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法の雨
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法の雨の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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| いろんな書評サイトでけっこうな高評価が目立っていたので読んでみようと手に取った本。 結論。すごくがっかり。 あまりに調子が良すぎる内容と展開に何度も途中で投げ出そうと思いながら、流し読みで最後までたどり着いた感じ。 成年後見人制度や冤罪、そして「法とは何か」というたいそうなお題目がテーマになっているけれど、設定があり得なさ過ぎてちょっとついていけない。 そもそも最初の数ページで、無罪判決を乱発する判事を糾弾する主人公・検事の心の声駄々洩れの文章を読まされるんだけど、 P7 絶対的な証拠を提示しないと、全部、疑わしい、疑わしい、だ。 p9 証拠不十分や証言の些細な不確かを理由に無罪判決が出る。 これのどこが不満なのか、まったくわからない。 証拠不十分でも曖昧さが残る証言でも、それを元に有罪判決なんて出された日には冤罪が生まれまくるだろうが!この検事はそれでもいいと思っているのか? このあたりで私的には拒否反応がびびっと働いた。 続く本章で医大に合格したのに入学金が払えなくて困る学生の話になるのだが、その金額にびっくり。聞いて驚け、500万オーバーだ。 ありえない。いったいどこの医大だよ。 これも実際の200万くらいに設定すると、登場人物たちがなんとか都合をつけて用意できてしまうからという、おそらくその程度の理由で実際にはありえない「500万」という数字をご都合主義で設定しただけとしか思えない。 これに続いて、この学生が500万の入学金を払えない理由が、「成年後見人をつけたため、毎月生活費としての10万しかおろせなくなった」とくる。 いや~、さすがに10万円は極端すぎるでしょ。 一時のドラマによくあった「主人公をよく見せるためにライバルを必要以上に悪くする」のようなあざとさしか感じない筋運び。 そして最後は「実はそうではなくて…」とあれもこれも<どんでん返し>。 あっちにどんでん、こっちどんでん、転がしすぎて肝心の話はそもそもなんだったのかわからなくなる。 入学金の行方が気になりすぎて最後まで読んだが、すべてがすべてこのように予定調和のためのご都合主義、設定が無理やりすぎて開いた口がふさがらなくなってしまった。 この作家さん、こんな作品を書く人だったかなあ。 この人の本、よほどのことがない限り、もう手に取ることはないだろう。 最後うまい具合にハッピーな感じで終わらせてるけど、みんな、大丈夫? 忘れてない? 結局死ぬまで後見人弁護士に高額な報酬を搾取され続け、貯金は年々一気に目減りする事実は何も解決していない。 それに、そもそも違法な振込があったことが理由で入学金500万を引き出せないというのなら、たとえ10万円でもそこから引き下ろしてはダメだろう。 500万はダメで、10万ならいい理由は? あ~、もう疲れるからこの辺で終わりにします。 ただの小言をお読みいただき、ありがとうございました。 | ||||
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