シュロック・ホームズの迷推理



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    初公開日(参考)2000年03月
    分類

    長編小説

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    シュロック・ホームズの迷推理―英米短編ミステリー名人選集〈7〉 (光文社文庫)

    2000年03月01日 シュロック・ホームズの迷推理―英米短編ミステリー名人選集〈7〉 (光文社文庫)

    名手フィッシュの編み出した“シャーロック”ならぬ“シュロック”・ホームズ。本家に負けじと頭脳を駆使して難事件に挑むのだが、これがすべて的外れ。抱腹絶倒のブラック・コメディー!―ホームズもの11編とMWA短編賞受賞作「月下の庭師」などを含む16編を厳選収録。 (「BOOK」データベースより)




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    シュロック・ホームズの迷推理の総合評価:8.40/10点レビュー 5件。Bランク


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    No.5:
    (4pt)

    冒険、回想、迷推理でシュロック・ホームズの全訳が完成

    それはそれでおめでたいことだ。「冒険」にも言えるのだが、せっかくなのでシュロック・ホームズはすべて(本家のホームズにも詳しい)深町さんが訳した作品を本にしてくれればよかったのに。また、本家のホームズを読み込んだアメリカ人向けに書かれた本なので、「冒険」や「回想」に倣ってもう少し詳しい解説がないと面白さが十分に伝わらない。言葉遊びが主体のコメディなので。
    シュロック・ホームズの迷推理―英米短編ミステリー名人選集〈7〉 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:シュロック・ホームズの迷推理―英米短編ミステリー名人選集〈7〉 (光文社文庫)より
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    No.4:
    (3pt)

    吉田誠一訳の「アスコット・タイ事件」の訳が酷い

    「アスコット・タイ事件」と「シュロック・ホームズの復活」のみ、既存の2短編集と重複収録。その他はこの文庫オリジナルのシュロック・ホームズ物。

    他のレビュアーの方も書かれているが、これのみ吉田誠一訳(他は深町真理子訳)の「アスコット・タイ事件」の翻訳がひどすぎる。

    お話の「落ち」になる「アスコット競馬場のTIE」。この「TIE」を「勝ち抜き試合」と訳してあり、意味不明。
    そもそも「勝ち抜き試合」って何のことかと思ったが、辞書をみると、サッカーの「同点決勝、いわゆるPK戦」のことだ。それを、辞書にあるとおり「勝ち抜き試合」とバカ真面目に記述したのだろう。

    しかし、競馬の話しなのだから「TIE」は「2馬以上同着」の意味に決まっているじゃないか。
    この訳をそのまま収録した編集担当も酷過ぎ。

    --------------------------------------------------------
    (追記 『シュロック・ホームズの冒険』収録分との違いの謎)
    念のためと思い、「アスコット・タイ事件」が元来収録されていた短編集『シュロック・ホームズの冒険』(ハヤカワ文庫)を入手して、確認してみた。訳者名義は同じ吉田誠一。
    しかし、驚くべきことに「TIE」は、「合同レースの決勝戦」という表現であり、このほうがまだ、競馬用語的には正しい筈だ。
    それだけではなく、多くの訳語の選択が微妙に違うし、他のレビュアーさんに不評だった「ワトニイ君」「ホームズ君」という表記も、ハヤカワ文庫版にはない。(「ワトニイ」「ホームズ」となっている)
    それに、ハヤカワ文庫版にあった、「馬車の御者の怪しい行動」も、光文社版ではなぜか抜けている。

    以下は私の想像である。
    そもそも短編集『シュロック・ホームズの冒険』は、後書き・解説を深町真理子が書いているので。ほとんどの作品が深町訳だという思いこみがあったのだが。
    調べてみると、全12編のうち、深町訳:8編、吉田誠一訳:1編、小笠原豊樹訳:1編、志摩隆訳:1編、永井淳訳:1編という、連作短編集としてはいびつな組み合わせである。当然、使われる用語や、ダジャレネタへの対応のレベルも様々であっただろう。
    そこで、後書きを書いた「代表訳者=深町真理子」が、他の人の訳文に手を入れ、シリーズとしての統一性を図ったのではないだろうか。

