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星の子
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星の子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全147件 61~80 4/8ページ
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「カルト宗教」の是非を問うのではなく、「自分が信じること」「自分が信じる人にどう向き合うか」ということがテーマ。なので、ちひろの両親が盲信している宗教に関しては、驚くほどフラットな描写がされている印象。現実のニュースや新聞で取り上げられたらおそらく「怪しい宗教」の部類に入るであろうものが、主人公のちひろ視点で描かれることで「当たり前の日常」として読めてしまう。とても不思議な感覚でした。だからこそ、両親を信じたい(信じている)ちひろが、自分の信じているものは周りから見ると普通ではないのかもしれないという葛藤が読んでいて辛かったです。 ラストの星空を眺めるシーン。ちひろの今後の幸せを願わずにはいられませんでした。 内容的には星4ですが、会話文が多く、あっさりと読めてしまったので、星3にしておきます。個人的には、もう少し読み応えが欲しかったかな。 | ||||
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小説はもともと苦手なのですが、洗脳やカルトについて知りたくて、いろいろ調べていてたどり着きました。読後の感想は…やっぱり小説は苦手!ちょっと知りたかったこととは違ったようです。楽しめる人もいると思いますが、私にはその能力がないようです。 | ||||
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世間一般のいう幸せと、この本の中では、宗教というフィルターがかかった人の幸せ、人の幸せとは、何なのか考えさせられる本でした。面白かったです。 | ||||
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素晴らしい内容でした。感想タイトルは「むらさきのスカートの女」「こちらあみ子」「あひる」「父と私の桜尾通り商店街」そしてこの「星の子」を読んで湧き出た感想です。天才的な才能は確信しました。はずれな話がひとつもない。紡ぐ会話の流れが感覚的。まるでお話を書く時に著者に何かが憑依してるかのように感じてしまいます。そしてほぼ全ての作品に不穏な空気が漂っていて、登場人物も真っ直ぐな人はいない。はっきり言って不気味。でもなんだか読み終わった時に哀しみと切なさと、不思議な幸福感が降りてくる感覚。なんなんだろこれ?まだ言葉で構築することができないけど、それを探っていく幸せ。稀有な作家さんです。 | ||||
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この両親の行動は、虐待なのか。 強く何かを強制するわけではないが、人からの意見に耳を貸さなくなっている。 批判的な目を向けられていることを知っていて、そしてそれが我が子にも及んでいることを 多分知っているが、やめることはない。子供のためを考えて、愛情を向けるような描写はない。 そんな自分の両親を、成長の中でどう思うようになるのか、がこの小説の楽しい部分ではないかと 思いましたが、あまりそこが強く描かれず、幼い語り口の中で、 その時楽しかったこと、好きなもの、美味しかったことに振り回されているように感じました。 子供の思考は、それぐらいのもので、周囲の人が心配するようなことではないよ、 ということなのかもしれないですが。主人公のあっけらかんとした性格が、同級生の意見からも、やはり一般的な感覚とはちょっと違って、そもそもこの両親に何かを植えつけられているのかもしれないとも、思い、そこに、ゾっとしました。 とても読みやすかったが、展開のヤマは少なかったように感じ、ラストもすごくさらっと終わっていったので、 若干物足りなかったため、星3つ。 | ||||
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とても良かった。親が宗教活動をしている家庭をとてもリアルに描かれている。 少し変だなと自分でもわかってるけど、仲間もいるからそこまで変だと思えない主人公。 丁寧な描写で読みやすく、ラストまで素晴らしかった。 何をもって幸せなのか。心の拠り所を人は必要としていて、たとえ家庭が崩壊してしまっても、生活が苦しくなろうとも、それが心地よいと手放せなくなってしまうんだろう。 信じるものは救われるのか、わたしにはわからない。 | ||||
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芦田愛菜ちゃんが映画に出てるので興味をもち、一気に読んでしまいました。 身近にある出来事で、考えさせられます。 | ||||
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映画で星の子を見て、よかったので小説をみようと思い読みました。割と映画と同じ感じだけどより細かい主人公の心の声などが細かく書いてあって、でも説明しすぎないで会話が沢山あるのもよかった。あんまり小説を読まない私でも読みやすかったです。 | ||||
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三島由紀夫の「美しい星」です。 両作品とも「信じる者は救われる」が主題なのでしょうか。 信じる者の立場からはそれなりに幸せな生活だけど、一歩離れると異常者にしか見られない。社会的に受け入れられていない宗教や学説に普遍的にいえることであり、どう描くかが作者の腕ですが、三島と今村両氏のアプローチはとても似ていると思いました。 「かっぱかと思った」の部分は笑えました。 | ||||
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親の宗教に反発して脱会というものもかなと思ってが本人も集会に行ったり行事に参加したり結構入り込んでいる。もともと主人公の身体を心配して入会し両親は熱心な信者になった。やや批判しながらも共存していく感じで終わっている。叔父さんから高校は自分の家から通うように話もあったが断っている。深くははいりこまないが離れることもない。こんなことも結構多いのだと思う。 | ||||
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まあまあかな | ||||
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すごく惹き込まれて一瞬で読み終えました。面白かったというか、考えさせられる本でした。 先生の立場も分かるし、主人公の気持ちも分かる。難しいですよね。 この小説家の文章は読みやすいので違う小説も読んでみようかなっておもいました。 難しい言葉を使わず皆が読みやすい文章なので入り込みやすいし、且つ内容が惹き込まれるので本当に良い本でした。映画もいつか観てみたいです。 | ||||
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送料かからずに買えたのはうれしい | ||||
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良い話しでした。 | ||||
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映画を観る前に読みました。宗教にどっぷり漬かる両親の気持ちを主人公が理解しようとしている姿が切なくなりました。ラストは肯定も否定もせず。映画も同じ感じで美しいシーンでした。 | ||||
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店頭に無かったため注文しました。映画はまだ観ていません。今村さんの文章はとても簡潔で読みやすいので小中学生でもすぐに読み終われると思います。ラストの終わり方は色々と考えさせる終わり方で、賛否両論あるのかなと思いました。 | ||||
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最後の対談でラストシーンについて書かれていますが…読者に想像させるラストは数多いとはいえ、これはちょっと消化不良な感じでモヤモヤします。 実際、ありそうな話で、親子関係や人の価値観について考えてしまうような作品でした。 | ||||
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芦田愛菜ファンではないので、映画までは見たくない、けれど内容がきになり購入。 小説で十分かな、という内容。 宗教が絡んでいるので、苦手な方は苦手かもしれません。 | ||||
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宗教にはまった家族の日々が子どもの目を通して描かれています。いびつでありながらも壊れることのない時間は、これでいいのだろうかともどかしさを感じさせると同時に、これもひとつの形なのだろうと思わせるものでした。登場する人物のもつそれぞれのゆがみやいびつさは宗教に依拠したものでもないか故に、余計にもどかしく、また、小説を魅力的に引き立てるものでした。 | ||||
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親があやしい宗教にのめり込まれ、そんな親元で暮らす娘のちひろ。 宗教に関わっていることにより学校の友人や先生、親戚、家族の人間関係が歪む。 親戚の方はちひろや親に救いの手を差し伸べるが、思うようにいかず。 ちひろにとっては親の行動や集会所に行くことは見慣れた光景で普通のことだった。 非常にシビアなお話だったなと思う。 親が宗教にハマり、そんな環境で過ごす子供側の心情がよく描かれており、切なく複雑な想いになった。特に最後の場面はどのように読むのがいいのか。色々と考えてしまう。 | ||||
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