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月下のサクラ



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【この小説が収録されている参考書籍】
月下のサクラ (文芸書)
月下のサクラ (徳間文庫)

月下のサクラの評価: 3.31/5点 レビュー 35件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.31pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全35件 21~35 2/2ページ
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No.15:
(1pt)

単純なプロットを無理やり引き伸ばした感じ。

登場人物のキャラ設定が秀逸で、抜群のストーリーテラーの柚月さんだけど、この作品はひどい。警察の不祥事を扱っているけど、プロットは単純、犯人のキャラと動機がよくわからないし、公安警察が理由もなく極悪非道で、とても柚月さんの作品とは思えない。週刊誌に連載されたようだけど、連載のために単純なプロットを無理やり引き伸ばした感じ。残念です。
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4198651531
No.14:
(2pt)

南米か

「警察内部の犯罪」っていう構想が新鮮味がない上に、南米か東欧の国家のように犯罪に犯罪を上塗りすることに呵責を感じないほどモラルレベルが低い設定でリアリティがない。

実刑をくらった外国人が強制送還されていないなど設定も雑。

ものすごい数の防犯ビデオを人海戦術でチェックしているけど、日本の警察も顔認証でチェックしているんじゃなかったっけ?
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No.13:
(5pt)

面白い

最高
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No.12:
(4pt)

朽ちないサクラの続編

柚月裕子作品は好きです。
第三弾に期待します。
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No.11:
(4pt)

話を面白くする筆力の高さ

騙し騙され、誰が味方か分からず手に汗握る、、という感じでもないし、展開もそんなに込み入っているわけでもないのに、なぜか先へ先へと読み進めたくなる面白さでした。登場人物たちに魅力があったからかも。一気読みしました。
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No.10:
(3pt)

期待します

次回作を期待します
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No.9:
(1pt)

期待はずれ

柚月裕子さんの刑事ものなので、とても期待して読みましたが本当に残念です。まったく面白くありませんでした。1,870円の価値は全然無いです。孤狼の血シリーズは、すごく良かったのにガッカリです。新刊で買う作家さんではないのかも・・・
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No.8:
(4pt)

ちょっとミレニアムのリスベット・サランデルっぽかった

柚木先生のファンです。
前回検事の信義をよんでちょっとズッコケたのですが、今回は面白かったです。
読んで思ったのが、ミレニアムのリスベット・サランデルっぽかったですね。
記憶がずば抜けていて、パソコンで犯人を追い、事件に巻き込まれる感じが似ていました。
数時間で読めました。
過去の作品の主人公が出てくる続編的な作りで、感情移入がしやすいです。
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No.7:
(3pt)

著者と読者のボタンの掛け違い

大ファンの柚月裕子さんの作品ということで発売前から楽しみでたまりませんでしたが…

序章は大変おもしろく、ぐっと物語の世界にひきこまれました。ところが、丁寧でわかりやすく読みやすいいつもの柚月作品なのですが、フックがない平坦な展開に気持ちが離れていってしまいました。

大ファンなので応援したいものの、柚月氏の描きたかった物語の本質と、読者が求めるドラマティックな展開のための仕掛けの間で「ボタンの掛け違い」が生じてしまっていたのでしょうか。残念でなりません。
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No.6:
(2pt)

軽いなあ

まるでシリーズの何作目かのように、登場人物の過去の因縁が突如として出てくる。妙に説明的でスピード感を削いだり、後付けの言い訳みたいに感じられたり。キャラクターやその配置もパトレイバーのノヴェライズみたいだ。これは冴えない。
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No.5:
(1pt)

私には

柚月裕子先生の著作は全て拝読させていただいております。
稀代のストーリーテラーだと思います。
しかしながら、今作は私には合わなかったです。
広島県警の事件をモチーフにしているのでしょうが、ストーリーがやや強引です。
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No.4:
(4pt)

少し軽いけど、読み応えあり

一気読みしました。読ませる力はさすが柚月裕子先生!ページを捲る手が止まりません。
「朽ちないサクラ」の森口泉が部署替えしての物語。面白いです。
「孤狼の血」「凶犬の眼」「暴虎の牙」とはちょっと違う警察小説で、
「孤狼の血」クラスの暴力描写を期待している人にはちょっと意外な感じかも。
私としては、このシリーズ、ぜひ続けてほしいです。
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No.3:
(5pt)

