シュロック・ホームズの冒険
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文庫では30年以上前に読んでいたので、今回はポケット・ミステリ(文庫版の元版)を購入しました。ホームズのパロディの短編集です。巻末に訳者のお一人である深町真理子さんによる、収録作品の丁寧な<鑑賞の手引き>みたいな文章がついていて、こちらを読んでから各編に挑戦しました。作者ロバート・フィッシュの狙いがどこらにあるかを事前に知って読んでも、最後の1行がストンと落ちてきませんでした。<落ち>があるはずだと思っているところに私の<落ち度>があるのかもしれません。シャーロック学よりシュロック学の方が手ごわい? | ||||
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褒めても褒めても褒め過ぎることはない。本歌取りの上手さと言い、ストーリーの面白さと言い、ホームズ・パロディとして完璧ではないか。また、本作を読み進めていくと、特に依頼人の素性を言い当てるシーンなどは、本家ホームズでも、すれすれのまぐれ当たりが相当あったんだろうなあと思わせてくれる。それから、残念なのは、言葉遊びの面白さが十分に伝わっていないこと。あるいは白けてしまうかもしれないが、解説でひとつひとつ詳しい説明があってもよかった。いまならネットでスラング(英語と米語)の意味を確認しながら原文を読むと楽しいかも。 | ||||
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シャーロック・ホームズのユーモアパロディですが、笑いの要素が良く読まないと分かり難いので、軽い本だと思って読み飛ばすとつまらないかもしれません。 例えば、Dr.ワトニイが最近、家の前でなぜか転倒する人が多く忙しいという描写があったかと思うと、その後に彼が転倒を予防するために。。。という描写が続いていて、斜め読みするとここの面白さを読み落としてしまうかもしれません。 シャーロック・ホームズに関する知識が豊富な方は、私が詠み落とした(と思われる)パロディとしての面白さをもっと堪能できると思います。 | ||||
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読んだが、ホームズファンなら今読んでもまた楽しめるであろう。 | ||||
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シャーロッキアン(見習い)を気取っていた学生の頃、多数読んだホームズ譚のパロディ、パスティーシュの中でもひときわ気に入ったのがこの作家のシリーズです。知らないうちに復刊されているのを発見し小躍りしました。 事件そのものも、原典のどれを意識したものか明確で、パロディとしては非常にわかりやすくとっつきやすい作品集です。 が、この作品集が本当にすごいのは、もしかしたら本家ホームズの推理も、たまたま当たっているだけで、実はシュロックの推理と大差ないんじゃないか…それを鈍いワトスン(と私たち)はこれまで気付いていなかっただけじゃないのか…という疑念に読むものを苛まさせるところです!つまりは、それだけパロディとしての出来がいいわけなのですが… 原典に対する愛も敬意も十分なのに、結果として原典の無謬性に疑いを持たせる恐ろしくも面白すぎる作品たち。シャーロッキアンを自認する方ならぜひお読みください。 | ||||
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