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運命の証人
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運命の証人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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第一部の最初のほうは人間関係がちょっとわかりにくかったけれど、読み進めるとおもしろさに引き込まれました。私はぼーっとした読者なので、なんで第一部、第二部……と分かれているのか気がつくのが遅かった(^^ゞ 濃密な人間関係の中で、ある者は裏切り、ある者は裏切らない。そのへんの兼ね合いにワクワクします。今後読めるディヴァイン作品があまり残っていないなんて、残念! | ||||
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〇1968年のD.M.ディヴァインのThe Sleeping Tigerの本邦初訳。ディヴァインの長編13編のうち、12番目に翻訳された作品。これで、未訳の長編は1編のみとなった。 〇原題は本文中で「眠れる虎」と翻訳されており、主人公プレスコットの友人のピーターが、プレスコットを形容した言葉である。題としては、自分の裁判に無関心で殺人事件の被告席にいたプレスコットが、ある証言をきっかけに、眠りから目覚めて、戦い始めることを意味していると思われる。 〇一方、プレスコットを巡る女性二人は性的な意味で使っている。すなわち、「眠れる虎」が起きて・・。 一、概要 四部構成。 第一部・・二つの殺人事件で被告席に座っているプレスコットの姿が描かれるが、誰が被害者か分からない。すぐに6年前の過去に遡り、第1の事件が起きて、第一部が終わる。 第二部・・法廷に戻ったあと今度は約半年前に戻り、第1の事件に関わるドラマの果てに第2の事件が起き、プレスコットが犯人として逮捕される。 第三部・・裁判。 第四部・・その後。 二、私的感想 〇プレスコットと二人の女性をめぐるラブ・ストーリーが大変よかった、面白かった、楽しかった。 〇ミステリーとしては四部構成が楽しめた。 〇真相、真犯人は・・・ 〇真犯人の人間性を示す伏線が・・・うまい。 三、私的結論 〇この作品、大好きである。残り物には福がある。 | ||||
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