呼びだされた男
- チャーリー・マフィンシリーズ (9)
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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チャーリー・マフィンシリーズ2作目の『再び消されかけた男』に続く3作目が本書。実に懐かしい気分で読むことが出来た。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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原書は1979年に発刊のチャーリー・マフィンシリーズ第三作。前二作は英米情報部を 向こうにまわして、その卓抜した頭脳で大逆転劇を演じる痛快さが魅力の作品だった。 しかし本作はそれらと比較して、いささか小味である。前作で "敵"に大打撃を与えたチャーリーは当然に逃亡の渦中にいる。そこに唯一の友人と いえる、かつての恩人の遺児ルウパート・ウィロビーから思わぬSOSを受ける。彼の 経営する会社が莫大な保険金の支払いを余儀なくされ、破産の危機にあるというのだ。 身元の暴かれる危険をおして、ウィロビーを救うために香港に飛ぶチャーリー。だが そこに待ち受けていたものは、混沌とした香港社会の持つ闇と驚くべき陰謀であった。 香港の黒社会を背景に米中の情報部の思惑が激突するといった筋立てではあるが、 さほどの派手な展開もなく、気がつけば読了していたという印象。結末の意外性も弱い。 いつものフリーマントルらしく心理描写が入念で、過去の罪業に苦悩するチャーリーが 強調されている。英国統治時代の香港の複雑な社会構造と風景描写が興味深かった。 | ||||
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兎に角、フリーマントルの作品には惹き込まれる。・・・・・・・・・・・・・・・・他にはクイネルかな。 | ||||
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昔読んだ本で再度読みたくなって購入。探していた本でとても満足。 | ||||
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チャーリー・マフィン・シリーズの3作目です。母国を裏切ってイギリス諜報部員を辞めたどころか、諜報部から追われる身となってしまったチャーリー・マフィンをどうやってスパイ小説の中で活躍させるのか。これはかなりの難題です。前作『再び消されかけた』では英国諜報部に発見されて危機に陥るチャーリーを描いたわけですが、次も同じ話というわけにもいきません。そこで本作では保険会社を経営しているウィロビー・ジュニアの要請で保険調査を依頼されるというストーリーにしてあります。 香港の船舶がテロによって放火され、破産するほど多額の保険金を支払う羽目になりそうなウィロビーが、なんとか払わずに済む方法はないかとチャーリーに調査を依頼するわけです。だけど、なんで1件事故が起きたら即座に破産するほどの保険案件を受注するの?と考えると不自然なことこの上ありません。しかしそれも、作者がなんとかチャーリーに活躍の場を与える為の苦肉の策なのでご容赦願いたいところです。取り敢えず本作でもチャーリーの活躍ぶりがサラリーマンに勇気を与えてくれることは間違いありません。 | ||||
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