(短編集)
博物館のファントム 箕作博士の事件簿
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起きる事件に、博物学(古生物、鉱物、植物分類学等)が関係しています。いろんな分野の知識、面白い所があって勉強になります。 | ||||
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私は、理系の大学に入れる程の頭を持っていませんでしたが、天文学等の博物学は好きです。 「愛なき世界(下)」(三浦しをん著)の解説を読んで「この解説を書いた人の本を読んでみたい」と思い、「月まで三キロ」を読み、もっと読みたいと思いました。 この作者のお話は、読んでいる時はどうなるのだろうと、その世界に入り込み、今まで知らなかった知識を得ることができます。 この「ファントム」でいえば、光にさらされると色が変わる鉱物があることを知らなかったし、木の穴に頭を打ち付けて交信する虫がいることも知らなかったし、ネアンデルタール人はよく知っていてもデニソワ人は知りませんでした。 大抵の人にあまり興味を持たれないことに、のめり込んでいる人に、やさしい肯定的な視線を向けていて、ほっとして暖かい気持ちになります。 | ||||
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博物館に勤務し始めた女性新人分類学者、池之端環。博物館の中でも博識中の博識と名高いが、ちょっと態度が問題のファントムこと蓑作と出会い、様々な事件を解決に導いていく。 変人と若い新人女性の組み合わせは、古今東西を問わず、実にありきたり。 でも違和感もなく、楽しい読書となりました。 それぞれのストーリーは非常にオリジナリティにあふれ、とても新鮮。 せっかくの素材なので、できればもう少し長く、せめて中編で読みたい気もしました。 是非続編もお願いします。楽しみに待っています。 | ||||
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文庫本のより単行本の表紙絵の方が本の内容の雰囲気を出していて断然いい。国立自然博物館の博物学者の箕作類とコンピューター技師の池之端環の二人が遭遇する事件を描く連作短編だ。最初は蘊蓄だけが頼りの話かなあと思ったが、だんだんと面白くなる。いろいろないわゆる博物学の知識も面白いし、事件とそれを上手く絡めている。二人のやり取りも面白いし、他の登場人物もなかなかいい。最後のデニソワ人と現生人類の関係についての箕作の語りもいいねえ、ちょっと感動した。「四万年前を境に、現生人類の文化は爆発的に飛躍した。文化が飛躍する最大の原動力は、異文化との接触だ。異文化からの感染だ。その相手がネアンデルタール人やデニソワ人でなかったとは、誰にも言えないだろう」 | ||||
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理系が苦手ですが、面白く読みました。テレビドラマになりそうですね。 | ||||
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