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四捨五入殺人事件
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四捨五入殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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劇作家でもある井上ひさしならではのミステリー。 終盤で「てがかりは散りばめられていました」と明かされるわけだが、これをありとするか、なしとするか。 ○○と〇〇が○○である、という真相の一部は、「あれ、ひょっとして、」と思ったのだけれど、さすがに、この真相は見抜けませんでした。 | ||||
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中村雅俊主演でNHKでドラマ化もされた、隠れた名作です。殺人事件と銘打っていますが、意外な展開に・・・ | ||||
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昭和レトロなお話。井上先生らしいちょっとエロがいい味です。ノスタルジック。 | ||||
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昔、NHKの夜に1週間くらい連続でやってたのが本作品との出会いです。中村雅俊さんと故中条さんのコンビがよかったですね。あと大竹まこともいたような…。作品の内容は他のみなさんと同意見ですが、結末はおもしろいです!以来作者のファンになりました。 | ||||
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東北地方の山深い温泉町に講演に招かれた作家二人。大雨の中ようやくたどり着くが、町へ入ったとたんに唯一外へと連絡している橋が大水で流され、町の中に閉じ込められてしまう。そこで起こる殺人事件。 さまざまなジャンルで傑作をものしてきた著者が、ミステリにおいてもその腕の冴えを発揮した本格ミステリです。 町全体が出入りもできなければ連絡もできない閉じられた状態で次々と事件が起こる、いわゆる「嵐の孤島」「嵐の山荘」と呼ばれる、オーソドックスなタイプのミステリですが、そこは才気煥発な著者のこと、一筋縄ではいかないような仕掛けが用意されていて、読者を驚かせ楽しませてくれます。 また、国の農業対策の、そのいい加減さや不備な点について述べてあり、ページ数はそれほど厚くはないものの、ミステリの楽しさや社会問題への言及などで、とても読み応えのある作品になっています。 本作以外にも、著者の小説の中には、ミステリの味付けがしてあり、とてもおもしろいものが多数ありますので、ミステリファンは要チェックですよ。 | ||||
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井上ひさしの長編ミステリ。話は、お偉いさんがある地方に行ったところ、突然の災害で閉じ込められている間に、その村で奇妙な連続事件が起こるというもの。しかし、主眼はその村に着くまでの田園風景の描写にある。「四捨五入」というタイトルは作者が弱者に向ける優しい眼差しを意味しており、逆に権力に対する反骨精神も意味している。私の記憶ではTV化もされている。作者の舞台はいつも台本が間に合わず騒ぎになるが、それは作者の凝り性によるものである。この作品も凝った出来で、上記のような意味を考えずとも楽しめる作品だが、作者の優しさも感じ取って欲しい。 | ||||
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