■スポンサードリンク
時計仕掛けの歪んだ罠
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
時計仕掛けの歪んだ罠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こう言う終わらせ方がどうよ! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドラゴンタトゥーでヒットし、特捜部qで決定打を得た北欧ミステリ(他にもいっぱいいるんだけど名前が長いから省略)。特徴として、 1 緻密で重厚なキャラクター設定 2 容易にわかんない伏線 3 心理描写を絡めたストーリーの錯綜 4 一切のステレオタイプの排除 その北欧ミステリに対する全ての信頼を覆す一冊です。 お話ですが、サイコ搦めの稚拙な伏線が延々と続き、ダールさんも頑張ってるからと無理して読むと、 中盤で「予想をはるかに超える驚愕の事実」に達してしまい、ええっ、早くね?とそこに驚愕! だけどこっから何とかなるんだ!と思いきやまさかのツンデレ話に展開します。 ジェンダーの書き方もノスタルジーを覚えるほど。公安警部部長が「〜よね」「〜だと思うのよ」「〜じゃないかしら」 ってゆうのかしらね?火サスか赤川次郎を彷彿とさせます。 長期拉致監禁された10代の被害者に対して、「彼女たちなら元気だ」ってセリフ…(それこそ驚愕)。 肝心カナメの終末も、ツンデレに紛れてうじゃむじゃ。 シリーズ化に向けての著者の強い意志だけが伝わります。 山場で生死沙汰があるのですが、ミスリードを通り越してミステリの文章としてレッドカード、 ベリエルの目線で描写されているのですからあとで何度そこの箇所を読んでも規則違反でしょう。 北欧ミステリファンの方々にはオススメしません。 とくに、ローサやリスベットファンには鬼門かも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
(ネタバレしています) 途中まではさくさく読めたが、二部の終わりで犯人像が浮かび上がってきたあたりで、げんなりした。またぞろ子ども時代のトラウマに端を発する話かと。近年この手の設定のミステリを何冊読んだことか。さらに言えば、何十年も経ってから復讐するという動機そのものにあまり真実味を感じられない。 犯人の本来の目的からすれば、やっていることがあまりに迂遠で、無駄な手間をかけすぎる。しかも捜査側の行動を“こうするだろう”という前提で仕掛けていて、相当無理がある。主人公らがそのとおり動いてくれるおかげで物語が成立しているが、そうじゃないケースをまるで想定していない。電子ロックの音声解除のくだりなどご都合主義の極みだ。 マネキンを損壊する場面も何がしたいのか、ただのこけおどしとしか思えない。高木彬光の「人形はなぜ殺される」の爪の垢でも煎じて呑んでほしい。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!