有難うございます

とてもよかったです
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No.2:
(3pt)

まあまあかな ... 悪くはないです

出だしが面白そうだったのと「事件現場で収集した情報を解析・プロファイリングをし、解決へと導く機動分析係」とあったので購入して読みました。2日くらいで読めました。途中淡々としますが、悪くはないです。

この評価なのは、「機動」分析係というのでもう少し、情報解析・プロファイリングが機動的に絡むのかなと思ったのですが、そこのあたりは従来の推理小説や刑事ものの枠を出ていないように思えたのと(監視カメラの映像をUSBでもらってきて^^;目で追う)、ちょっと主人公の記憶力のよさに頼りすぎているかなあと思えるのと、登場人物の行動(ここでこうしなかったら、その先話は続くの的な ... )に何点か釈然としない点があったからです。この辺はネタバレになりそうので ...

また、機動分析係に期待?しすぎていたのも敗因かもしれません。機動分析係って本書にでてくるこのくらいの分析手法や機材しかないものなのでしょうか?真実だとしたらしかたないですが、なんかもうちょっと(顔検出システムとか)あるのかなあと思っていました。最後の最後でそれが「出る」のかなと思っていましたが、そうでもなく。

月下のサクラ?なんでしょうか という疑問も残りました。
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No.1:
(4pt)

<個>の信念

2020/3月に読んだ「暴虎の牙」。2020/5月、未読だった「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」を読んで以来になりますが、「月下のサクラ」(柚月裕子 徳間書店)を一気に読み終えました。ある翻訳スリラーを読んでいましたが、柚月裕子の新作警察小説とあらば、先に読まない訳にはいきません(笑)。それは、「柚月裕子」というブランドの力です。
 舞台は、東北の架空の都市、米崎。東北のいくつかの実在の都市を思い浮かべることができますが、巧妙に再構築されています。主人公は、巡査・森口泉。彼女は(或る失敗から不合格を覚悟していたところ)面接を担当した警部・黒崎が、いくつかの能力を評価し、推してくれたことで、採用試験に合格し、県警の「捜査支援分析センター」に配属されます。泉同様、私もまた「捜査支援分析センター」内の描写に目を見張りました。警察の捜査機材は、次々とアップデートされているのですね。黒崎以下五人の刑事たち。彼らは黒崎の引きで配属された「スペシャル捜査官」を揶揄しながらも淡々と受け入れてくれます。
 柚月裕子のデビュー作「臨床真理」が「共感覚」を取り上げたように、ここでは泉の或る「能力」がポイントになりますが、それを言うことはできないのでしょう。「ミレニアム」のリスベット・サランデルのようなもの(笑)。
 物語は完璧な不祥事、「米崎県警内で起きた現金盗難事件」から幕を開けます。単純な物盗りなのか、それとも県警内部の犯行?、あるいは誰かが犯人を導いたのか?その事件をきっかけに五人の刑事たちは、「捜査支援分析センター」のスペシャル・フォースとして(オンラインで容疑者を尾行する刑事たち)、刻々と変わる監視カメラ映像を追って、追って、追いまくります。
 前半は「臨床真理」同様比較的静かに事件が進行して「今回はアベレージかな」と思った矢先、中盤、或るきっかけから事件が反転する件(くだり)は見事だと思います。それは、「暴虎の牙」においての日岡の登場シーンにも似て、凡百のスリラーでは味わえない物語の<切れ>をもたらします。
 スリラーですから書き過ぎないようにしたいと思いますが、後半は「月下のサクラ」というタイトルがシンボライズする背景を背負い、刑事それぞれが孤狼の血を滾らせながら、<権力>対<個>の信念という柚月裕子らしいテーマに向かって物語が爆走します。
 自己保身に塗れたこの世界で、こんな女、こんな男は本当はいないのかもしれませんね。でも、昨今のこの国の権力の有り様を眺めていると、そんな女たち、男たちが存在する世界の物語がなくなってしまったら、もしかすると私たちは生き抜こうとする指針をなくしてしまうかもしれません。<地獄めぐり>のようなこの国にいて。
月下のサクラ (文芸書)Amazon書評・レビュー:月下のサクラ (文芸書)より
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