懐かしい殺人



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    7.00pt (10max) / 1件

    Amazon平均点

    5.00pt ( 5max) / 3件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)1977年10月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,301回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数1

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    懐かしい殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 42-2)

    1977年10月01日 懐かしい殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 42-2)

    ※あらすじは登録されていません



    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    懐かしい殺人の総合評価:10.00/10点レビュー 3件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.3:
    (5pt)

    好ましからざる人物を排除する絶対確実な方法

    作者は1960年代にシャーロック・ホームズもののパロディ「シュロック・ホームズ」シリーズで有名になり、本名のロバート・L・パイク名義で「ニューヨーク52分署」シリーズを書いているアメリカの作家でした。

    本書は「殺人同盟」三部作の最初の作品、"The Murder League"(1968年)の翻訳です。すでに過去の作家となってしまい生活に困っているロンドンのミステリ作家3人が、殺人を請け負って金を稼ごうと思いつくのが発端です。何とも素っ頓狂な導入ですが、自分たちが小説で試みた殺人の手口を実際に演じてみせるという展開は、「殺しの手口は単純であるべき」という彼らのミステリ作法と結びついていて、十件の殺人が成功するたびに読む方は快感をおぼえる、という仕組みになっているのでした。

    主人公3名、カラザス、ブリッグズ、シンプソンは、この作品でははっきりとしたキャラクターを与えられていないようですが、彼らの交わす会話は真剣になればなるほどユーモラスです。後半は裁判の中での弁護士と証人の対話で進んでいくのですが、そのやりとりの妙もまた、この作品の魅力の一つかも知れません。
    懐かしい殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 42-2)Amazon書評・レビュー:懐かしい殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 42-2)より
    4150722528
    No.2:
    (5pt)

    またもや犯罪の筋書を考えるのは、たいへん楽しいにちがいない

    作者は1960年代にシャーロック・ホームズもののパロディ「シュロック・ホームズ」シリーズで有名になり、本名のロバート・L・パイク名義で「ニューヨーク52分署」シリーズを書いているアメリカの作家でした。

    本書は「殺人同盟」三部作の最初の作品、"The Murder League"(1968年)の翻訳です。すでに過去の作家となってしまい生活に困っているロンドンのミステリ作家3人が、殺人を請け負って金を稼ごうと思いつくのが発端です。何とも素っ頓狂な導入ですが、自分たちが小説で試みた殺人の手口を実際に演じてみせるという展開は、「殺しの手口は単純であるべき」という彼らのミステリ作法と結びついていて、十件の殺人が成功するたびに読む方は快感をおぼえる、という仕組みになっているのでした。

    主人公3名、カラザス、ブリッグズ、シンプソンは、この作品でははっきりとしたキャラクターを与えられていないようですが、彼らの交わす会話は真剣になればなるほどユーモラスです。後半は裁判の中での弁護士と証人の対話で進んでいくのですが、そのやりとりの妙もまた、この作品の魅力の一つかも知れません。
    懐かしい殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 42-2)Amazon書評・レビュー:懐かしい殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 42-2)より
    4150722528
    No.1:
    (5pt)

    われわれの才能に対する需要がきわめて多いにちがいない

    作者は1960年代にシャーロック・ホームズもののパロディ「シュロック・ホームズ」シリーズで有名になり、本名のロバート・L・パイク名義で「ニューヨーク52分署」シリーズを書いているアメリカの作家でした。

    本書は「殺人同盟」三部作の最初の作品、"The Murder League"(1968年)の翻訳です。すでに過去の作家となってしまい生活に困っているロンドンのミステリ作家3人が、殺人を請け負って金を稼ごうと思いつくのが発端です。何とも素っ頓狂な導入ですが、自分たちが小説で試みた殺人の手口を実際に演じてみせるという展開は、「殺しの手口は単純であるべき」という彼らのミステリ作法と結びついていて、十件の殺人が成功するたびに読む方は快感をおぼえる、という仕組みになっているのでした。

    主人公3名、カラザス、ブリッグズ、シンプソンは、この作品でははっきりとしたキャラクターを与えられていないようですが、彼らの交わす会話は真剣になればなるほどユーモラスです。後半は裁判の中での弁護士と証人の対話で進んでいくのですが、そのやりとりの妙もまた、この作品の魅力の一つかも知れません。
    懐かしい殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 42-2)Amazon書評・レビュー:懐かしい殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 42-2)より
    4150722528



    その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク