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廃遊園地の殺人
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廃遊園地の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
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★ 真相に触れています。未見の方は注意。★ 廃墟の遊園地と言う舞台は魅力的なんですが、ページの半分近く経っても殺人が一件しか起こらず、前半部のテンポが悪いです。後半以降、連続殺人が起こっても登場人物の反応が淡々としていて「次に殺されるのは誰だ?」という疑心暗鬼が生む恐怖感が伝わって来ないし、舞台自体がクローズドサークルという訳でもないので何処にも逃げ場が無いような閉塞感にも欠けています。 登場人物の名前は、売店の店員だったから「売野」とか、ミラーハウス担当だったから「加賀美」、編集者だから「編河」など、どうにも人物描写が薄っぺらく、この作品のために用意されただけと言った印象が強く、血肉の通ったキャラクターのようには感じられませんでした。 謎にも魅力が無く、特にリゾート建設に関わる過去の事件にしても、閉鎖的な村人の無駄な反対のせいと言う事もあって被害者に対しての感情移入も出来ませんでしたし、「計画を止めさせるため+村を売った人間に対する復讐」という銃乱射事件の動機に至っては、やってる事はもはやジョーカーのような通り魔レベルの所業。これだけ共感できない犯人の動機も珍しい。 他にも、「実は旧姓が〜でした」とか、「名前が似てたので勘違いしていた」とか、中途半端にややこしくしている割に何とも肩透かしな真相が多い。また他の人の突っ込みにもありますが、私も「着ぐるみが柵の下まで貫通していた」という説明は意味不明でした。遊園地の鉄柵に限らずですが、横棒や装飾などで固定されておらず、ただの槍のように縦棒だけが立ってる柵なんか無いでしょ(と言うか、それはもう柵とは呼ばない笑)。だから上から落ちて刺さっても必ず横棒に引っ掛かって宙ぶらりん状態になるはずなのに、下から引っ張って地面まで降ろしたとか意味不明です。 名探偵役の主人公もそもそも何であんなに人間離れした洞察力や推理力を持っているのか説得力に欠けているし、「廃墟好き」というよりただのコミュ障にしか見えないのでキャラ的な魅力も感じられません。また突然、後付け的に説明される過去にも違和感(父親が起こしたとされる「燕石ヶ丘空中庭園の事件」とかも唐突に出て来て何コレ?って感じだし、村の出身なのか違うのかもはっきりせずイライラ)。 そして今作の最大の謎キャラである「十嶋庵」が何者なのか、その正体や目的がよく分からないまま次回に続くような終わり方で、何ともすっきりしない残尿感(廃遊園地に推理の果てに通電させたかったとか意味不明w。そもそもこんな情報だけで事件の真相に気付ける方がおかしい)。とにかく今作は事件の動機と謎解きに無理があり過ぎましたね。廃墟シリーズ第二弾も刊行決定のようなので、期待はしたいところですが…。 | ||||
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他のレビューにもある通り銃乱射事件、20年後の今回の事件ともに動機が無理筋すぎて、トリックや謎解きが浮いてしまっているように感じます。あとがきによるとシリーズ化の構想があるようですので次作に期待します。 | ||||
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久しぶりに出だしの3ページで「見たい!」と思える本に出会えました。廃墟を舞台としたミステリーということで、最後まで独特の薄暗い雰囲気を残したまま終えてくれたので、個人的には大満足です。 内容は背景描写に少々気になる点がある、主人公が安全圏にいるため中盤以降の緊張感が薄い 、といった部分はあれど、そこはオリジナル舞台と割り切って見れば十分に楽しめます。 この空気感を出せる作者さんは中々いないので、是非一度見て欲しいです。 | ||||
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主人公のコンビニ店員がなぜ廃墟に取り憑かれていて積極的に事件解明に乗り出すのかというのが小説の最後の方に明かされているが、これを物語中盤に持ってきた方が良かったのではないか。正直なところ小説中盤あたりから緊張感がなくなっていて、みんなぼやんと動いていた。物語の最後の方で、実は全員がこの廃遊園地に深く関係していて〜みたいな展開になるが、そりゃもちろんそうだろうし、それを早目に出してくれないと「もしかしたら私達も殺されるかもしれない」という物語自体の大きな推進力が無く、結果として緊張感がなくなってしまったのではないか。最後に全ての真相が明らかにされるが、なんだか余計にグチャグチャしてきて単純に設定を聞かされているような気になってしまった。それらを小説の中に組み込んで緊張感を出して欲しかった。。。あとやっぱり名前が覚えられなさすぎて途中からどうでも良くなってしまう。 | ||||
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トリックはすごいのに、動機が弱すぎてあんまり納得いかない 何より資産家の正体が意味不明すぎてポカーンとなった | ||||
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廃墟&ミステリー系が好きなのでストーリーに引き込まれましたし楽しさもありました。が!!各人物の名前が覚えづらかったのが残念でした… 聞いたことないような名字ばかりなので、なかなか名前と人物が一致せずその都度 登場人物のページを読み返しながら最後まで まぁなんとか楽しめましたよ! | ||||
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大人が読むミステリーではなかったなぁ タイトルで惹かれたけど | ||||
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面白かったです。しっかりとネタが散りばめられていて、こんなんわかるか!ってのもありましたが、初心者なものでこれから勉強していきます。 | ||||
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廃遊園地という閉鎖空間での殺人ゲームは、読者の興味を引く設定だが、登場人物の名前が読みにくい、謎解きのテンポが早すぎる、主人公のキャラクターが不自然。 しかし、遊園地の各アトラクションや過去の事件の回想など、細かい描写は工夫されており、サクッと読めるミステリとして楽しめる。 | ||||
