天使の代理人



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初公開日(参考)2004年04月
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長編小説

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天使の代理人〈上〉 (幻冬舎文庫)

2006年03月31日 天使の代理人〈上〉 (幻冬舎文庫)

生命を誕生させるはずの分娩室で行われた後期妊娠中絶。過去、数百にのぼる胎児の命を奪ってきた助産婦・桐山冬子はある日、無造作に放置された赤ん坊の目に映る醜い己の顔を見た。その時から罪の償いのために半生を捧げる決意をした彼女は、声高に語られることのない“生”を守る挑戦を始める―。胎児の命、そして中絶の意味を問う衝撃作。 (「BOOK」データベースより)




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天使の代理人の総合評価:8.86/10点レビュー 28件。Bランク


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No.28:
(5pt)

素晴らしい!

重い命題の小説で,途中で読み進めるのが辛くなりました. でも半分過ぎたあたりから,一気読みで終えました. 読書を趣味にしていてホントよかったです.名作に会えてうれしいです. 偽善か独善か? 小説内の一コマですが,作者はどちらにも転ぶことなく小説を終わらせております. 凄かったです!
天使の代理人Amazon書評・レビュー:天使の代理人より
4344006194
No.27:
(4pt)

複数の話しが次第に関係していく。

時代を超えて複数の話しが交互に出て来るのは「嫌われ松子の一生」と同じ。 ただ、その話しの数が多いので最初は結構話しを追っていくのが煩わしい。 東京、大宮、川越、日野が舞台で、その地の4名が主要登場人物。 私は「マコトの代理人」のところでは自然と泣けてしまった。 そして、やはり引き込まれ、あっという間に読破。 でも、マーヤの最後の辺りの展開が私には判然とせず。 また、何故、「サイト」や「リスト」でなく、「キャッシュ」なのか、違和感があり、星を減らすことにした。
天使の代理人〈下〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:天使の代理人〈下〉 (幻冬舎文庫)より
4344407806
No.26:
(4pt)

天使の代理人

天使の代理人(2004年5月 幻冬舎 / 2006年4月 幻冬舎文庫【上・下】)
平成3年、生命を誕生させるはずの分娩室で行われた後期妊娠中絶。数百にのぼる胎児の命を奪ってきた助産婦・桐山冬子がその時見たものは、無造作に放置された赤ん坊の目に映る醜い己の顔だった。罪の償いのため生きていくことを決意する冬子。その日から決して声高に語られることのない、生を守る挑戦が始まった。平成15年。冬子は助産婦をしながら“天使の代理人”という組織を運営していた。社会的地位を獲得することを目標に生きてきたものの、突然銀行でのキャリアを捨て精子バンクを利用して出産を決意した川口弥生、36歳。待望の妊娠が分かった直後、人違いで中絶させられた佐藤有希恵、26歳。何も望まぬ妊娠のため中絶を考えたものの産み育てることを選んだ佐藤雪絵、20歳。それぞれの人生と“天使の代理人”が交錯し、物語は展開していく。
人工妊娠中絶に反対する団体、それが「天使の代理人」なのであるが、桐山が当時考えていた活動から次第に遠ざかっていくに連れて、彼女の信奉者であった若い助産師、看護師は次第に活動をエスカレートさせて行く。ついに彼女たちが説得した妊婦の一人が自殺をしてしまい、天使の代理人の活動は一時休止する。半年後、その活動を再開する時に妊婦の説得役を桐山が受け持つ状況が訪れる。しかも彼女が以前働いていたクリニックが舞台であった。最後の説得を試みるのが、まさに中絶手術の前日の夜となり、あまりにショックを受けたせいか早産する。妊娠22週での出産は通常胎児が生きて生まれることはない、ほぼ確実に。最後の最後で中絶を拒否した妊婦の願いに応えるように懸命の努力の末に胎児は未熟児として生きることになる。

山田宗樹の作品には一作一作異なる作者が作った作品のように思え、いつも新鮮さが感じられる。この作品は人工妊娠中絶をテーマにした作品だが、今まで読んだどの作品ともその構成が異なる。ばらばらの登場人物が時間、場所を超えて交錯し、そして一つの意思の元に収れんする、そんな感じの構成である。
天使の代理人〈下〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:天使の代理人〈下〉 (幻冬舎文庫)より
4344407806
No.25:
(4pt)

胎児という存在

中絶というテーマを扱っている小説が読みたくなり、これを手にとりました。

中絶というテーマなだけあって、様々な情報、そして登場人物による中絶に関する意見の主張は複雑な心境になりながらも非常に関心を寄せられました。読んでて嫌悪感を抱いた人物もいましたが。

また、中絶だけでなく出産に立ち会う話も同時進行するので、とても温かな気持ちで読むことができました。出産に関しても少なからず情報があり、知識がない身としては有難いことです。

そして、中絶に対する話で胎児とは人か、というのが持ち上がりました。私個人はこの話には強く惹き付けられました。おそらく白黒つけるべきものではないのでしょう。

中絶に対して考えさせられる小説で、男女ともに読んで欲しいです。特に女性の意見が聞いてみたいものです。
天使の代理人〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:天使の代理人〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344407792
No.24:
(5pt)

繰り返し読みたい作品です

一晩で、とまでは言わないけれど、ほとんどの人が1週間以内で読了する名作だと思います。序盤からのジェットコースターのような展開は、のめり込みます。題材も素晴らしい。男としても、考えさせられる・考え直すことが多い作品です。女性より、男が読むべき本かも。
天使の代理人Amazon書評・レビュー:天使の代理人より
4344006194



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