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デルタの羊
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デルタの羊の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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既に書いている人もいるがエンタメとして面白い。だが、ポンズの取材から何を学んだのか知らないが、アニメ界の実像を描くという点では失敗している。特に気になるのは1,動画マンの低賃金構造の問題をラブロマンスのネタにしてしまっている。そこでは二重の問題が見られる。日本の現代の階層分化は50年代の労働運動において企業側は男性従業員には職種に関わらず賃金は平等に企業内にて年功序列とするが(これは配置転換自由を意味する)そこからは女性や若者は排除とするという秩序を作り労組は暗黙の裡にこれを黙認した。(それが日本株式会社の基本的秩序と化した)その中では女性は腰掛で一定の年齢でやめて行く存在で男性従業員をつなぎ留める見合い相手と化した。この物語では暗黙裡にこの構造を肯定してしまっている、さらにはこの構造をきっかけとしてバブル破壊後、非正規職の拡大という形で正規雇用の外に大量の外部が作り出されて行ったこと、動画マンの安月給をこの問題の枠内で語ることで動画マンとは女子供の職だと言ってしまっている。(だから低賃金でも仕方がない?) それと中国の問題に丸投げしているが後払い、口約束、賃金の未払いは業界体質そのものじゃないか。 | ||||
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物語のキーとなるSF小説『アルカディアの翼』。冒頭にその一部が載っているのだが、あんまり魅力的でない。 だから、なんでオッサンたちが必死こいでアニメ化させようとしてるのかがわからず感情移入できなかった。 ただ、業界を離れてからこそ分かる事、出来ること事もあるぞ、という作者のメッセージは伝わる。 | ||||
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SF小説のアニメ化に駆けずり回る業界の人たちの物語。 アニメ業界の数々のトラブルで映像化が行き詰まる過程は、正直イマイチ。 最後に関係や大集合まで読み進める事によって、やっと面白くなるかなという場面ではあるけど、もうページはなく... 塩田武士ってもっと骨太で読ませるイメージがあるけど、本作品はちょっと今までと違う。 | ||||
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