片腕をなくした男
- チャーリー・マフィンシリーズ (9)
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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久々のチャーリー・マフィンシリーズ。前作『城壁に手をかけた男』でナターリヤとの結婚生活に終止符を打ったチャーリーがまたまたロシアを舞台に暗躍する。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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新品同様でした | ||||
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久しぶりにしっかりとしたプロットを持ったスパイ物を読んだ気がする。今回のチャーリーの任務はロシアの英国大使館に捨てられた男の死体についての捜査。ロシア側の非協力的な態度に加え、米国CIAの不可解な行動、そしていつものごとく自分の組織内での足の引っ張り合いが、彼の捜査を困難なものにしていく。ロシア側は本件をギャングの抗争の結果として事態の収拾に走るが、やがてチャーリーにかかってきたロシア人女性よりの一本の電話が事態を大きく変えていく。ここからは、何が真実で、誰が見方で誰が敵かわからなくなってくる。彼女が持ってきたストーリーが正しいのか、あるいはその裏にさらなる真実が隠されているのか。ロシアの新大統領候補がCIAの長年のスパイであったというヒストリーにまんまと騙されるCIA。実はその逆をとって米国大統領をロシアの言うがままに操るというのがロシアKGBの脚本であることが分かり、CIAは大いに面目を潰す。これは三部作の第一作目とのこと、次回作が楽しみである。 | ||||
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このところ、少し遠ざかっていた、チャーリー・マフィンシリーズだけど、映画「裏切りのサーカス」をみて、久しぶりにスパイ・ゲームが読みたくなった。 で、うん。やっぱ、このシリーズはいい。派手さのないスパイの日常が、とてもとてもつらい。ポリティカルゲームであり、一級の推理小説となっている。また、チャーリーとて、男なんだし、しかも父親!何だから、その悲哀がなんとも言えない。 ストーリー的には、やはり予想外で、うなってしまったが、結局チャーリーはしんどい思いが続くこととなる。 チャーリーに普通の日常はないとはわかっているけど、なんというか、ちょっとはご褒美をあげてやって欲しい。 つらいなぁ。身につまされるなぁ。 | ||||
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面白いです。単純に、面白いかどうかと問われるなら、問題なく面白いです。でも、5スターと言うほどではない。 チャーリー・マフィンシリーズは好きで最初から読んでいますが、その中の一作としては切れが悪いというか、工夫が足りないというか。モグラ(モール)の件なども、なんのこっちゃ、程度だし。普通は、これだけで一大事なのに、その調査チームと不仲な理由も陳腐なんですよねぇ。 フリーマントル、もしかして、官僚制度への怒りが頂点に達しているのかも知れませんね(笑 もし、この本が初めてのチャーリー・マフィンシリーズだとすると、これで、他の本を読まなくなってしまうのは、もったいないと付け加えておきます。最初から読むと、面白いですよぉ。73歳というご高齢の著者に敬意を表して3スターに一つおまけしておきました。 | ||||
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漸く事件の解決に向かって大きな一歩を踏み出します。うまく行き過ぎてい過信しないように気を付けているのは相変わらずです。モスクワでも地下鉄を乗り継いで尾行を巻く手順もお手の物です。いつものように、最後のどんでん返しがあるのですが、それが次回作の始まりにつながります。このシリーズは3部作ということで、後2つ予定されているようです。自開作にも期待しますが、なんとなくチャーリーは大仕事をして引退するんじゃないかと思いました。 | ||||
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