった | ||||
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泣かずにはいられない一冊です。 | ||||
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孤独なクジラの声を聴く 聴いてほしい言葉を受け止めてもらえること、受け止めてくれる人を選ぶこと、そしてその次は受け止めることのできる人になること 誰もが多かれ少なかれ抱えている気持ちでもあり、とても共感しました。 明日への希望を有り難う。 | ||||
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人生の中で、きっとだれもが52ヘルツの声をだすことは一度や二度あるのではないかな そんな時に、自分の52ヘルツの声を聴いてくれる人がいたら、 救われるようなきがします。 52ヘルツの声を出している人がいること そして そんな52ヘルツの声を聞こえる人になりたいとおもいます。 1点残念なのが、そんな繊細な心をもっていると思われる主人公が 「52」と呼ぶのはいかがなものかと思うのです。 | ||||
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この作品の1番のキモはやはりタイトルから思い描く情景を読者に想像させるところにあるのかと思います。中弛みさせずに一気に読ませる吸引力はありつつも、登場人物達のキャラクター設定と価値観に首を捻るところもチラホラ。 主人公と深く関わる人物はもれなくモンスター化、あるいは闇堕ちし、彼女自身も毒母からの苛烈な虐待から抜け出して、自立の道を歩み始めたと思いきや、仕事中にケンカに巻き込まれて大怪我したり、それがもとで因縁の主税と関わるきっかけになったり、魂の番になりえたはずのアンさんを喪い、挙句の果てには愛のお爺さんにまで殴りかかられそうになるって、一体どんな前世のカルマを背負ってきたのかとツッコミを入れたくなるほどです。 特にアンさんの最期はそこに至るまでの過程があまりにも突飛、かつ破滅的過ぎて感傷にひたるまでに至りませんでした。なぜ彼(彼女)ほど理性的で合理的な行動をとれる人が、自分を追い詰めることをしてしまったのか。主人公に心情を吐露する描写がほぼなかったので、もう少し主人公が彼にとって唯一無二の存在であることが伝わる場面があったらよかったのですが。ありのままの自分では主人公を幸せにできないという負目があったというのは理解できますが、死んでしまったらそれ以上に彼女を悲しませるとなぜ想像できなかったのか... そんなこんなで、こんなに救いのないストーリー展開にしなくても52ヘルツのクジラたちというテーマで描き切ることもできたのではという気も。 冒頭にも書きましたが、このタイトルの情景は映像化することでさらに生きてくる作品かと思いました。 | ||||
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少しずつ明かされる主人公の過去。 現在進行形で進む物語。 秀逸。 | ||||
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久しぶりに泣きました。高評価をさせていただきます。 読み進めると、これは「虐待」ではないかとわかり、子どもへの虐待となると、私は数年前に北海道南幌町で起きた、悲惨な「虐待殺人事件」を思い出してしまいました。しかし、それでも、主人公がアンさんのように救ってくれる人に出会い、人生を生きていく様が読み取られ、勇気をもらいました。 また、アンさんがなぜ自分から主人公を好きと言えなかったのか、その理由がアンさんの死によって初めてわかり、愕然としました。「性的マイノリティ」だったというのも、今の時代を映し出していると思います。 明日への勇気をもらえる一冊だったと思います。この小説を読むことによって「人間の死」を直視する必要性をあらためて感じ、大切な人を思う。そして、死はいつか必ず来ると思いながらでも勇気を持って日々を生きる。それだけでも、この本を読む価値はあると思うし、この本は町田さんが書いた「すばらしい良作」だと思います。 | ||||
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早い対応です。本もたいへんきれいです。読むのが楽しみです。ありがとうございます。 | ||||
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ずっと本から離れることが出来ないくらい、のめり込みました。 話が進むたびに涙が止まらず、最後は本当に素敵な気持ちになりました。 | ||||
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町田そのこさんは、優しい作品が多いなあと思います。優しい人なのでしょう。 | ||||
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最近の女流作家おもろい。流浪の月に似てるけど流行りなんだろう。主人公は可哀想な出自。今まで懸命に生きて来たが出会った人たちと一つの事件に巻き込まれ、新たな感動の人生を拓く、といつやつ。 | ||||
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さすが本屋大賞とる本! ただ前評判が上がりすぎるのも本にとっては良くないことと思いました。 | ||||
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自分に重ねて読んでしまったのですが、 例え重ねなくても響くと信じたいです | ||||
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面白いのだけど、本屋大賞臭が強くて新鮮味が欠ける。 この路線(流浪の月、そしてバトンは渡された、の)をここで終わりにしないと、 いい加減に飽きる。 虐待。 介護(ヤングケアラー) トランスジェンダー。 血の繋がりと、そして血の繋がらない家族。 クジラが発する《52ヘルツの声》 決して届かない声が、誰かに届く・・・その発想は美しい。 | ||||
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世の中には沢山の52ヘルツのクジラたち(子どもたち)がいて、傷を負いながら魂の叫び声を上げているんだろうな‥。今この瞬間にも。そしてそうさせている親たちにこそ読んでもらいたい小説だけど、虐待をしている者たちはこの本を手に取ることはないんだろうな。周波数が違うから。その現実がもどかしく悲しい‥。 ふいに涙を流してしまう、そんな自分に気付く。そういう本を秀作と言うのだろう。 2021年 本屋さん大賞受賞、納得です。 | ||||
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こんな経験はじめてです。2週間足らずで1冊の本を読んでしまうなんて。また、次の本を読みたくてすぐ注文しました。 | ||||
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終盤の展開で思わず涙してしまった。 でも、涙だけでなく時に笑ってしまうような温かさもありました。 この本に出会えて良かったと思います。 | ||||
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