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片腕をなくした男
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片腕をなくした男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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新品同様でした | ||||
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久しぶりにしっかりとしたプロットを持ったスパイ物を読んだ気がする。今回のチャーリーの任務はロシアの英国大使館に捨てられた男の死体についての捜査。ロシア側の非協力的な態度に加え、米国CIAの不可解な行動、そしていつものごとく自分の組織内での足の引っ張り合いが、彼の捜査を困難なものにしていく。ロシア側は本件をギャングの抗争の結果として事態の収拾に走るが、やがてチャーリーにかかってきたロシア人女性よりの一本の電話が事態を大きく変えていく。ここからは、何が真実で、誰が見方で誰が敵かわからなくなってくる。彼女が持ってきたストーリーが正しいのか、あるいはその裏にさらなる真実が隠されているのか。ロシアの新大統領候補がCIAの長年のスパイであったというヒストリーにまんまと騙されるCIA。実はその逆をとって米国大統領をロシアの言うがままに操るというのがロシアKGBの脚本であることが分かり、CIAは大いに面目を潰す。これは三部作の第一作目とのこと、次回作が楽しみである。 | ||||
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このところ、少し遠ざかっていた、チャーリー・マフィンシリーズだけど、映画「裏切りのサーカス」をみて、久しぶりにスパイ・ゲームが読みたくなった。 で、うん。やっぱ、このシリーズはいい。派手さのないスパイの日常が、とてもとてもつらい。ポリティカルゲームであり、一級の推理小説となっている。また、チャーリーとて、男なんだし、しかも父親!何だから、その悲哀がなんとも言えない。 ストーリー的には、やはり予想外で、うなってしまったが、結局チャーリーはしんどい思いが続くこととなる。 チャーリーに普通の日常はないとはわかっているけど、なんというか、ちょっとはご褒美をあげてやって欲しい。 つらいなぁ。身につまされるなぁ。 | ||||
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面白いです。単純に、面白いかどうかと問われるなら、問題なく面白いです。でも、5スターと言うほどではない。 チャーリー・マフィンシリーズは好きで最初から読んでいますが、その中の一作としては切れが悪いというか、工夫が足りないというか。モグラ(モール)の件なども、なんのこっちゃ、程度だし。普通は、これだけで一大事なのに、その調査チームと不仲な理由も陳腐なんですよねぇ。 フリーマントル、もしかして、官僚制度への怒りが頂点に達しているのかも知れませんね(笑 もし、この本が初めてのチャーリー・マフィンシリーズだとすると、これで、他の本を読まなくなってしまうのは、もったいないと付け加えておきます。最初から読むと、面白いですよぉ。73歳というご高齢の著者に敬意を表して3スターに一つおまけしておきました。 | ||||
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漸く事件の解決に向かって大きな一歩を踏み出します。うまく行き過ぎてい過信しないように気を付けているのは相変わらずです。モスクワでも地下鉄を乗り継いで尾行を巻く手順もお手の物です。いつものように、最後のどんでん返しがあるのですが、それが次回作の始まりにつながります。このシリーズは3部作ということで、後2つ予定されているようです。自開作にも期待しますが、なんとなくチャーリーは大仕事をして引退するんじゃないかと思いました。 | ||||
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部内の権力闘争とモスクワ大使館の危うさの中で、事件を解決するために奮闘するチャーリー・マフィン。仲間が信用できるのか、あるいはこの事件では味方かもしれないが、将来はどうなるか不安定な境遇という中で、話が進んでゆきます。全体像が見えづらいのに、先を読み進めるのがスムーズなのは、著者の旨さでしょう。 フリーマントルさんは、たぶん、日本での人気の方が、イギリスやアメリカの何倍もあるのでしょうね。そろそろチャーリー・マフィンの後継者を作ってあげてもいいと思います。 | ||||