    今回の光文社文庫版では、早川文庫版で深町が統一する以前の、オリジナル吉田誠一訳(「EQMM」'63.10及び世界ミステリ全集18「37の短篇」('73)に収録)が入ってしまい、その違和感が出てしまったのではなかろうか。

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    (追記の追記)
    なお「アスコット・タイ事件」は、『ミステリマガジン』2011年3月号に、日暮雅通の新訳で掲載されているので。この訳では、より完璧な訳が提供されているのであろう。

    ・上記『ミステリマガジン』を入手して、新訳を確認してみたところ、「TIE」は「二頭が同着」と訳してありました。
    また、吉田訳で不明だった「続けて行わえる2つのレースのあつかい」が、この訳では「統合レース」と明記してあって、明解。
    シュロック・ホームズの迷推理―英米短編ミステリー名人選集〈7〉 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:シュロック・ホームズの迷推理―英米短編ミステリー名人選集〈7〉 (光文社文庫)より
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    No.3:
    (4pt)

    一編、訳が気に入らないものがあるので、この評価ですが、内容は評価5です

    この人の作品が好きで買い増した。面白いです。内容は文句なしの評価・5、ですが、翻訳者が、前に読んだ人と違う作品が入っていました。それの訳が、私には違和感があって…アスコットタイ事件なんですが、お互いに「ホームズ君」「ワトニイ君」と呼び合うんですよね…。もちろん、その人なりの人物感があるのは分かるのですが。。。やはり、私としては ホームズ、ワトニイ、と呼び合って欲しいんですよね〜。深町真理子さんの訳が気に入っているので。ハヤカワから出版された2冊から、漏れていたシュロックホームズが載っているのはうれしい(そちらは深町さんの訳です)んですが、重複した作品が、ほかの人の翻訳で、そちらに違和感を感じてしまったので、評価4にさせて頂きます。あくまで、訳があまり気に入らないからです。
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    No.2:
    (5pt)

    「月下の庭師」――エドガー賞受賞作

    ◆「月下の庭師」
      淋しい郊外に住む夫婦がはげしい口論をし、その夜から妻の姿が消えてしまった。
      それ以後、彼女の姿を見たものは誰もいない。
      そして男は、その日から不審な行動をとり始める。
      木の根に空気を吸わせるためといって、庭の桃の木を掘り起こした後、
      また木を埋め直したり、地下室を掘ったと思ったら、車のトランクに
      なにかを積みこんで遠出したりした。
      そうした男の行動を見ていた隣家の女権拡張論者の未亡人が、警察に
      調査するようにけしかけたため、男の家は何日間も徹底的に捜索される。
      しかし、庭のすみまで掘り返しても、妻の死体はでてこない……。
      ダンセイニ「二壜のソース」を下敷きにした作品。
      「二壜のソース」を既読の読者からすれば、すぐに、あの「真相」を思い
      浮かべると思いますが、それが巧妙なミスディレクションとなっている、
      という趣向。
      本作では、《二度殺された死人》という古典的なトリックを巧みにアレンジした
      狡猾な計画犯罪が行われており、最後には怪奇小説的な戦慄すべき結末に
      着地します。
      
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    No.1:
    (5pt)

    言葉遊びの達人

    シャーロック・ホームズのパロディであるシュロック・ホームズの作品を集めたものです。「迷推理」とタイトルにもあるように、内容はホームズの原典の事件を基盤にしながら、言葉遊びを用いて、事件を奇妙な方向へ持って行き解決(?)していくというもので、日本語の横に書かれている英語の読みをチェックしながら読まないと、余り判りませんが、読みなれてくると、全ての作品になされているジョークの要素と、巧みな言葉遊びの要素がとても気持ちの良い作品です。シャーロック・ホームズファンがこの作品について抱く感情というのは様々ではあると思うのですが、個人的には非常に面白い作品だと思いました。シュロック・ホームズの作品以外に、ロバートが手がけた作品が数編あるので、そちらもとても楽しめます。気軽に読める推理小説、手にとってみてください。
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