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ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人
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ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全112件 41~60 3/6ページ
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殺害された元教師の娘と伯父が真相を追う。 限られた容疑者の中から、各々の利害やドラマを絡ませて最後まで犯人像を絞らせず、”名探偵皆を集めて”のシーンまで用意してある。 現実の世界に探偵は設定しにくいので、伯父がマジシャンで洞察力やトリック解明に優れている、という設定もうまいし、姪との探偵&助手ぶりもキャラがたっていて楽しい。 新しい作品だけに、背景にコロナ禍の地方の小都市の現実も描かれていてそつなくまとまっている。 ただ、話は小粒だし本筋と関係なく冗長な部分もあって、気軽に読めるという意味では赤川作品などとダブルが、本格ものという意味では少し物足りない。 | ||||
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ホームズ役のマジシャン探偵。シリーズ化を狙ってるのでしょうね。 やたらブラフをかける。鎌をかけまくる。誘導尋問が大得意。 見方によっては卑怯な手法ですけど一般的な日常でも使える技です。 東野小説としては謎解き部分はいたって標準な感じでした。 相変わらずの後出し満載の推理は少々鼻につきますけど・・(笑) 名もなき町からのアニメブームに便乗する村おこしパターン。 広告代理店への皮肉も満載。博報堂+電通=報通って・・苦笑 同級生が10人も出てきて人間関係の交通整理の手助けにドラえもん。 コロナの社会風景がベースなので時代の空気感を後世に伝える記録小説。 | ||||
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昔、どっかの後書きで東野圭吾が毎回読者を驚かしたと書いたことがある記憶ですが、本作を読んでいればそれはもう皆無のように思う。 主人公の真世とマジシャンで面識のないおじさんのコンビで謎解きのルーティンをするんですが、簡単にまとめると3つ。 一つはワトソンとシャーロックホームズのような展開を真似ようとしたが残念ながら失敗したこと。真世はワトソンでホームの手柄の解説役。オジはホームズでマジックセンスを屈指して警察の動きを解読しなら先手を打って謎徳を進む。でも残念ながら舞台が地味すぎて読者は既に飽きてしまい、マジシャンは手品も欠伸で迎えてしまう始末。 二つ目は主人公たちの魅力がないこと。真世は主人公でありながら傍観者で発言も少なく感情もない。理由は手柄はマジシャンのオジに持たせないといけないので、真世はせいぜいオジにツッコミをするだけの道具。例えばワトソンは退役軍人でホームズのストーリーを描きたがっているため好奇心が強くホームズの行動を読者目線で伝える役割なのだが、本作のマヨはただのコマしかなかったので残念。オジもホームズ並みの洞察力を披露し、行動力を示していたが、事件がしょぼいせいで読者は好奇心もなく共感できないのでせっかくのホームズの晴れ舞台も欠伸で見送っていた。 三つ目は言うこともなく全体として淡々としすぎます。ハイライトもなければ記憶に残るシーンもありません。 以上です | ||||
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もしこれが無名の新人の作品で、たまたま読んだとしたら、この人の本は二度と読みません。それぐらい退屈な小説です。 東野圭吾が最後に面白い小説を書いてから、多分10年以上……? ずっと待ち続けていますが、ことごとく期待外れです。 中でもこの「ブラック・ショーマン」……。読んでて引き込まれるものがまったく無い。 何かあれですな、叩くのも疲れるわ。非生産的だし。これぐらいにしておきます。 | ||||