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「消されかけた男」から現在まで、常に「生き残る男」だったチャーリー・マフィン健在です。 例によって複線どころか複々線のようにからみ合うストーリーが秀逸です。 彼がなぜ生き残ってこれたのか。それは彼が「プロフェッショナル」だからでしょう。 チャーリーが突き止める事実は、本当なら彼が望む「幸せ」の道も絶つことですが、 それでも彼はそうせざるを得ないキャラクターなのです。 それは彼が常に誰よりも「プロ」だからなのだと思います。 チャーリーを読み続けてもう何十年経ったでしょうか。 彼のような「プロ」にはなれないことが、幸せだと思うのは年齢のせいかもしれません。 実社会でチャーリーであることは至難のことです。 | ||||
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フリーマントルの作品では、マフィン・シリーズよりもカウリ&ダニーロフ・シリーズ(爆魔・猟鬼・トリプルクロス) の方が絶対に面白いと思っている。カウリ&ダニーロフ・シリーズの方が仕掛けが派手で、 アクションが楽しめるが、マフィン・シリーズの方は話が複雑で、その割りには最後のカタストロフィー が楽しめない、というのがこれまでの私の判断(思い込み?)だった。 今回も、モスクワのロンドン大使館に放り込まれた死体の捜査、つーだけの話のはずが、 ロシア側の捜査権への異常なこだわり、何故か判らないアメリカCIAの執拗な介入、さらには MI5とMI6の、不必要な身内の諍い等など、<あ〜、又 話し複雑にしている> と思いながらも、それなりの面白さに読み進むうちに、とんでもないデカイ陰謀話に 発展、最後には、<単に話を複雑にみせるだけのもの>と思っていたピースが、スッキリと 落ち着くべきところに落ち着き、久々にマフィン・シリーズに満足出来た。 三部作だそうで、続編が楽しみになってきました。 | ||||
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フリーマントルの作品では、マフィン・シリーズよりもカウリ&ダニーロフ・シリーズ(爆魔・猟鬼・トリプルクロス) の方が絶対に面白いと思っている。カウリ&ダニーロフ・シリーズの方が仕掛けが派手で、 アクションが楽しめるが、マフィン・シリーズの方は話が複雑で、その割りには最後のカタストロフィー が楽しめない、というのがこれまでの私の判断(思い込み?)だった。 今回も、モスクワのロンドン大使館に放り込まれた死体の捜査、つーだけの話のはずが、 ロシア側の捜査権への異常なこだわり、何故か判らないアメリカCIAの執拗な介入、さらには MI5とMI6の、不必要な身内の諍い等など、<あ〜、又 話し複雑にしている> と思いながらも、それなりの面白さに読み進むうちに、とんでもないデカイ陰謀話に 発展、最後には、<単に話を複雑にみせるだけのもの>と思っていたピースが、スッキリと 落ち着くべきところに落ち着き、久々にマフィン・シリーズに満足出来た。 三部作だそうで、続編が楽しみになってきました。 | ||||
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フリーマントルはほぼ全部読んでいますが、やはりチャーリーシリーズが私は好きです。 で、本書ですが、チャーリー節(フリーマントル節?)全開で、いい意味で特に問題はありません。 フリーマントルは大好きだし、その筆力もよく知っているので、彼の力量にしては星3つ、という辛めな点にしました。 これはチャーリー3部作の第1作らしいので、次作以降に期待しています。 | ||||
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久々にチャーリーと会えて感激しました。内容はいつも通りと言う事で。二作目も脱稿しているそうで楽しみです。73才でもまだまだ衰えていません。末永く頑張ってほしい作家の一人です。クレイトン、ウイングフィールドと好きな作家が鬼籍に入り、最近寂しい思いをしていましたが、フリーマントル此処にありですねー。ただ、いつもながら、題名のセンスのなさには驚きです。内容そのまんまで、原作通りレッドスターライジングのほうがいいと思うのは私だけ? | ||||
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