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赤い拇指紋
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赤い拇指紋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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オースチン・フリーマンのソーンダイク博士シリーズです。 著者曰く、常識的な主人公にした。とのことですが、実際のところハンサムで運動能力抜群、法学と医学の両方に長けていて、化学的知識も観察力も頭も抜群に良いというハイスペック人材です。ホームズもあれだけ頭がいいのにボクシングで殴り合ったり滝の上で格闘を演じたりと万能感がありますが、そこは割り引いて考えましょう。 タイトルの通りカギになるのは指紋であり何かしらのトリックがあるのは読み取れますが、さてそれは何でしょう。というところ。犯人のちょっとしたボロを掴みながらぐいぐいとその身元に迫っていくのはなかなか迫力があります。 犯人の反撃もあり証拠の分析もありというところで登場するのが実験ガジェットと実演実験シーン。これは相当に珍しいですが、丁寧な描写は現在読んでもちゃちな二時間ドラマよりも質が良い。 登場人物の描写や、平凡を絵に描いたジャービス医師の素朴な心理と恋の行方もあり、サスペンス物として読むことも出来ます。 同じくソーンダイク博士の倒叙ミステリーの短編集もおすすめです。シリーズを通じて語り部役のジャービス博士(ワトソン博士のポジション)をはじめ、友人のアンスティ弁護士や、助手のポルトン氏など、レギュラーメンバーがそれぞれ語り役を務めるシリーズもありなかなかにおもしろいです。病みつきになりますよ。 | ||||
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実はソーンダイクものは初めて。怪しいやつを誰も怪しいと思わないのが変ですが、無邪気な語り手の恋愛模様が面白く、法廷でのソーンダイクが素晴らしい作品。そして(ある意味)意外な物語の終わらせ方。凝った暗殺道具は無茶で、物語としては荒っぽいのですが、とても楽しめました。当て推量(guess)論は明らかに偉大な先達を意識しています。(ノーウッドの建築士は1903年)創元の事件簿1&2を早速注文してしまいました… ところでBlickensderferを知らなかったのですが、なかなか面白いタイプライターですね。Model 5がリテラリイ型でModel 7がコマーシャル型かな? | ||||
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とても敏速に処理して頂き、本も良好な品でした。有難う御座いました。 | ||||
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宝石商が強盗にあい、その傍らには 血染めの親指の指紋が・・・ 指紋を元に逮捕された甥はソーンダイク博士に助けを求める指紋の偽造を主問題に扱った 実直な推理小説で 科学者探偵ソーンダイク博士が堅実に事件を解決へと導きます古典作品として有名ですが 今読むと指紋偽造のトリックだけで小説を支えるのは 弱いかなという気もしますね | ||||
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