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神尾真世(かみおまよ)と中條健太(なかじょうけんた)はもうすぐ結婚する。コロナ禍の最中の物語になっている。真世の父親の英一は真世が通った中学の国語教師だった。コロナウイルスの影響は誰もが知っているが、この小説でもその様子が描かれている。飲食店は相当潰れて、サラリーマンもテレワークが増えた。 そんな中、英一が死亡した。殺人の可能性が強いという。真世は呼ばれて故郷の町に戻ったが、英一の死について思い当たることはない。実家に戻って実況検分に立ち会っていた真世だが、そこに英一の弟、神尾武史(たけし)が現れる。長身で痩せており、天然パーマの長髪で無精ひげを生やしている。 武史は「トラップハンド」という小さなバーを経営していて、普段はそこで寝泊まりしている。 武史は自分の部屋の絵にカメラを仕掛けており、そこから実家に何かあったことを知り、家に戻ってきたのだ。 さらに、この男は隙を見て警部のポケットからスマートフォンを抜き取り、事件に関する情報を手に入れていた。そんな芸当ができるのも、以前は「サムライ・ゼン」というマジシャンだったからだ。 武史は子どものころ超能力に関心を持っており、家族の前でスプーンを曲げて見せたことがあった。もちろん手品だ。高校を卒業した後、マジシャンになると言ってアメリカに行った。どうやらマジシャンとして成功したらしい。 なぜかマジシャンをやめて日本に戻り、バーを開いて生計を立てるようになった。 武史は自分の力で事件を解決したいと言い、真世も協力すると決める。そして2人は推理を始める。 死因はタオルのようなものによる絞殺。まだ情報が少なくてあまり大した推理もできず、2人は英一の教え子で真世の同級生、そして第一発見者の原口に話を聞く。武史は巧みな話術で原口からいくつかの情報を引き出す。論理的な推理が得意で、話がうまく、兄の殺害という事件に遭遇しても冷静である。探偵に向いたキャラクターだ。 この作品に出てくる、真世の同級生である釘宮の書いたマンガ「幻脳ラビリンス」の説明もある。詳しくはこの本を読んで頂きたいが、作中作のマンガにしてはよくできている。よく考えたものだと思う。マンガのモデルになったのは、真世と釘宮たちが育ったこの町である。 英一の書斎は荒らされており、物盗りの犯行にも見えるが、わざと物盗りに見せかけた可能性もある。武史の考えで、葬式で参加者の様子を撮影して記録させることにする。 容疑者は真世の同級生たちだ。 武史の活躍により、事件の真相が明らかになる。 著者は「このヒーローを生み出したことで、作家としての寿命が3年伸びたかもしれない」といったコメントをしている。確かに面白い探偵である。シリーズになることを期待したい。 | ||||
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きれいな状態で届きました。 | ||||
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配送が早かったので、すごく助かります。 届いた後にすぐに読みました。 相変わらず、ドキドキと大逆転です。 | ||||
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東野圭吾ぽくない?始まりなので しばらく世界観に入るのに時間がかかりましたが やっぱり描かれている主人公は魅力たっぷり。 | ||||
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序盤の方は「こんな感じかな」と思ってましたが、ブラック・ショーマンのキャラクターが独特で、「次はどんな事をしてくれるのだろうか?」と気になり始めました。そこから読むペースも増えて一気に読んでしまいました。 | ||||
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今回の作品は残念ながら、今一つです。前作の「くすのきの番人」がよかっただけにがっかりしました。 | ||||
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レビューを見て、あまり期待はしていなかった。確かに東野圭吾が書いた本の中ではあまりに 現実離れしすぎていた。が、期待していなかった分読み応えはあり、読む手を止めることが 出来なかった。東野圭吾の作品としては少々不満は残るものの、小説としては悪くはないのではと 思う。最後尻切れトンボになっている感があり、少々不完全燃焼。それさえなければもう少し良かった。 | ||||
