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(短編集)
月まで三キロ
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月まで三キロの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全61件 1~20 1/4ページ
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| 宇宙の知識が混ぜ込まれてはいるが、しっかりヒューマンストーリーなところが好きです | ||||
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| 短編としての引き出しは多い 登場人物の心理描写も良い ストーリーもオチをつけず ハッピーエンドになるかは答えはわざと書いてない それぞれは感動する話もあるのだが 中身がないというか、机上の空論なのかなという印象、説得力がない この手法はすぐに飽きられる | ||||
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| 初めて読む作家さんの作品集。 「月まで三キロ」「星六花」←〝ほしりっか〟と読むのか? 「アンモナイトの探し方」「天王寺ハイエイタス」「エイリアンの食堂」「山を刻む」の短篇六作品と、掌篇「新参者の富士」を収めた一冊です。 どの作品も、登場人物に注ぐ著者の眼差しが柔らかく、慈しみに満ちていて、温かものが胸に広がる読み味でした。 とりわけ気に入ったのは、「エイリアンの食堂」。 ふたりぼっちで生きている父親と小学生の娘の世界に、当初は怪しげな人物として入り込んできた女性が、親子の寂しい世界に灯る星のようになっていくところ。じんと沁みるものがありました。 また、この中のある人物が口にする言葉で、《世界で一番小さなものに目を凝らすと、そこには世界で一番大きなものが見える。》p.253 いうのが、なんやいい言葉やないかあ思って、ぐっと来ましたわ。 とてもナイスな読み心地の作品集だったので、著者の次の短編集でいいんかな、『八月の銀の雪』(新潮文庫)に行きます。楽しみです。 それと、文庫本の表紙カバーに描かれた草野 碧さんのイラストが素敵ですね。こちらも気に入りました。 | ||||
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| 短編集で隙間時間で読めるけどそれぞれが優しい。 直接的なことばでは伝わらないものが思いやりで相手の心に響いていく。 読んでる私も癒されていく1冊です。 | ||||
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| 伊与原新さんの本好き❤️ ちょっとハラハラしながらも、最後は温かい気持ちで本を閉じる事ができるし、知らなかった世界を知ることができる。読んだ後スマホ検索して、ふーんとか、へぇーとか本の途中や、後で調べたくなる本です。 | ||||
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| この世を構成するものはすべて素粒子でできていて、私の素粒子がめぐりめぐって未来の誰かの素材になっているかもしれない。すべては光。全てはおなじ。全てはひとつ。なんだか宇宙の大きさと小ささを同時に学んだかんじ。 | ||||
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| 読みやすく 内容も ウルってなりました | ||||
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| 伊代原さんの理系の脳みそから編み出される言葉がいいです。他の作家さんにはない味わい深さがあります。なんだろう、自然のすべてのものが愛おしく感じられて不覚にも涙がポロリ。 | ||||
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| 科学的な内容を入れると、どうしても解説パートばかりでストーリーから離れることが多いイメージですが、ここでは解説をストーリーが融合しているようでとても読みやすく、気がついたら最後まで読んでいるという状態でした。 | ||||
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| 苦悩や葛藤を抱えた登場人物各々が、人との出会いや出来事を通して、一筋の光明を見出していくというストーリーになっています。とはいえ何もかもが上手く回りだすという、ありがちな展開ではなく、少し明るさが見えてくる程度です。その辺りを物足りないと思う方もいらっしゃるでしょうが、現実には全て上手くいくことなどほとんどないので、むしろ好ましく思います。読んで損のないよい好短編集だと思います。 | ||||
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| 時間つぶしにはいいかもしれない。感動できる本ではない。 | ||||
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| 表題に惹かれて買いましたが、そうきたか、と納得。 「リケジョ」を先に読んでいたせいで、作家さんが女性だと勝手に思い込んでいて、お写真を拝見して男性だとわかり、びっくりでした。 「エイリアンの食堂」が人気らしいですが、私が好きなのは、「天王寺ハイエイタス」です。大好きです。 | ||||
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| どの作品も科学の知識が散りばめられていますが、さりげない会話の中に説明ががあります。ふーんそうなのか、と納得できる説明です。 「エイリアン食堂」は恋愛的だなあと思っていたら、巻末の対談の中にそう書かれていて、やっぱりと思いました。 「山を刻む」の意外な結末に、私も登山をするので「これいい」と思いました。 どれも大変読みやすく、他の作品も読んで見たくなりました。 Kindleで乱読していますが、久々に出会ったおすすめできる本です。 | ||||
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| TVで紹介されて面白そうだと思い手に取った一冊。理系作家として理系部分の記述がクローズアップされていますが、私としては文章の良さの方が際立っていたと感じました。読みやすさとわかりやすい構成力に魅力がありお勧めの一冊です。。。 | ||||
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| 伊与原新「月まで三キロ」読了。親しい方からの紹介で読んでみた。たまたまAIの学会で浜松に行った直後だったので、月まで三キロの結末がよかった。人の優しさ、科学の要素とミステリー的な展開が絶妙にマッチして素晴らしかった。星六花の中谷宇吉郎、天王寺ハイエイタスの国環研も納得の読後感だった | ||||
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| この著者の本を探していたので助かりました。文庫本だったので余計に助かりました。 予定より早く届いたと思います。 | ||||
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| 本書の中には全7編の短編が載っていますが、全作品の中で科学理論が紹介されていて、 とても興味深く読むことが出来ました。 生きる希望をなくした主人公に、「月は一年に三、八センチずつ地球から離れて行っている」 と語るタクシードライバーの悲しい思い出「月から三キロ」 気象予報士の男性と雪の結晶の神秘について語り合う、アラフォー女性の心の機微を描いた 「星六花」 ダムの建設により300世帯が水の底に沈んだ町で、日々アンモナイトの化石を発掘し続ける 博物館の元館長の熱い想い「アンモナイトの探し方」 ブルースと共に生きて来た元ギタリストの伯父の生き様を語る「天王寺ハイエイタス」 小学生の女の子を相手に素粒子物理学の理論を解く流浪の旅人「プレア」さんと、 食堂経営者の父娘との心の交流を描いた「エイリアン食堂」 大家族のために自分の本音を抑えて生きて来た、元山女の華麗なる決意「山を刻む」 軟弱な主人公が、元同僚の女性の励ましで富士山への登頂を目指すようになる「新参者の富士」 難解な科学の理論をこのような素敵な物語に仕立ててくれた作者の伊予原さんは、 東大大学院で「地球惑星科学」を学ばれたそうですが、こんな先生が授業をしてくれたら、 きっと理系好きな生徒が増えるのだろうなと心から思いました。 | ||||
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| 伊与原さんは高学歴の作家さんですが、その知識を存分に活かした情報とそれを伝える文章力が素晴らしい。 この短編集もそれぞれ1ページ目を読むだけで世界観に引き込まれていきます。 むちゃくちゃ賢くしかも表現力もあるという素晴らしい作家さんだと思う。 | ||||
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| 理科系の短編が6作品収録されている。表題作の「月まで三キロ」は、自殺しようとしている語り手をタクシーの運転手が説得するために素晴らしいものを見せる。個人的には「アンモナイトの探し方」での化石の発掘から見える大きな背景と子供の世界が大きくなっていく様が面白かった。「エイリアンの食堂」も微細な世界から宇宙を見て、さらに時空を越えて人や生物を感じる発想の膨らみが面白い。 | ||||
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| 表題作の「月まで三キロ」もよかったが、個人的には「山を削る」が一番面白かった。 | ||||
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