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シャングリラ病原体
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シャングリラ病原体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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テーマも今日的で、そこそこエンターテイメント、 そこそこ専門的でおもしろいのですが・・ 個人的には今ひとつ・・・。 まず、翻訳が少々ぎこちないこと。 それから、未知の病原体を扱い、対処する人々が科学者と政治家ばかりで、なんだか国際会議上での言葉のやり取りだけが延々と書かれているような気がしてしまうこと。 政治家のセリフは、ひとつずつに括弧書きが付いていて 建前と本音が書き分けがあり、 「政治家というのは、普通の会話でも自分に不利にならないように、 後で責任を取らなくてもいいように、 こんなややこしい言い回しばかり考えているんだ!」と呆然とさせられますが、 それが興味深いと同時に、娯楽作品としてみると、くどい感じを受けます。 あまりにも同じような駆け引きの表現ばかり出てくるもので。 途中で思ったのですが、タイトルが病原体名なこと、 (原題は「アイス・エイジ」ですが) 最初に出てくるシーンが、病原体に感染して死亡してしまった人たちの描写なことなどから、 なんとなくたとえば瀬名秀明作品のようなサイエンス・スリラー風を 期待してしまったのだと思います。 人類を滅亡させてしまうかもしれない未知の病原菌を前にして、 なんで登場人物はメンツや出世のことしか頭になく、 政治家も科学者も他の国を出し抜くことしか考えていないのか? それとも、わざとそれを皮肉に描こうと意図した作品なのか?と考えてしまいました。 フリーマントルが描きたかったのは、病原菌を前に危機を迎えた人類というよりは 国際政治の裏舞台での駆け引きだった? 個人的には、なんだか消化不良で終わってしまった読後感でした。 | ||||
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テーマも今日的で、そこそこエンターテイメント、 そこそこ専門的でおもしろいのですが・・ 個人的には今ひとつ・・・。 まず、翻訳が少々ぎこちないこと。 それから、未知の病原体を扱い、対処する人々が科学者と政治家ばかりで、なんだか国際会議上での言葉のやり取りだけが延々と書かれているような気がしてしまうこと。 政治家のセリフは、ひとつずつに括弧書きが付いていて 建前と本音が書き分けがあり、 「政治家というのは、普通の会話でも自分に不利にならないように、 後で責任を取らなくてもいいように、 こんなややこしい言い回しばかり考えているんだ!」と呆然とさせられますが、 それが興味深いと同時に、娯楽作品としてみると、くどい感じを受けます。 あまりにも同じような駆け引きの表現ばかり出てくるもので。 途中で思ったのですが、タイトルが病原体名なこと、 (原題は「アイス・エイジ」ですが) 最初に出てくるシーンが、病原体に感染して死亡してしまった人たちの描写なことなどから、 なんとなくたとえば瀬名秀明作品のようなサイエンス・スリラー風を 期待してしまったのだと思います。 人類を滅亡させてしまうかもしれない未知の病原菌を前にして、 なんで登場人物はメンツや出世のことしか頭になく、 政治家も科学者も他の国を出し抜くことしか考えていないのか? それとも、わざとそれを皮肉に描こうと意図した作品なのか?と考えてしまいました。 フリーマントルが描きたかったのは、病原菌を前に危機を迎えた人類というよりは 国際政治の裏舞台での駆け引きだった? 個人的には、なんだか消化不良で終わってしまった読後感でした。 | ||||
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話の柱は、奇病を題材にした政治的策略の連鎖の話。最後のどんでん返しも含め、奇病と戦う研究者たちがあまりにも虚しすぎる。人類の夢を繋ぐ意味でも、このような人類存亡の危機に関わる奇病と戦う研究者たちをもう少し、精錬潔白に強く描いてほしかった。でも、政治的策略ばなしとしてはきっと面白いのだと思う。しばらくしたら、またフリーマントルを読んでみようと思う気になりました。 | ||||
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話の柱は、奇病を題材にした政治的策略の連鎖の話。最後のどんでん返しも含め、奇病と戦う研究者たちがあまりにも虚しすぎる。人類の夢を繋ぐ意味でも、このような人類存亡の危機に関わる奇病と戦う研究者たちをもう少し、精錬潔白に強く描いてほしかった。でも、政治的策略ばなしとしてはきっと面白いのだと思う。しばらくしたら、またフリーマントルを読んでみようと思う気になりました。 | ||||
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