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初期のころから東野圭吾を読み続けています。本書も文章の巧みさがベテランの味わいを醸し出していました。小説を読ませる力は流石です。 とはいえ、東野圭吾の掌の上で持て遊ばれているように感じながら読了しました。東野圭吾の才能をもってすれば、これぐらいの展開は楽に書けると思います。読みやすく、次はどうなるのか、というワクワク感をもたらしますが、肝心のストーリー展開に違和感を覚えました。 まず、ブラック・ショーマンの人物像に疑問符が付きます。ある種の超能力者のようでした。こんな人は小説の中でしかお目にかかれません。これだけの能力があれば何でも解決してしまいますので。その超能力ぶりが続くと、読者はストーリーから距離を置き始めるのです。 それもまた小説だからという作者と読者のお約束事としてストーリーが展開しても仕方がないということも理解しています。それでも、この人物設定には無理があるのでは、という気分に包まれることがありました。警察の能力の低さは小説のお約束事としても、某人物のアリバイの曖昧さは釈然としませんでした。 人気作家ゆえ、常に傑作を期待してしまうのです。売れっ子作家の宿命が感じられます。売れると筆が荒れるという評がたちますが、東野圭吾には毎回、そうならないように願っています。書き手への要求水準が上がるのは仕方がないことでしょう。ファンとして東野圭吾への期待と思いが詰まっているわけですから。 我々は多作でなくともよいので、東野圭吾でなければ書けないようなしっかりとした小説の登場を切に願っているのです。何十作と読んできた東野ファンですので、あえて辛口で書いています。ファンというものは欲張りなのです。あの若き日の傑作群とまた出会いたいのです。これからも東野圭吾には素敵な作品を書いて欲しいものですから。 | ||||
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叔父があまりにもできる人過ぎて、不自然に感じる。 過去の超人的な推理力を持つ主人公には感じられない違和感である。 自身の兄、主人公にあたる父が亡くなった場合こんなにも冷静で いられるものなのか。つい余分な気持ちが没頭を妨げてしまう。 そうはいっても 後日譚には救われました。 | ||||
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物凄く感動したり心を揺さぶられたわけではないが、普通に面白かった。中盤から一気に最後まで読み進めてしまった。胡散臭い叔父と真世の軽快なやりとりが好き。結局最後真世の問題はどうなったんだろというモヤモヤはあるけど。次作があるなら期待です。映像化してほしい。 | ||||
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重い社会問題をテーマにした話も好きですが 今回のように軽く読める一冊も好きです コロナの息苦しさや、地方都市現状はこんな感じなのかなと思いながら読みました シリーズ化してほしいと思います | ||||
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予定では1週間後の納品ということでしたが、注文後2日で来ました。梱包も丁寧で本の状態もかなり良いものでした。 | ||||
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今回も時間を忘れさせてくれるような作品ではなかったです。 | ||||
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今回は被害者の実の弟で元マジシャンの武史が、人間離れした推理力と仕掛けで、姪の真世と協力しながら兄を殺害した犯人を見つけ出していく展開。 警察が捜査状況を提供しない中、ビデオ撮影や盗聴、誘導尋問などを元に、事件の真相や被害者の当日の行動を明らかにしていくのだが、そのやり方が人の盲点を付いていて案外楽しめた。 事件とは直接関係のない夫婦関係やお金の動きなども出てきて、事件が複雑化していたのもよかったと思う。 ただ、武史のお金に汚くて人を見下す傾向が強すぎたキャラがちょっと好きになれなかった。 また、犯人の動機や遺体の特殊な隠し方などからどんな真実が隠されていて、どんな推理ショーになるかと期待したのだが、サムライ・ゼンの手品と比較して考えていたため、やや物足りなく感じられてしまった。 サムライ・ゼンがどんな半生を送って今に至るのか本書ではあまり明らかにされなかったので、続編にも期待したい。 | ||||
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面白かったよ!でもねぇ、僕が今読みたい東野作品はこれじゃないんだよなぁ。。。 もっとシンプルに「名もなき町の殺人」というだけのタイトルで本格的な謎解きの作品が読みたかったなぁ。。。 マジシャンが出てくるのはもっとコミカルな作品で登場して欲しかったかな。 | ||||
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東野作品は、全て読んでいますがこの本は、全くおもしろくないと思います。 かなりがっかりでした。 | ||||
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