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シュロック・ホームズの迷推理
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シュロック・ホームズの迷推理の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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それはそれでおめでたいことだ。「冒険」にも言えるのだが、せっかくなのでシュロック・ホームズはすべて(本家のホームズにも詳しい)深町さんが訳した作品を本にしてくれればよかったのに。また、本家のホームズを読み込んだアメリカ人向けに書かれた本なので、「冒険」や「回想」に倣ってもう少し詳しい解説がないと面白さが十分に伝わらない。言葉遊びが主体のコメディなので。 | ||||
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この人の作品が好きで買い増した。面白いです。内容は文句なしの評価・5、ですが、翻訳者が、前に読んだ人と違う作品が入っていました。それの訳が、私には違和感があって…アスコットタイ事件なんですが、お互いに「ホームズ君」「ワトニイ君」と呼び合うんですよね…。もちろん、その人なりの人物感があるのは分かるのですが。。。やはり、私としては ホームズ、ワトニイ、と呼び合って欲しいんですよね〜。深町真理子さんの訳が気に入っているので。ハヤカワから出版された2冊から、漏れていたシュロックホームズが載っているのはうれしい(そちらは深町さんの訳です)んですが、重複した作品が、ほかの人の翻訳で、そちらに違和感を感じてしまったので、評価4にさせて頂きます。あくまで、訳があまり気に入らないからです。 | ||||
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◆「月下の庭師」 淋しい郊外に住む夫婦がはげしい口論をし、その夜から妻の姿が消えてしまった。 それ以後、彼女の姿を見たものは誰もいない。 そして男は、その日から不審な行動をとり始める。 木の根に空気を吸わせるためといって、庭の桃の木を掘り起こした後、 また木を埋め直したり、地下室を掘ったと思ったら、車のトランクに なにかを積みこんで遠出したりした。 そうした男の行動を見ていた隣家の女権拡張論者の未亡人が、警察に 調査するようにけしかけたため、男の家は何日間も徹底的に捜索される。 しかし、庭のすみまで掘り返しても、妻の死体はでてこない……。 ダンセイニ「二壜のソース」を下敷きにした作品。 「二壜のソース」を既読の読者からすれば、すぐに、あの「真相」を思い 浮かべると思いますが、それが巧妙なミスディレクションとなっている、 という趣向。 本作では、《二度殺された死人》という古典的なトリックを巧みにアレンジした 狡猾な計画犯罪が行われており、最後には怪奇小説的な戦慄すべき結末に 着地します。 | ||||
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シャーロック・ホームズのパロディであるシュロック・ホームズの作品を集めたものです。「迷推理」とタイトルにもあるように、内容はホームズの原典の事件を基盤にしながら、言葉遊びを用いて、事件を奇妙な方向へ持って行き解決(?)していくというもので、日本語の横に書かれている英語の読みをチェックしながら読まないと、余り判りませんが、読みなれてくると、全ての作品になされているジョークの要素と、巧みな言葉遊びの要素がとても気持ちの良い作品です。シャーロック・ホームズファンがこの作品について抱く感情というのは様々ではあると思うのですが、個人的には非常に面白い作品だと思いました。シュロック・ホームズの作品以外に、ロバートが手がけた作品が数編あるので、そちらもとても楽しめます。気軽に読める推理小説、手にとってみてください。 | ||||
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