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廃墟巡りが趣味というだけで気まぐれで読み始めたが、廃墟マニアの気持ちの描写が「そうそう、だから廃墟好きなんだよなあ」と共感してしまう しかもトリックも全て廃遊園地ならでは 20年前に起きた殺人の本当の動機もせつなくて、自分的には納得できるものだった あらゆる面で大満足の作品 | ||||
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とても面白かった。 一気に読んでしまうほど面白かったです。最近のミステリーはすごく凄惨な死体とか殺し方とかの描写が酷くて、ミステリーを楽しめないものが多くて読んだあと病んだ気分になる時もあるのですが、ただただミステリーが面白く読めて、これぞミステリー小説だと思った。 すごく難しい内容でもなく、でも読み手を飽きさせず、こういうミステリー、好きです。 はなまる! | ||||
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斜線堂有紀の作品は好きで何作品も読んでいるが、これはつまらない。単調な物語、テンポは悪く、何より続きが気にならない構成。物語にもかなり無理があると思ってしまったので、読むのが苦痛だった。 斜線堂有紀作品は年々つまらなくなる一方です。正直がっかりした。 | ||||
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かつて遊園地の建設に携わった者として まず。遊園地が移動遊園地程度のチープさ。 電源設備や照明や上下水施設を排水路を 考えれば現地調査をし、全ての土地の状態を 把握し薄いコンクリートを張る前に グランドレベルから、少なくとも 5m〜10mは地下にボーリングし 基礎を作り、 地上に回転物が有れば支柱やアンカーを 建てます。配線も地下です。 遊園地の開発会社が土地を入手して 数年の間は土地の整備に費やされ、以降は 一切の土地などの状態の責任は開発会社が 負う事になります。 なので 大事な事を言い忘れた地元民の責任に なったりはしません。 故に大前提の民間人の残せる【残置物】は 責任とともにありえません。 移動出来るアトラクションとはいえ 死角を示す場合は あの様な曖昧なパンフレットではなく 設計図の様なものを提示すべきでした。 トータルで ①所有者含め設定に無理があり ②遊園地の設備がチープ過ぎて ③動機も大前提が崩れている ④常設遊園地と移動遊園地の区別が無い と基本設計に問題が有ります。 | ||||
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廃遊園地を舞台にしたクローズサークルもの、しかもシュールな本格ものを読ませ切った前作の剛腕から、期待が大きすぎたかもしれない。 伏線もすごくしっかり貼ってあるし、意表をつく展開もあるが、あまりにも過去との因縁を引っ張りすぎているうえに、設定が現実離れしていて動機が弱すぎる。 何より、キャラに魅力がなく会話シーンも退屈だし、伏線もあからさますぎて、早々にネタがわかってしまう部分もある。 犯人や犯行動機にも曖昧な点が多くスッキリしないのも残念。 どうして最近の本格物って登場人物の名前にこんなに凝るんだろう?これは何かの決まり事? | ||||
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伝奇ラノベのような変な名前にげんなり。 最大のガッカリポイントは謎の資産家の正体が意味不明な事。 展開は遅めだけどなかなか楽しめたのに、ラストの十嶋庵のせいでいわゆる「壁に投げつける本」に格下げされました。 『楽園とは探偵の不在なり』は良かったのに… | ||||
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全体的には楽しめた。 ただ、小説として、難解苗字が多く、『ややあって』など、同じ言葉の乱用が見られ、残念に思った。コンビニ店員があまりにチートなのも現実離れしていた。 | ||||
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園内マップとかあって設定を盛り上げようとするのはよいが 動機もトリックも無理がある。 登場人物も主人公も魅力がない。 事件が起こるまでダラダラ続き事件が起きても緊迫感がない。 お勧めはしない。 | ||||
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読んでいても全く引き込まれないし終わり方も微妙。トリックも名探偵コナンくらい酷い。マスコットの兎が可愛く、それくらいしか良いところがない。 | ||||
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この1冊では評価が難しい小説といえば良いのでしょうか。 そこかしこに、シリーズ化を意図したような裏設定のほのめかしが垣間見えているのですが、本作品だけ読んでも、ほとんど説明が無いものが大半です。 また書き間違い?とおもうような描写が違和感のある描写が何か所かありますが、それもひょっとすると次作以降の伏線か?と思えば、そうとも取れます。 肝心の本作での謎解きが、(筆者の狙いがそこにないのかもしれませんが)肩透かしの感じがして期待外れですが、メインストーリー以外が気になって仕方ありません。 本作自体の評価をするなら、星3つが妥当な数だと思いますが、次作への期待は星5つでも足りません。 一つ本作への不満を上げるなら、凝り過ぎた人名を満足に読めないことでしょうか。ほぼ全員のキャラクターの名前が聞いたことのないようなものばかりで、読みにくくて仕方ありませんでした。名前そのものに意味を持たせたいなら仕方ありませんが、単なる好みレベルのこだわりなら、読めるような名前を使ってほしいと思います。 | ||||
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廃墟と化した遊園地という設定で、犯人の予想がつかない展開で中盤までは期待が大きい。 多少の違和感はありながらも推理小説の骨格はずれないで読ませるが、途中から状況設定が甘いというか大ざっぱと感実点が増えてしまって残念。 コンビニで働いている特徴などが多少は無理やり感を出しながらも全体の設定は悪くないのに、登場人物達の思惑や殺人状況がそれは無理ではと感じてしまう場面が散見されて、しりすぼみになってしまった。 今までにないという切り口を目指したのかもしれないけど、せっかくの推理小説という分野をもっと彫り込んだほうが良い作品を描けるのではないかと思う作家と感じた。 | ||||
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