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(アンソロジー)
競作五十円玉二十枚の謎
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競作五十円玉二十枚の謎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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今は大人になり親になり、小説を買えるようになり子供も高学年になり親子共々ファンになっております。 子供にこの本のことを伝えたら読みたいという事で購入しました。 元々は姉が有栖川有栖氏の愛好家だったので、 姉に勧められて小学生時代に図書館で出会った一冊でした。 この本に出会ってなければ倉知氏の小説にハマってなかったかもしれません。 | ||||
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◆「鮎川哲也と五十円玉二十枚の謎・解答編1」(法月綸太郎) のちに「土曜日の本」と改題された作品。 作者自身認めるように、解答編と銘打ちながら、楽屋落ちと駄洒落に終始し、 肝心の二つの謎(「なぜ本屋で毎週五十円玉を千円札に両替をするのか」 「その五十円玉はどうして毎週彼の手元にたまるのか」)が解決されてません。 これでは、卑怯だと評されても仕方ないでしょう。 ただ、その楽屋落ちに、かつて覆面作家だったあの人が登場しており、 その方の人柄ゆえか、結果的にほのぼのとしたホームドラマとなっていて、 〈『頼子のために』のハッピー・エンディング・バリエーション〉という作者の言 には、納得でした。 ▽付記 ちなみに、その覆面作家さんの解答は、コチラ。 | ||||
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定期的に店を訪れて50円玉20枚を千円札に両替えを頼む、という共通の問題についての解答編を集めたアンソロジーです。これは、問題編を書いた若竹七海氏が実際に体験したことなのだそうで、密室など、テーマが共通の短編集は読んだことがありますが、謎そのものが共通、というのは初めてでした。私は有栖川有栖氏の作品が読みたくて買ったのですが、一般公募の中から選ばれた作品ものっていて、なかなか楽しめました。最優秀賞に選ばれた高橋謙一氏の作品は、50円玉の謎解きに別に事件もプラスしてあってプロの作家の作品よりもおもしろかったです。 なぜ毎週同じ店で50円玉を千円札に両替えするのか、その50円玉はなぜ毎週彼の手元にたまるのか(おつりでもらう50円玉は必ず1枚だからです)、という謎に対して、自分ならどういう解答を作るだろう。ミステリーが好きな人、そんなことを考えながら読むのも楽しいと思います。 | ||||
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