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時計仕掛けの歪んだ罠



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【この小説が収録されている参考書籍】
時計仕掛けの歪んだ罠 (小学館文庫)

時計仕掛けの歪んだ罠の評価: 3.67/5点 レビュー 18件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

前半までは最高

スウェーデンでおきた連続少女誘拐事件を追う刑事の話です。

前半までは抜群にいい。今までの犯罪小説にはなかったような人間の心理を読み解いていく知能戦がスリリングで新鮮です。尋問しているほうが、いつのまにか逆転して尋問されている、なんてプロットが凝っていて大変面白い。

で、この作品に対する期待値がどんどん上がった後半からがグダグダになります。シーンがコロコロ変わり、細かすぎる伏線を必要以上に張り巡らしたと思ったら、気の抜けるようなクライマックス。

で、最後は、この本がシリーズになりますよーという宣言とともに呆気に取られるほどの消化不良で終了。

作者のアルネ・ダールは映画化を望んでいるんじゃないかという気がします。少なくとも売れるシリーズを作りたいという気持ちがかなりハッキリ出過ぎた作品です。
時計仕掛けの歪んだ罠 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:時計仕掛けの歪んだ罠 (小学館文庫)より
4094065393

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